銀行振込指定の請求書をお手持ちのカードで支払い可能に。中小飲食店の支払いの手間を削減し、資金繰りをサポート
食品流通のDXを推進するクロスマート株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:寺田佳史、以下「当社」)は、株式会社クレディセゾン(本社:東京都豊島区、代表取締役(兼)社長執行役員COO:水野克己)と株式会社UPSIDER(本社:東京都港区、代表取締役:宮城徹・水野智規、以下:UPSIDER)が共同で運営する決済サービス「支払い.com」と提携し、Visa推奨の新たな法人決済スキーム「BPSP(Business Payment Solution Provider)」に基づく中小飲食店向け決済サービス「クロスオーダーカード払い supported by 支払い.com」を2024年1月9日より提供開始しました。
これにより、卸売業者の指定する支払い方法に関わらず中小飲食店はお手持ちのクレジットカードで支払いを行うことが可能になり、飲食店の経理業務の効率化や資金繰りの改善を実現します。
◆ 背景
卸売業者と飲食店の決済方法は、銀行振込が主流です。アメリカン・エキスプレス・インターナショナル社がおこなった食品飲料卸・飲食サービス業における企業間決済調査(※1)によると、取引先への支払い/請求に利用している決済方法は、いずれも銀行振込が7割以上(支払い:85.8%、請求:77.3%)となっています。
一方で、クレジットカードの利用意向は61%と半数を上回っており、これは飲食店の経理業務の煩雑化が影響していると考えられます。飲食店は通常、平均して10社の卸売業者と取引しており、月末には多くの請求書が一斉に届くため、それぞれの支払い処理が必要とされています。支払い期日を守らないと、卸売業者との信頼関係が損なわれ、今後の取引に悪影響を与える可能性があります。
このような背景を受け、全国で6万店舗以上の飲食店様が利用する経営DXプラットフォーム「クロスオーダー」を運営する当社と、約40年にわたるカードビジネスのノウハウを持ち、約3,600万人(連結)の顧客基盤があるクレディセゾン、財務課題を解決する法人カードを提供するUPSIDERが連携し、中小飲食店の支払いの手間削減や資金繰りをサポートする「クロスオーダーカード払い supported by 支払い.com」を提供開始しました。
アメリカン・エキスプレス「企業間決済白書 2022(https://www.americanexpress.com/content/dam/amex/jp/merchant/pdfs/FinalB2BWhite-Paper_2022.pdf)」p.6
◆「クロスオーダーカード払い supported by 支払い.com」について
「クロスオーダーカード払い supported by 支払い.com」は、BtoB取引で発行された銀行振込払いが必要な請求書を、お手持ちのクレジットカードで支払うことができるサービスです。卸売業者側の対応可否に関わらず、飲食店側はクレジットカード決済をすることが可能となり、実質的な支払い日をカードの引き落とし日まで先延ばしすることができます。また、仕入れ先が多くて振り込みにかかる業務が煩雑になりがちであった経理業務についても、1社あたり最短60秒で決済手続きができるため、大幅な手間削減に繋げることが可能です。
◆ お申込先
「クロスオーダーカード払い supported by 支払い.com」にご興味のある方は、お気軽に下記担当者までお問い合わせください。
担当者:クロスマート株式会社 森(モリ)
電話番号:03-4500-8221
メールアドレス:info@xmart.co.jp
問い合わせ窓口:https://xmart.co.jp/#contact
◆ クロスオーダーとは
クロスオーダーは、飲食店様と卸売業者様をつなぐプラットフォームです。FAXや電話が主流だった受発注業務をスマートフォン上のLINEに切り替え業務効率化を推進する「クロスオーダー受発注」、LINEを活用したオンライン販促機能「クロスオーダー販促」、電帳法に対応した請求書DX機能「クロスオーダー請求書」など、飲食店様と卸売業者様のあいだのアナログな業務をデジタル化する機能を次々と展開しています。サービス開始から約4年、当月のアクティブな利用店舗数は64,000店舗を超え、急速に拡大しております。
(※)当月利用店舗数:これまでの累計ではなく、当月でクロスオーダーを利用し発注してくださっている店舗数を指します。
引き続き、飲食店様・卸売業者様の業務効率化、生産性向上のご支援をすると共に、外食産業の発展に貢献するサービスを展開してまいります。