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【インタビュー】二児の母、採用支援やサウナ事業の支援などさまざまなお仕事を両立しているポートフォリオワーカー

InterRaceのスカウターやリクルーターは、場所を選ばず、スキマ時間を有効に使いながら仕事が行えます。そのため、自分のやりたいことや育児などと両立しながら活躍している、ポートフォリオワーカーが多数在籍しています。

今回インタビューするのは、九州・熊本在住の鶴 知夏さん。現在は、二児の母として、子育てをしながら、昨年オープンしたサウナの運営や、地元のベンチャー企業の採用支援などを手掛けています。この仕事を選んだきっかけや、両立する上で大変なこと、今後の目標について伺いました。

InterRace株式会社 リクルーター/スカウター
鶴 知夏さん

2007年リクルートエイブリック(現:リクルート)入社。大阪支社にてRAやCAを経験し、2016年に夫の転職を機に、夫の故郷である熊本県へ移住。現在は、義父が代表を務めるフィルムカメラの修理専門店「ひさなが」の社員として勤務。昨年オープンしたサウナ「カミノウラ307(https://www.chillnn.com/1854d77cfb7181)」を運営管理しながら、ベンチャー企業の採用支援などを手掛けている。小学6年生と小学2年生の母でもある。

「働く」ことへの興味から、人材エージェントの道へ

──前職、人材エージェント(リクルート)でRAやCAの仕事をされていたとお聞きしました。人材エージェントを選ばれたきっかけは?

もともと、人材紹介の仕事に興味がありました。学生時代は、「働くって楽しいなあ」と思ってアルバイトばかりしていました。大学の授業では、「人的資源管理論」というヒトに関する企業マネジメント論を研究するゼミに入って、「新入社員の3年3割問題(3年以内に3割の新入社員が離職する)」などの社会問題を知り、どのように解決していけばいいのかを考えていました。

その中で、人材紹介サービスの存在を知り、アナログな仕組みだけど、「なんて素敵なマッチングビジネス!」と思い、就職は人材紹介会社だけに絞って活動をしていました。そこで、リクルートエイブリック(現:リクルート)に内定をいただいたのがきっかけです。

サウナ経営から地元の企業の採用支援まで、幅広い業務を手がけている

──退職されてからは、どんなことをされているのでしょうか。

2016年に夫が転職(同じく元々はリクルートに在籍)したのを機に、夫の実家のある熊本県に移り住みました。当時、子どももまだ小さく、子育てをしながら、夫の父が経営しているフィルムカメラの修理店に籍を置いて、仕事をすることに。

最初1年程は熊本からリクルートの福岡支社に通勤し、CAとして働いていました。しかし移動に時間がかかり、思うような仕事ができなかったので、2020年にリクルートを退職しました。それからは、ベンチャー企業などの採用を支援したり、1年前に立ち上げたサウナ事業の運営を行ったりしています。

特に最近は熊本にある企業の採用支援業務に力を入れています。地方だと、エージェントにもなかなか人材を紹介してもらえないですし、求人メディアも効果が出にくいので、ホームページや、求人検索サイトなど、これまでと異なる採用チャネルを活用する必要があります。そのため、SEO対策などWebマーケティングを勉強しながら、新たな採用手法を模索しています。

安定よりも、自分のやりたいことが模索できる働き方を選択

──小さなお子さんを育てながら、移住するのは大変だったのではないですか?

夫は「いずれは熊本に戻りたい」と言っていたので、老後とかその辺りかなと思っていたんですが、まさかこんなに早いとは…。そういう意味では、最初は正直戸惑いもありました。

子育てが少し落ち着いたら、どこかの企業に転職しようかとも考えていたのですが、夫が勤めている企業の話を聞くと、業務委託で仕事をしている人がたくさんおり、安定を求めるよりも、やりたいことができる働き方を模索しようと考え直しました。

結果、子どもが保育園に通っていたこともあり、フリーランスよりも会社員の雇用形態のほうが便利だし、将来夫がその家業を継ぐのであればと、そこの社員として働くことに決めました。

子育て中心の生活でも、スキマ時間に仕事ができる

──InterRaceとのつながりは、どのくらいですか?

2021年からになります。熊本に移って、まだまだ周りにつながりもなく、2人の子どもがいて、外に出て仕事をすることもできなかったので、仕事をいただけるのは、本当にありがたかったですね。当時はコロナ禍前だったので、今のようにオンラインも普及していなかったですし。

それにInterRaceでの採用支援プロジェクトのコンサルタントとして立っている人が、前職のリクルート時代の部長クラスの方々で、私にとってはレジェンドな人たちなので、そのスキルを学べる格好の機会にもなっていました。

事前に予定が決まっているので、サウナ経営もやりやすい

──現在InterRaceの案件は、週にどのくらいの工数をやっていただいていますか?

今は、ダイレクトリクルーティングのスカウターを担当しており、週に5時間ぐらいですね。プロジェクトのコンサルタントやアカウントの方々が、クライアントとの折衝業務を担当して、仕切ってもらえるので、効率よく仕事ができています。

──熊本の採用支援業務や自社のサウナ事業と、InterRaceとの仕事を両立するには、どのようなことが大事になってきますか?

採用支援事業は、法人相手のビジネスなので、ある程度スケジュール通りに進行できるのですが、サウナ事業は、個人向けビジネスなので、突発的なトラブルなどが起きることも多いです。ですから、柔軟な対応が求められてきます。そのあたり、InterRaceの仕事は、1週間以上前に予定が決まっているので、自社のビジネスとの相性が非常にいいです。

Webマーケティングや採用ブランディングなど、自分の武器を身に付けていきたい

──今後の目標はありますか?

これからは、仕事量を増やしていくよりも、自分のやりたい仕事(軸)をまず見つけたいですね。リクルートを卒業して、自分一人でいろいろお仕事をさせていただくなかで、本当にまだまだできないことをたくさんあることを痛感してきました。そういう意味では、これからは人材紹介で培った経験以外の武器も身に付けていきたいと思っています。

先ほども少し触れましたが、地方だと都心でやっていたような採用チャネルだけでは、クライアントのニーズに応えられないところがあり、Webマーケティングや採用ブランディングについてもイチから学んでいきたいと考えています。InterRaceさんのお仕事を通じて、そんな経験ができると、私としては、願ったり叶ったりです。




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