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ギリシャ人エンジニアがスタートアップベンチャーからDAAEへ来た理由とは

SHIFT DAAE(読み方:ダーエ)人事グループの早川です。

みなさま前回はDAAEという組織について紹介させていただきました。今回は立ち上げ当初からDAAEチームに在籍しているフルスタックエンジニアにインタビューをしてみました。彼はもともとスタートアップベンチャーに在籍し、経営陣と近い距離でコミュニケーションをとりながら文字通りフルスタックに自社サービスをつくり上げていました。ある意味モノづくりの醍醐味を味わっていた彼がなぜDAAEチームに転職したのか深堀りしていきたいと思います!

〇プロジェクトを俯瞰的に見ながら、最速で実装できるエンジニア

Q:いまはどんな仕事をしていますか。

ECサイトを運営するサービスの企画開発を行っています。いまの案件では主にReactを用いたフロントエンドの開発が中心ですが、サービス企画の段階から要件定義をしていて、当社グループ企業のデザイナーと打ち合わせをしながら計画を立てています。エンジニアの目線を入れながらフロント領域のチームリードを牽引していくのがミッションです。

Q:日本語が上手ですよね。日本は長いんですか。

いや、そんなに長くないですよ。3年くらいです。私はギリシャ出身で、大学を卒業後1社目は現地で就職をし、エンジニアとして働いていました。大学時代からギリシャ以外で生活してみたいと思っていたので海外で仕事を探していて、スタートアップフェーズのよい会社を探していたところ日本に行きついて、日本語は就職が決まってから勉強しました。

ちなみに言語を学ぶモチベーションは歴史です。直近ではロシアや中国に興味をもっていて、いまは中国語を勉強中です。

Q:前職では何をしていたのですか。

教育系の自社サービスをつくっている会社で、リードエンジニア&スクラムマスターをしていました。経営陣と話しながらサービスを設計し、アジャイルに実装していました。もともとRuby、JavaScriptが得意で、前職でもRubyで開発をしていたんです。会社自体はまさにスタートアップというフェーズだったので、職種の概念はなく、みんなでいろんなことをしていましたね。僕自身、デザインに対してアイデア出しをしたり、チームメンバーの採用面接をやったり、いろいろな経験を積むことができました。当時、技術的に最先端かといわれるとそうではありませんでしたが、とにかく職場がアットホームでいい人間関係を構築ができていたと思います。

〇事業会社で開発をすることは必ずしも理想ではない

Q:いま話していてもすごく充実した職場だと思うのですが、なぜ転職を考えたんですか。

理由は大きく2つです。

1つはキャリア構築です。自社サービスをつくるのは面白いのですが、基本的には同じサービスをつくりつづけるので技術に幅が出なくなってきます。ふと考えたときに同じことを繰り返している感覚に陥ったのがきっかけですね。

もう1つは開発を取り巻く環境です。前職ではスタートアップであるがゆえに、収益を上げるための機能拡張やリリース頻度が重要になっていました。そこから得るものも大きいのですが、例えば新しい技術を取り入れたUI/UXの向上やコードメンテなど、エンジニアとして気になる部分になかなか着手できないという側面もありました。

Q:多くのエンジニアにとって「自社サービス」をつくるのはある意味ゴールに近いと思っていたのですが、みんな同じというわけではないんですね。

個人の好みの問題もあると思います。

「自社サービス」をつくること自体は、自社でサービスをつくっている会社でないと経験できないことだと思います。僕の場合はエンジニアとしての幅を出したいという思いが強く、前述のスタートアップの環境ではかなりやり切った感もありました。また、自社サービスを運営していても社内的な納期や、収益を上げるためにやらなくてはならないことは当然存在するわけです。であれば、あえて「自社サービス」にこだわりをもたなくてもいいかなと思っていました。

Q:なるほど!そんななか、どうやってDAAEに行きついたんですか。

転職を急いでいたわけではないので、広いキーワードで企業を探していました。

僕の場合は、グローバルとか、フルスタックという単語をベースに興味のある技術を掛け合わせて探していて、テレビCMでおなじみの世界的な求人媒体でこの会社とDAAEに出会いました。最初はQAの会社だと思っていたんですが、カジュアル面談を組んでもらって、事業ビジョンや仕事の仕方を聞いたら魅力的だったので応募したんです。最終的に事業責任者のビジョンに共感して一緒に働きたいと思いました。

Q:具体的にはどんなところに魅力を感じたんですか。

モノをつくるのではなくコトをつくるというか、実際にプロダクトやサービスをつくるのではなく、つくったものが社会にどんな影響を与えるのか。それを考えるフェーズに関わる楽しさに魅力を感じました。

〇スキルを高めながら市場介在価値が高い仕事ができていると思う

Q:実際に働いてみてDAAEでいいなと思っていることは何ですか。

これはいろいろあるのですが、一番は開発自体が楽しいということです。

いまの案件は大規模なシステムでユーザーの利用数も多いので、UI/UXの判断でサービス全体に大きな影響を与えます。実際にユーザーにどういう価値を届けたいか、裁量をもって活動できているので開発の醍醐味を味わえていると思います。小規模なサービスだとリリース速度を優先してそのあたりのことをCS部門に任せたりするのでユーザーとの距離が空いてしまったりもしますよね。

また、チームのトップが開発に理解があるので、抱えている悩みを相談できるというのもよい環境です。一般的にはコミュニケーションがとれなくてプロジェクトがうまくいかないのですが、DAAEチームに関してはスピーディに意思決定をしてもらえるのでよい意味で気楽に動くことができます。

Q:楽しいと思える開発環境はなぜ実現できているのでしょうか。

案件に関しては、SHIFTの安定した経営基盤をベースに、大企業の次世代サービスの企画フェーズから参画させてもらっているからだと思います。ユーザー数も多く市場介在価値が高い案件が多いですね。そういう環境で自分の使いたい技術や直近のトレンドを組み込んだりして、つくりたいサービス設計ができるというのはスタートアップではなかなか味わえない経験ですね。クライアントワークなので規模や案件の種類など多種多様なシステムに触れられるというのも魅力の一つです。

Q:エンジニアとしてどんなキャリアを築きたいですか。また、それに向けては有意義な経験を積めていますか。

自分の手で価値のあるものをつくって、それを必要とする人たちに届けたいと思っています。そのためには技術力だけでなく、ユーザーにとって使い勝手のよいサービス設計を考える能力も必要になります。自己学習ではユーザー数を獲得することはできませんから、案件内で多くのユーザーが利用するサービスに直接触れられるDAAEチームという職場は非常に魅力的です。

〇自分がつくったサービスで世の中を変えたい人、ぜひ入社してください!

Q:いろいろありがとうございました!最後に「DAAEチームに入るべき人」に向けたメッセージを一言お願いします!

大手企業の安定した基盤を得られながら、スタートアップ的な急成長とワクワクを味わえる職場だと思います。また、それぞれに得意領域をもつスキルフルなメンバーもいますから、彼らの知識を借りながら課題を解決することもできます。自分のつくったサービスがお客様のビジネスやユーザーの生活をよい方向に変化させていくのが好きな方はぜひ一緒に働きましょう!

当社はクライアントワークの会社で自社サービスをつくっているわけではありません。

ただ、それでも自社サービスをつくっている企業と同じように、ユーザーに価値を届けることもできますし、場合によってはより幅広い知識や経験をもって世の中にインパクトを与えることができると思っています。

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