エンジニアの方に読んでほしい「クラッソーネの働く環境」
CEOの川口です。 最近、エンジニアの方と面接をしていると「開発体制が意外としっかりしているんですね!」というコメントをいただくことがあります(1人や2人ではなく、結構な高確率)。最初は「しっかりしているんだ」と素直に喜んでいましたが、途中から「余程しっかりしていないように見えているのでは・・・?」という疑問に変わりました。 現状の サービスサイト ...
http://www.crassone.co.jp/blog/10286/
皆さん、こんにちは!クラッソーネ人事の宮田です。
突然ですが、ちょっと前までの私の悩みを聞いてください。それは、ミッションの1つに、これまで経験のない「エンジニア採用」があることでした。私の経歴は、人材系企業2.5年→企業人事12年で完全に人事畑なので(年齢がバレる!笑)採用については若干知見がありますが、プログラミングについては"プの字"も知りませんでした。Rubyって何?宝石のルビー?というレベルです(間違いではなかったけど…)
そんな私がぶつかった一番の壁は、(RubyとRailsの違いもわからなかったほどの知識の無さもありますが、それはどうにか勉強するとして…)社内にまだ1人もエンジニアがおらず、また友人にもエンジニアがいないこともあり、あまりにエンジニアについて無知で想像もつかないということでした。そして、なんとなく「私とは違う人種」と勝手に敷居の高いイメージを持っていました。ともあれ、採用を成功させるためには、エンジニアが日々どのような仕事をしていて、どんなところにやりがいを感じ、働くうえでどのようなニーズがあるのかを知る必要があると思いました。
代表の川口は、最近は社長業よりも、プロダクト開発リーダーとして、委託先のエンジニアの方やサービスサイドとコミュニケーションを取りながらサービス開発をリードしたり、プログラミングの勉強をしたりしている時間の方が長いのではないかと思うほど、プロダクト開発に情熱を燃やしています。そんな川口から間接的に情報を得たり、自分でもネット等で調べたりしていましたが、言葉で見聞きしても、肌感覚が大事な私にとっては「分かったような分からないような」という感じでした。
そんな時、川口から提案がありました。アルバイトの小松さん(大学生でRubyエンジニア、クラッソーネでアルバイトとして開発をサポートしてくれている)がスタッフ&デザイナーを担当した、Rails Girls Tokyo 12thというイベントにスポンサーとして協賛してみたらどうか、という提案でした。ホームページを見てみると、「プログラミング初心者向けのRailsイベント」しかも「女性向け」と書いてあるではありませんか!!そして、サイトのデザインが女性向けなのでとても可愛い(好み)!!これは、むしろ私が参加者として参加したい!と思いました。ということで、会社として協賛させていただいただけでなく、私が「ガールズ」(Rails Girlsでは参加者を"ガールズ"といいます)として参加させていただきました!
プログラミング未経験者や初学者の女性を対象にした、気軽にRuby on Railsで開発体験ができるワークショップです。多くの女性達がプログラミングに親しみ、自分がつくったものを動かす楽しみを味わえるようにすることが目的で、日本全国だけでなく世界各国で行われているそうです!Rails Girls Tokyo 12thは、東京開催の12回目で、8月2日(金)・3(土)に行われました。
なんといっても凄いのは、無料イベントなのに、Railsエンジニア経験が豊富な豪華コーチ陣が、手厚くサポートしてくれることです!!(凄い方々だと分かったのはイベント中盤以降でしたが…あまりにも気さくな皆さんだったので…)
まず1日目の夜に、RubyやRailsをはじめ、コードを編集するためのAtom エディタなど、必要なソフトをインストールをします。私は1日目に参加できなかったので、事前にインストールガイドを見ながらインストールしました。初めて、Windowsのコマンドプロンプト(黒い画面)をたたきました(笑)どうしても最後の最後でエラー画面が出てしまい、お手上げ状態でしたが、2日目の朝にコーチに手取り足取り手伝っていただき、なんとかインストール完了しました!
▲会場はプログラミングを学びたいガールズたち&応援したいコーチたちで超満員でした!(スライドにはイベントのスポンサー企業が並んでいます。クラッソーネもひっそりありますので見つけてください)
そして2日目はいよいよプログラミング体験です!Rails Girls Guidesに従って、アイデアと写真(画像)をアップロードできるアプリをつくりました。コーチにフォローいただきながら、ガールズがそれぞれ自分のPCで作業を進めていきました。具体的には、まずscaffoldという機能を使いましたが、なんとアプリの雛形を一気につくってくれるという、魔法のような言葉でした。そして、HTMLでデザインを整え、写真アップロード機能を追加し…あっという間に完成!そして、Herokuというクラウドサービス(PaaS:Platform as a Serviceというサービスの1つ)を利用して、各自で作ったWebアプリを公開し、お互いのアプリにアイデア&写真をアップし合うという体験もしました。半日であっという間に出来てしまいました。コーチに手取り足取りサポートいただいたのに「私にもすぐできちゃうんじゃない?」と勘違いしそうになりました(笑)
エディタソフトでコードを編集しながら、「ここのコードを編集すると、この機能を修正できるんだ!」とか、「フロントエンドとサーバーサイドはこういう役割分担なんだ!」とか、Herokuを利用しながら「自分のPC内で作って動かしていたアプリが世の中に公開される瞬間ってこういう感じなんだ!」とか、リアルな体験を通じて、これまで知識としてだけ知っていたことが、(一部だけではありますが)立体感と温度感を帯びて自分事になった感じがしました。
▲チーム全員がアプリ完成して(「デプロイ完了」と言うんですね)記念撮影!!
ちなみに私のチームは「とうきび」(とうもろこしのことを、スタッフの方の出身地である北海道では"とうきび"と呼ぶそう)という名前でした。他にも「わたあめ」「りんごあめ」といった屋台っぽい可愛いチーム名ばかりでした♡
お昼の時間に、各スポンサーのLTがありました。Ruby、Railsでサービス開発をしている他企業のお話が聞きたのも、とても勉強になりました。「Rubyでこんなサービスが作れるんだ!(いろいろな分野のプラットフォームがあるなぁ…)」「こういう環境だとエンジニアが働きやすいんだ!(生産性を上げる環境、チーム力、育成の手厚さが重要なんだなぁ…)」「技術広報ってこういうふうにやるんだ!(1つの広報のカテゴリーとして独立させて考えていく必要があるなぁ…)」という学びがありました。クラッソーネにはまだ社内にエンジニアがいませんが、未来のエンジニアの皆さんと一緒に、いいサービス開発ができる環境をつくり、クラッソーネとして技術的な発信や、エンジニアコミュニティへの貢献をしていきたいと夢を描きました。
エンジニアの皆さんには常識かもしれませんが、コーチに「エンジニアが働く環境として、用意しておくもの」を質問したところ、「アーロンチェア」と「27インチ以上で4Kのモニター」だと教えていただきました(もちろん個人の好みや価値観もあると思いますが!)。1日中ものすごい集中力でPCと向き合う仕事であるだけに、腰や目への負担の少なさは生産性に直結するとのこと。椅子に関しては、普通の椅子で仕事をしていたエンジニアがヘルニアになった例もあるそうです。エンジニアにとって、椅子がこんなに重要だとは!(椅子が大事だと採用エージェントに聞いてはいましたが…。)半日プログラミングを体験しただけで、夕方に身体も目もドッと疲れたので(初めてで緊張したのもありますが)環境の大切は痛感しました。
▲スポンサーの1社として、クラッソーネ代表の川口もLTさせていただきました!まずは知っていただくことが目標!(もちろん会場の誰も、クラッソーネのことはご存知なかったです…涙)
アフターパーティー(懇親会)でのコーチのLTも学びが多かったです。何よりも印象的にだったのは、コーチ陣の皆さんが、Ruby・Railsを愛していてプログラミングをとても楽しんでいるということでした。純粋に「楽しい」という気持ちは、創造への一番のエネルギーになると思います。人事として様々な職種の方とお会いしてきましたが、ここまで純粋に「楽しい」というエネルギーを感じることは貴重な体験でした(東京ディズニーリゾート(R)の人事をしていた時の、キャストの「パークが大好き、仕事が楽しい」というエネルギーと近いものがあるかも)。Ruby・Railsを好きな気持ちや、言語の進化やコミュニティに貢献したいというエンジニアの皆さんの想いと行動力が、Rails Girlsをはじめとしたコミュニティを盛り上げ、新たに学ぶ人を増やすとともに、技術や開発されるサービスの進化に繋がっているのだと腹落ちしました。
とにかく「百聞は一見に如かず」。これに尽きると思いました。エンジニアのことが分からなくて悩んでいましたが、1日でグッと身近なものになりました。やはり生のエンジニアの皆さんと会話させていただき、自分自身でもプログラミングに触れてみたことは、本やネットの情報の100倍くらいのインパクトがありました。もし私と同じように、エンジニア未経験でエンジニア採用をするミッションにアサインされた方がいたら、実際にエンジニアの方が集まるイベントに参加してみたり、プログラミングを体験してみることは、想像以上の収穫があると思います。
エンジニアの皆さんに勝手な敷居の高さを感じていた私でしたが、やさしくあたたかいコーチの皆さんやホスピタリティ溢れるイベントスタッフのおもてなしに触れ、イメージが180度変わりました。身近になっただけでなく、すっかりRails Girlsのファンになりました!私も、これからも、エンジニアイベントに参加したり、エンジニアの方と直接お会いする機会をつくったりと、生の情報を得る機会を作っていきたいと思います。
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