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入社半年で開発をリードするエンジニアから見た会社の魅力

こんにちは、株式会社ハイヤールーと申します。私たちはエンジニア採用のためのコーディング試験ツール『HireRoo(ハイヤールー)』を提供するスタートアップ企業です。今回は中途入社して半年というエンジニア・姫野滉盛(ひめの こうせい)に、これまでの業務やジョインの流れ、サービスの魅力について聞いてきました。

開発をリードする存在。はじめての言語に苦労も

――現在の業務内容を教えてください。

いまはフロントエンドエンジニアとして働いています。担当は岩田さんと同じリアーキテクチャの作業です。

その中で、僕は技術面のリード的な役割を担っています。「ここにこういう機能を実装する」という仕様を決めるのはCTOの谷合で、細かいシステムやUIの設計、実装までをリードするのが僕。2人ですり合わせながら進めているところです。

――入社して半年ということですが、最初からいまの業務を?

いえ、最初はバックエンドとしてコードを書いていました。

――フロントエンドもバックエンドも対応できるのですね!

そうですね。このときはマイクロサービスを作るためGo言語をひたすら書いて……記述量が多くて辛かった記憶です(笑)。でも、商用サービスをGo言語で作るのははじめてだったので、経験値を上げられたのは良かったなと。

もうひとつ大変だったのが、問題作成です。HireRooは解答する言語を15種類から選べる便利な仕様なのですが、それは、僕らが15言語分の問題を実装しなくてはいけないということで(笑)。

普段はまったく書かない言語もありましたが、知らないからといって雑なコードは書けません。最初に質を高めたお手本コードを作って、それを他言語に移植していきました。ひとつひとつの変数を整えて変換して……という骨の折れる作業なのに、締め切りがあるのでスピードも求められる。

大変な思いはしましたが、あまり触れてこなかった言語について一気に学べたのはかなり良い経験でした。

ジョインして感じた“エネルギッシュ”な面

――前職ではどんなことをされていたのでしょう?

株式会社ドワンゴで、同じようにフロントもバックエンドも経験してきました。2018年からなので、4年間いたかな。

――そこから、ハイヤールーを知ったきっかけは何でしたか?

じつは、CTOの谷合が新卒で入社した会社の同期なんです。

その会社のOBが集うSlackがあるんですけど、ドワンゴが副業を解禁したタイミングで「副業ないかな」と軽い気持ちでつぶやいたんですよ。そこで「谷合が会社を作ったらしい」と教えてもらって、直接話を聞いてみたのがきっかけです。

同期が頑張ってることだし、まあやってみるか、ということで手伝い始めましたね。

――入社するにあたって、どんなところを魅力に感じましたか?

まず思ったのは「この会社、エネルギッシュだなぁ」。

――エネルギッシュというと……。

ただ激しく動く、たくさんのタスクをこなすという意味でのエネルギッシュではなくて、サービスとしての質の部分ですよね。リリースされたものを見ればわかりますが、1個1個の機能に無駄がなくて、クオリティも高い。

規模としてはまだ小さいかもしれないけど、中身はかなり価値の高いことをやっている。そういう意味でのエネルギッシュです。魂というかサービスに対する情熱というか、そういうエネルギーが詰まっている感じ。

世の中には、必ずしもユーザーファーストではないサービスもあるじゃないですか。それと比較したとき、ハイヤールーは実直にユーザーの求めるものを作って勝つぞ、と一本筋が通っているのが良いなと。

「自分たちは、なくてはならないものを作っている」という強いアイデンティティを持てることは、組織として大事だと思います。

――それは、メンバーのみなさんからも感じられますか?

メンバーも「俺がやらなきゃ誰がやるんだ」というモチベーションでやっている人ばかりな気がします。そういうところに、お互いシンパシーを感じているんじゃないですかね。

――Valuesにある「Aim High(高みを目指せ)」とも通じていますね。

入社後参加するようになったタスク整理会でも、メンバーのストイックさを感じます。絶対に“なあなあ”なままにしない。

「いまはこっちが忙しいから、遅れてもしょうがないよね」なんて話は一切なく、「なぜ遅れているんだっけ?」「遅れを取り戻すにはどうしたらいい?」というふうに、次に動いていくんです。

言うことは言う。

“なあなあ”にしない。

ただそれだけですが、これができるからこそ、価値あるものを作れるのだと思っています。

「スキルは勝手に伸びていく」目標を持たない働き方

――最後に、姫野さんは今後どのようなビジョンを描いていますか?

究極的には、働きたくないんですよ、僕は。

――えっ。

本当はパソコン画面から目を離したいんです。でも、働かないと生活できないから、自分がいちばん得意なことをやっているだけ。社長やCTOになりたいとかって崇高な目標はないんです。スキルはやれば勝手に伸びていくので、意識はあまり関係ないかなって。

個人的な考えとしては「お金を稼ぎたいから仕事します」で良いと思っています。ただし、会社の考え方と自分の考え方の軸にズレがないことは大事ですが。ある程度やりたいことをやれていればいいんじゃないですかね。

その中で、このポジションに到達したほうが楽になれるなとわかったらやれば良い。ちょっと変わっているとは思います。共感はされにくいかもしれないですけど、そんなマインドの人間がいても良いんじゃないですかね。

キャリアに対して独自の考えを持つ姫野ですが、高い技術力で開発をリードする彼に社員全員が信頼を寄せています。彼を先頭に進化する開発チーム、そしてサービスの成長が楽しみですね。

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