1万人の町、都農町のまちづくりにおいて、大学生インターンはなくてはならない存在です。
夏休み以降、ぼくらと一緒に地方創生のリアルな実践を体験したい大学生、大募集です。
これまでイツノマで、ホステルの清掃・シーツの洗濯から、廃校活用の企画を町長へプレゼンまで、広〜い範囲の業務と、日々激動なリアルを体験してもらったインターン3名を紹介させてもらいます。
目次
1.吉良倫太郎さん(東京大学法学部4年)
2.江川海人さん(横浜国立大学都市科学部3年)
3.岡佑弥さん(慶應義塾大学SFC 修士1年)
4.キャリアを考えるきっかけに
1.吉良倫太郎さん(東京大学法学部4年)
1年前に、高橋博之さんが都農町に来て町長や生産者と一緒に討論会をしたとき、運転手として帯同してきた吉良さん。
その時の都農町の印象が強く忘れられなかったらしく、1年後に休学期間を活かして、都農町に飛び込んできました。隣の大分県、別府出身というのも大きかったのでしょう。
そんなまっすぐな行動力が吉良さんの良いところ。
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地方創生に興味はあるけど実際自分に何ができるかわからない。そんなあなたに特におすすめ!私は昨秋から4か月ほどインターンさせていただきました。地方創生に興味があって、大学でも色々な体験をしたけれど、それでも地方創生ってよくわからない、モヤモヤする。そんな状況の中、飛び込んだ都農町。そこには、小中学生のキャリア教育、高齢者福祉、廃校の利活用、地域スポーツなどそれぞれの分野で、理想を描き、それを現実のものにすべく日々泥臭く汗を流している大人たちがいました。実際に現場に飛び込んでみて痛感したのは、言い出しっぺになってとにかくやってみること、手を動かして汗をかいてみることの重要性。そして同時に、その楽しさやワクワク感にも触れることができました。現場に飛び込んで実践してみることは、大学に戻ってから理論を学ぶ上でも大きく役立っています。ぜひあなたも都農町で地方創生のリアルを体感してください。
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インターンの成果として、自分の後輩である「東大むら塾」の学生6名のスタディツアーを自ら企画、勧誘し、2泊3日で催行。
廃校になった都農高校跡地活用の企画をほぼ徹夜してつくりあげ、最終日、町長・副町長にプレゼン、賞賛をいただきました。
2.江川海人さん(横浜国立大学都市科学部3年)
江川さんは、山崎満広さんの会社でインターン中。
山崎さんから都農町、イツノマのことを聞いて、インターンに即応募。
すぐに都農高校跡地活用の企画メンバーとして、都農町に来てくれました。
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その想い、今すぐ実践。あなたの持っている想いを、余すことなく実践できる場所。私は、まちづくりを実際に経験したい!という想いから、イツノマのインターンに参加しました。大学の授業や学生コンペでの企画提案は、実現しないことが前提。けれど、イツノマのインターンでの企画提案は、実現させることが前提。ひとつの違いだけど、やりがいもスリルも喜びも何十倍にも大きくなる。そんな実践ベースの挑戦を待ち望むあなたに、超オススメです。実際に現場に飛び込んでみて、1番に思ったことは、『知らないことを知らなかった』。教科書や本に書かれた「地方創生」や「まちづくり」は、現場で起こったことのごく一部をひとつの側面から切り出したもの。けど、現場はもっと複雑でもっと深い。そもそも知らないことさえ知らなかったことだらけ。イツノマなら、そんな現場を直に体験できる。
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インターンの成果として、都農高校の基本計画資料、約200ページをぼくらと一緒に企画、作成。
町長、副町長に延々2時間のプレゼンに帯同、いまもなおつながっています。
3.岡佑弥さん(慶應義塾大学SFC 修士1年)
3人目の岡さんは、ぼくが以前にパターン・ランゲージの共同研究でお世話になった慶應大学SFCの井庭崇教授の研究室所属。
ギャップイアーの期間を活かして4月から都農町に来て、現在進行形です。
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学びの最前線僕がこのインターンに参加して、これを本当に痛感しました。イツノマでやっていることは、常にまちづくりの最先端をいっていて、どこの本にもまだ書かれていないようなことをやっています。その過程、バックストーリーも過去に遡った脚色なしで、一緒に追っていける。さらに、まちづくりだけじゃなく、ベンチャー企業の経営、お金を稼ぐとは、企画を考えるとは、営業とは何か、30年の経験を持った代表とこんな近くで話を聞ける機会に恵まれている環境は無いと思います。本からの学びや、最近の自分の学びが机上の空論のように感じている人には、本当の意味でも学びになる場所がここにはあります。まだ体系化されていない、ありのままの現象が目の前で起きている。そこに再現性を検証し、体系化していくのは、あなたかもしれない。そんなリアルな学びを身をもって体験したい人は、このインターンに是非、参加してほしいと思います。
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ウクレレでの熱唱から、ダンス、BBQまで、いまやイツノマのエンターテイメント部長として、ゲストの満足度向上に最大貢献してくれてます。
今後は、ALAに設置予定のトレーラーハウス開業イベントの企画や、ワークショップのファシリテーションなど7月末まで駆け抜けてもらう予定です。
4.キャリアを考えるきっかけに
ぼくらが提供できることは地方創生のリアルと、もうひとつあるとしたら、自分の未来をやキャリアを考える環境です。
自然豊かな環境で、熱量や濃度が濃い町内外の人たちとの交流を通して、自分が本当にやりたいことや、自分の知らないことを知らないことに気づいたり、時間がある分、考えるにはうってつけの環境だと思います。
まちづくりホステルALAは、ADDressやHafH、LACの利用者が多く、全国どこでも働けるリモートワーカー、アドレスホッパーの働き方や暮らし方は大きな刺激になってます。
また、ありがたいことに、ぼくらに会いに来てくださる経営者や起業家の方々も多いため、BBQのあとの焚き火トークではいつもながら起業や就職、キャリアの話で盛り上がってます。
そういう意味では、休学中の人や、就活の波に飲み込まれる前に自分らしさを見定めたい人たちは大歓迎です!