こんにちは。クロスマート広報担当です。
仕事のできる社会人は、常に学び続け成長を目指しています。そんな彼らが実際に読んで影響を受けた本には、成功のヒントや新しい視点がたくさん詰まっています。
今回は、クロスマートの中でも読書家の3人から、選りすぐりの本15選をご紹介します。
これらの本は、ビジネススキルの向上や自己啓発、リーダーシップの強化など、さまざまな面であなたの仕事にプラスになること間違いなし。
ぜひ、新しいお気に入りの一冊を見つけてみてください!
インサイドセールスマネージャー 西田さんおすすめの本5選
1.GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代
〜社会人の基礎教養が身に付く〜
おすすめしたい人:全ビジネスパーソン
おすすめポイント:他者に貢献できることを見つけ行動することが、組織で生きるうえで大事である。
西田さんおすすめコメント
「組織で生きるうえでの利他性の重要さを学んだ本です。
世の中にはギバー・テイカー・その中立のマッチャーという3種類の人間がいて、 成功するギバーは、「自己犠牲」ではなく、「他者志向性」をもっています。たとえばチームで仕事をするときに、自分の取り分を心配するのではなく、みんなの幸せのために高い成果を出すということを目的に設定します。中長期的に見るとギバーは信頼を獲得し、人脈を広げ、成功を収めやすいとされるそうです。
社内での新卒研修の講師を依頼されたときも、真っ先に思い浮かんだ書籍でした。」
2.人生で起こること すべて良きこと
〜初心を思い出させてくれる本〜
おすすめしたい人:仕事が辛い、成長したいけどうまくいかないと感じている人。初めてマネジメントに挑戦する人。
おすすめポイント:苦労や困難、失敗といった逆境に直面したとき、その捉え方を変えることで前に進むための技法について書かれている。
西田さんおすすめコメント
「人生の困難に対してどのように前向きに捉え、成長の機会として活用するかについて、心のあり方やその技法が紹介されています。新卒時代の師匠におすすめされて読んだ本です。
読む時の心情や場面にあわせて刺さるフレーズが変わりますが、”成功は約束されてないが、成長は約束されている”という言葉が特に印象的でした。日々の仕事において、大変な場面でも勇気がもらえたり、初心に立ち戻ることができます。」
3.なぜ人と組織は変われないのか
〜自己変革のヒント〜
おすすめしたい人:メンバーの成長を支援する人
おすすめポイント:自分が変わりたいのであれば、そのヒントがある本。
西田さんおすすめコメント
「人は変わりたいけど変われないのは様々な理由があって、それをこの本の中では免疫反応と解説しています。それを解き明かす免疫マップというものがあり、その心情構造や感情構造をわかりやすく説明してくれている本。
過去の自分も、人前で失敗したくないということが努力にブレーキをかけていたことがありました。 100%力を出して指摘されるのが嫌で、80%の力しか出さず、残りの20%を指摘してもらって、まだ自分に人が期待してくれてると確かめるというような甘えた考えを客観的に理解するきっかけをくれた本です。」
4.一瞬の風になれ (小説)
〜西田の青春〜
おすすめしたい人:チーム運営・マネジメントに携わる人
おすすめポイント:日頃ビジネス書ばかり読むので、たまには息抜きとしての小説。登場人物たちの心理描写や能力設定なども細かく、満足度の高い小説です。
西田さんおすすめコメント
「陸上競技の4×100mリレーを題材にした小説。自分自身、中高と陸上競技に明け暮れていたので、当時何度も読み直しました。陸上競技ながら、自分自身と向き合ったり、仲間との絆が描かれており、チーム運営で行き詰まったときなど思い出すシーンがあります。
毎日コツコツと積み重ねていくことの大事さを教えてくれたキャプテン守屋さんの姿に、背筋を正されます。(「第二部 ヨウイ」より)」
5.アオアシ(漫画)
〜マネージャーの必読書〜
おすすめしたい人:マネジメントに携わる人
おすすめポイント:漫画なので読みやすいのでおすすめです。マネジメントに対しての示唆もあり、マネジメントに関心のある方は必読。
西田さんおすすめコメント
「サッカーのユースチームを舞台にした漫画で、言語化や説明が秀逸。個人的には特に11巻、16巻がおすすめです。コーチがハーフタイムに選手に声かけをする場面の、声のかけ方・かけるメンバーの選び方や、主力選手が欠場する中でのチームの勝たせ方という場面が、マネジメントにおいて非常に示唆に富んでいると感じます。
メンバーと対峙することが多い時期などは、全巻読み返しました。クロスマート社員でもファンが多い漫画です!」
関西フィールドセールス 木村さんおすすめの本5選
1.「価値」こそがすべて
〜価値とは何か。価値をどう創るか?〜
おすすめしたい人:誰かに何かを提案する人
ポイント:価値の本質がわかると営業がもっと楽しくなる。
木村さんおすすめコメント
「あらゆる物事に対して価値こそがすべてと伝えている本。価値の本質を理解し、ビジネス戦略や個人の成長戦略を提案しています。
営業が顧客に商材を売る時や、競合差別化を図る上で新しいプロダクトを考える時、会社経営においても役立ちます。世界的な企業を事例として取り上げ、具体的な知見や実践的なアプローチが記載されています。読者が価値を最大化するためのヒントが得られると思います。」
2.ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式
〜正解を出す力にもはや価値はない〜
おすすめしたい人:今後の人生を、物心ともに豊かに生きていきたい人
ポイント:筆者がひとつずつエビデンスを乗せながら説明している。 経済学者や哲学者の言葉とともに紹介されていて自分の教養レベルが上がる。
木村さんおすすめコメント
「日々変化する現代社会で成功するために必要な思考と行動のスタイルを、ニュータイプとオールドタイプで対比し、24の具体的な提案としてまとめています。
まだアナログが多く残る卸売業者さんへ、新しいアプローチや視点を取り入れる助けになることがあり、顧客理解につながります。」
3.マッピング思考
〜 全体を描くスキルが身に付く〜
おすすめしたい人:頑張っているのになんとなくうまくいってない人。自分を俯瞰して見る必要がある人。
ポイント:誤った道に突き進まない。それに気づく思考法を知ることができる。
木村さんおすすめコメント
「マッピング思考は、自分自身を俯瞰してみるメタ認知を知る本。思考を整理し、問題解決やアイデア創出を効率的に行うための思考法を紹介しています。
人はバイアスに従って行動する生き物という前提で、自分自身もクロスマートの事業を進めていく上で、突き進みすぎず俯瞰してみるよう気をつけています。」
4.Q思考
〜 クリティカルシンキングに触れてみる 〜
おすすめしたい人:考えが浅いと言われたことがある人。顧客へのヒアリングが苦手で、そもそも相手に対してなかなか問いが浮かばない人。
ポイント:あらゆる物事に疑問を持つことの重要性を教えてくれる
木村さんおすすめコメント
「Q思考=クエスチョン。従来の常識や枠組みにとらわれず、柔軟で創造的な解決策を見つけるための思考法です。
物事に対して問いを立てることにより本質に気づくことができます。この本には具体的な手法やツールも紹介されており、実践的な活用法を学ぶことができますね。
実際の営業現場でもお客様へのヒアリングの際に役立っており、お客様が話したことに対し疑問を持つことにより、深掘りをしています。
5.ロジカル・シンキング
〜 why so / so what を身につけよう 〜
おすすめしたい人:伝え方に苦戦している人。物事を伝えるときに「どういうこと?」と言われたことがある人。
ポイント:論理的思考法が身に付く。
木村さんおすすめコメント
「物事を整理する、理解する、相手にわかりやすく伝える、そういった論理的な思考を身につけるための手法やプロセスを説明していて、ビジネスパーソンなら知る人ぞ知る名著。
商談時にプロダクトを説明するときも、問題の本質を理解して『つまりどうなるの?』という部分を、因果関係を明確にし結論を導き出すための論理的な伝え方が身に付きました。」
プロダクトマネージャー 町田さんおすすめの本5選
1.問いのデザイン
〜 問いが変われば世界が変わる〜
おすすめしたい人:社会人経験が浅い人
ポイント:良い問いの形がまとめられている。
町田さんおすすめコメント
「なかなか体系的にまとまっていることが少ない「問い」に特化して書かれた一冊。問題が解決できずに行き詰まっているとき、新しい見方や答えを見つける方法を教えてくれる本です。この本では、本当に取り組むべき問題を見つける「課題のデザイン」と、話し合って答えを導き出す「プロセスのデザイン」という2つの段階を丁寧に説明しています。それらの整理に沿って、良い質問の7つのポイントを紹介しながら、組織や個人の固定観念を乗り越え、効果的な対話や質問の仕方を学ぶことができます。
また最近話題の生成AIを使う際にも、質問の仕方は重要になってくるので、そういう意味では、日常生活や仕事で直面する問題に対して、新しいアプローチで取り組めるヒントが得られると思います。」
2.ファストアンドスロー
〜 0.1秒の閃きと10分の熟考、その使い分けを極めろ〜
おすすめしたい人:意思決定をすることが多い人
ポイント:意思決定のクオリティをあげられる。
町田さんおすすめコメント
「行動経済学の名著。人間の思考を『システム1(直感的思考)』と『システム2(論理的思考)』の2つに分類し、意思決定のメカニズムを解説している。日常生活の多くの判断がシステム1に依存しており、それゆえ様々な認知バイアスや判断ミスが生じることを指摘するとともに、どうすれば人間の思考の特性や限界を理解し、より良い意思決定を行えるのかのヒントが書かれています。
私たちが陥りがちな様々なバイアスの説明が多数紹介されているので、まずは自分のバイアスをしてみるだけでも楽しめます。笑」
3.解像度を上げる――曖昧な思考を明晰にする「深さ・広さ・構造・時間」の4視点と行動法
〜 徹底した細部への理解度の高さこそ、革新の源泉〜
おすすめしたい人:課題に対して、より効果的な解決策を考えたい人
ポイント: 解像度を上げるとは?に対して理解度が上がる。
町田さんおすすめコメント
「皆さん、仕事や日常生活で「なんとなくモヤモヤする」「うまく説明できない」という経験はありませんか?そんな曖昧な思考を明晰にする方法を紹介した本です。本書では、思考の解像度を上げるための4つの視点「深さ・広さ・構造・時間」と、それを実践するための具体的な行動法が紹介されています。例えば、「声に出して喋ってみたときに、言い淀んだ所があれば、そこが解像度が高くない部分」といった具体的なテクニックも含まれています。
特に魅力的なのは、単なる理論の解説にとどまらず、実際に行動に移せる具体的なHOWが豊富に盛り込まれている点です。もやもやした思考をクリアにしたい、より効果的な問題解決力を身につけたいという方に、ぜひおすすめの一冊です。読み進めるうちに、あなたの思考の「解像度」がどんどん上がっていくのを実感できるはずです。」
4.戦略を、実行できる組織、実行できない組織
〜 「言うは易く行うは難し」を克服する一冊 〜
おすすめしたい人:日頃の業務に追われて、仕事はしているけど変化したいと思っている人
ポイント:本当に重要な目標に集中し、成果を上げるための実践的な方法論が書かれている。
町田さんおすすめコメント
「「戦略を立てるのは得意なのに、実行となるとうまくいかない…」そんな悩みを一度でも感じたことがある人にはぜひ読んで欲しい一冊。実行できるようなるためのコツが様々な視点で書かれていますが、その中でも戦略実行を邪魔する「日常業務の嵐」を乗り越え方は全ての社会人にとって参考になる内容かと思います。チームを率いるリーダーやマネージャーはもちろん、目標達成に悩むすべての人におすすめです。」
5.風が強く吹いている
〜 チームワークと多様性の重要性を学ぶなら、この一冊 〜
おすすめしたい人:1人でなんでもできるぜ!って思っている人。みんなで働く意味ってあるの?と感じている人。
ポイント:一緒に働く仲間のありがたさや心強さを再確認できる。
町田さんおすすめコメント
「 無名大学の寮に住む10人の学生たちが、1年という短期間で箱根駅伝出場を目指す話を描いた小説。メンバーの多くは陸上競技の未経験者で、運動が苦手な学生も含まれている。天才ランナーの蔵原走を中心に、個性豊かなメンバーたちが成長していきます。チームで戦うことの素晴らしさ・仕事での困難を乗り越える勇気・リーダーシップ・個性を活かすヒントなどの学びが得られる一冊です。」
最後までお読みいただきありがとうございました。
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