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「スタートアップ」と呼べる時期は実はとても短い!

「スタートアップ」と聞くと、「新しくて急成長を目指す企業」というイメージを持つ方は多いと思います。日本では既に「スタートアップ」という言葉は市民権を得たと言えそうです。

一昔前までは「ベンチャー企業」という言葉が使われていましたよね。でも外国では「ベンチャーカンパニー」という言葉は通じず、いわゆるベンチャー企業のことは「スモールビジネス」と総称され、テクノロジーを重視し、新しいビジネスに挑戦するという意味で、「ニューテクノロジー・カンパニー」「ニューベンチャー」「スモールカンパニー」と呼ばれています。

英語でVentureというと、Venture Capital といった投資を行う側の企業を指しますので、これを考慮して、ベンチャーからスタートアップという語に置き換わっていった、とも言われています。

スタートアップは「創業間もない企業」を表します。でも、「創業間もない」とは一体いつからいつまでを指すのか、あいまいですよね?

これには確固とした基準はないのですが、アカデミックな研究において、創業後5年~6年までの企業をスタートアップと呼ぶ傾向があります。メディアでは10年以上経過した企業がスタートアップと呼ばれることがありますが、どちらかと言えば、「若い企業」という感じですよね。(10歳の小学4年生を赤ちゃんと呼ぶことはまずないのと同じです(;^_^A)

そう考えると、「スタートアップ」と呼べる時代は実はあっという間に過ぎてしまい、スタートアップで働きたい!と思ってもそうそう生まれたばかりの企業で働く機会は巡ってこないのかもしれません。

MOYAIは2018年設立の「スタートアップ」です。このまたとない貴重な時期に一緒に働ける仲間とたくさん巡り合いたいと思っている今日この頃です!

※写真は今日休暇で遊びに行った九十九里の風景です 寒くて泳げませんでした~

参考:加藤雅俊(2024)『スタートアップとは何か-経済活性化への処方箋』岩波書店

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