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「現在携わっているプロジェクト」若手社員3名によるクロストーク

Kazunari

私が所属している「デジタル戦略支援事業部 第1グループ」は、主に機械学習やデータサイエンスの技術を活用したプロジェクトを、クライアントとともに推進するグループです。私自身は、入社して1年半になりますが、ある金融機関のプロジェクトを推進しています。テーマは、預金の「使用予測モデル」の開発です。その金融機関の利用者が、どれくらいのお金を引き出すのか、もしくは預けるのか、その量を予測することで、社内の保有金額を最適化できます。今は、マイナス金利が設定されているので、社内で保有している現金が多ければ多いほど、利子を取られてしまう。逆に、少なすぎると、巨額な融資に対応することが難しくなってしまう。その最適なバランスを、利用者の履歴データから導き出すプロジェクトです。度重なる改善の末、私が開発したモデルの正確さを評価いただき、採用されることが決まりました。Shunsukeさん、第2グループでは、どのようなプロジェクトに携わっていますか?

Shunsuke

そうですね。私が籍を置いている第2グループは、コンサルティングを主業務とする1グループに比べて、より実装寄りのフェーズを担っています。機械学習やIoTといった要素技術を用いて、ゼロからイチを生み出せることを強みと置いています。私自身がメインで開発しているのは、対話型AIを用いたチャットボットである『MZbot™️』です。豆蔵の自社プロダクトで、ここ1年くらいは私一人で開発を担当していました。FAQをベースにスピーディに、簡単に導入できる独自性を持っているので、多くのクライアントから支持をいただいています。私のメイン・ミッションは、自然言語処理のロジックを、オープンソースを活用しながら強化していくこと。ただし、社内の環境に閉じて開発するのではなく、ユーザーのニーズに向き合うことも大切にしています。そのニーズをもとに新たな機能開発を行ったり、ユーザー側のデータを組込んで、個社ごとに機能をカスタマイズすることもありますね。Yousukeさんが所属している第3グループは、新しい部署ですよね?

Yousuke

そうです。旬なサービスであるRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション:ソフトウェア型のロボットが業務を代行・自動化するサービス)を活用したコンサルティングが、グループのメイン・ミッションです。RPAの市場は、今まさに急速に拡大しています。しかし、RPAを導入している企業は多いのですが、その全ての企業が良い成果を挙げられているわけではありません。そのような企業に対して、きちんと業務効率化に結びつける支援をするのが、私自身の仕事です。クライアントが目指している「業務が効率化された姿」を、お互いに鮮明にイメージしながら、現場に最適な活用方法をクライアントとともにつくり、形にして、運用に乗せていく。その一連の流れを担当しています。



Kazunari
デジタル戦略支援事業部
第1グループ
博士(理学) コンサルタント
データサイエンティスト
29歳 入社2年目 博士課程修了

博士課程での専攻は惑星大気物理学。火星の大気環境を、NASA火星探査機のプラズマ観測データから明らかにする研究に専念。



Shunsuke
デジタル戦略支援事業部
第2グループ
AIスペシャリスト
27歳 入社4年目 修士課程修了

修士課程での専攻は純粋数学。純粋数学は、コンピュータなどのツールを使わずに、紙と鉛筆で研究を進める分野。



Yousuke
デジタル戦略支援事業部
第3グループ
コンサルタント
26歳 入社5年目 学部卒

学部での専攻は経済学。特にプログラミングなどの経験は無く、未経験で入社。

※入社年数および年齢はインタビュー当時のものです

※転載元の情報は上記執筆時点の情報です。
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