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クラウドクレジットがホラクラシーを採用しなかった理由

若干煽り気味のタイトルにしましたが、クラウドクレジットでは、エンジニア・チームや運用部といった「チーム内ではホラクラシー(平たく言うとフルフラットな組織)でいけないかな?」と感じた部署には、私からホラクラシーにチャレンジしてほしい旨を明確に伝えています。

しかしクラウドクレジット全体としてみると、部長、役員といった役割をもつメンバーが大勢います。


クラウドクレジットが部長をおきはじめた時

クラウドクレジットは、2015年に入ったころから事業がかたちになってきてWantedlyさんの月額料金をお支払いできる程度には資金的な余裕がある状態になり、Wantedlyでの採用を中心にメンバー数も10人を超えて継続的に人数が増えるようになったのですが、ちょうどその頃に先輩起業家の方から「せっかく今、今後の組織のベースをつくるステージにいるんだから、フルフラットでホラクラシーを試してみたら?」というアドバイスを頂きました。

それもいいな、と思ったのですが、20人弱のメンバー数でも、この頃から、やはりチームをけん引するリーダーがいるチームとそうでないチームで明確にアプトプットに差がでていることがみえてきます。

そのため、クラウドクレジットではチーム(部署)ごとにリーダーとして部長をおくことにしました。

クラウドクレジットでは6つのバリューに加えてDos&Don’tsも制定しているのですが、上記の経緯から部長のDos&Don’tsの1つ目に「チームを牽引していくこと」がはいっています。


クラウドクレジットの部長の2つ目のDos&Don’tsは「ディフェンス力」

クラウドクレジットのDos&Don’tsの2つ目は、「ディフェンス力」です。

ベンチャーをやっている方であればほぼ全員が分かる通り、チームにというのはイケイケモードで攻めていけ!というときだけではありません。

原因は会社の売上がなかなか伸びていない、業務プロセスが理想的なものでなく必死に直さないこのままではまずい、チームのメンバー内で不和が起きてしまった。。など、我慢のしどきというのがチームにはつきものです。

このときに、チームのみんなに「こういうことをやっていくことによってこの状況を変えよう!」と実現性のある方向性を示したり、耐える時間帯の中でどんよりしてしまったチームにちょっとした仕掛けを作ってたちまち雰囲気を明るくしてしまったり、耐えられなくなってしまったメンバーがでても膝を突き合わせて腹を割って解決方法を一生懸命一緒に考えたりできるリーダーというのが、クラウドクレジットでは難局を迎えるたびに自然発生的にでてきました。

こういうリーダーが1人でも会社にいると、他のリーダーもたちどころに真似をはじめて、厳しい状況でもみんなをリードして乗り越えていく部長がクラウドクレジットには有り難いことに次々にでてきてくれたので、もうこれは部長全員にやってもらおうということで、それをそのままDos&Don’tsにいれました。

クラウドクレジットの部長にはあと3つのDos&Don'tsがあるのですが、そちらはまた別のブログでご紹介をします!

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