世の中にはただ「働く」ことに留まらず、常に成長を渇望し、挑戦し続ける20代がいます。
彼らは朝から晩まで圧倒的な集中力で仕事に取り組み、成果を出し続けます。
一見するとなぜそこまで全力を尽くせるのか、不思議に感じる人もいるかもしれません。
しかし彼らには明確な目標があり、迷うことなくその道を突き進んでいるのです。
今回のインタビューではそんな成長を求める20代社員の一人の、仕事に対する信念に迫ります。
仕事における心構え
- 仕事における心構えを教えてください
羽儀:一つは、全力でやり切ることですね。
自分の持っている仕事に対して、時間あたりで最高の効率でアウトプットを出せるようにすることを意識しています。
日々の業務では、常に脳がフル回転している状態を保ち、余計な考えごとが発生しないように意識してきました。昔はよく関係ない仕事のことを考えてしまったり、考えていると思っていても実際は結論に向けて何も進んでいない時間があったりしました。
しかし日々の意識を続けることで集中力も磨かれ、「効率が良い状態」、つまり「次々とタスクを終わらせられる状態」を意識して保つことができるようになりました。
あとは、少し時代ではないのかもしれないですが、できることがあると思った時は自分から遅くまで残って仕事をする時もあります。
実際今日までの1ヶ月はほとんど毎日、1日13時間は働いていると思います。
これには成果を最大化させたいという理由と、自分自身が成長したいという理由があります。
圧倒的大多数の方の感覚からするとハードワークだなと思われそうだという自覚はあるのですが、アウトプットを良いものにするためにはやらなければならないと思うことがたくさんあって、それをやっているというだけのことです。
例えば10分で絵を描いて提出してくださいと言われたら、全力で10分描いた後にも手直ししたり要素を足したりしたくなりますよね?
それと同じで、より的確な分析資料、より精度の高い機械学習モデル、より伝わりやすい技術記事など良いものを作りたいと思っているだけなんです。
"やらなければならない"だけではなくて、"やりたい"という気持ちも入っているので辛いと思ったことはない、というのも大きいかもしれません。
仕事の心構えは細かいところだと、"想像力を働かせる"ことも意識しています。
想像力を働かせるというのは、相手の置かれている立場を考えて、欲していることが分かるようにすることです。よく先回り力とも呼ばれます。
「前回資料を提出した時に、この指標を付け加えて見せてくれと言っていたな。今回は特に言われていないけど、今回も必要そうだから付け加えて提出しよう。」
「◯◯さんは今他のプロジェクトで忙しそうにしているな。〜時までは◯◯さんのチェックが必要ない作業を進めてもよいか聞いてみるか。」
先回り力が発揮されるのはこのようなシーンです。
自分が上司の立場を想像して、何を達成するために自分に仕事を振ってくれているのか、何を求められているのかを想像することが重要だと思います。
意識していても正直難しくて、まだまだ自分でも出来ていないなと思っています。ただし意識していないと一生できるようにはならないので、毎日意識しながら仕事をしています。
私が成長したい理由
- 成長したいという思いはどこから来ているのでしょうか?
羽儀:一つは、シンプルにできなかったことができるようになった時の実感がとても好きだからです。
これは人間の本能的な部分ですが、この実感を掴むためには自分の意識が重要なのかなと思っています。
"ここは自分が現状できていないところだな"と意識していないと、できるようになるまでの時間も長くなりますし、できるようになったとしても喜びは薄いと思います。
「前までの自分だったらここまでのクオリティで仕上げられなかっただろうな」「前までだったらここまで簡潔で分かりやすい説明はできなかっただろうな」など自分の改善点の改善を実感したタイミングが、成長を実感するタイミングです。
まずは自分のできていない部分を自覚し、なぜそれができないのか、それをできるようになるにはどうしたら良いのかを考えます。そうして得られた成長の実感は何にも代え難いほど嬉しいです。
もう一つは、"20代のうちに全力で成長したい"という思いがあります。
自分が30代になった時、仕事上で今よりも求められる知識や能力は膨大に大きくなると想像しています。
立場としては、大きなプロジェクトのリーダー、新しく立ち上げる事業のリーダー、採用部門の責任者などだと思います。
逆に言うと、自分がそのレベルに達していないと社会では大きな仕事を任せてもらえない、場合によってはチャンスさえ与えてもらえないという話を聞いたことがあります。
その頃には自分より元気な若い世代がバリバリ仕事をしているはずですからね。
そう考えると20代の今は一番の頑張りどきであり、最も成長するべき期間であると自分は考えています。
Nucoに入ってからの日々
- 羽儀さんが、成長を求めてNucoで働く理由はなんですか?
羽儀:非常にレベルの高い環境で仕事に従事する事ができるからです。
周りの先輩方は、自分よりも知識も経験も圧倒的です。そんな方々に囲まれて仕事をしているので、正直何も考えず仕事をしていても成長できる環境だと思っています。
その上で、上司にあたる方も非常に優秀で、尊敬できます。
仕事が早いのはもちろん、洞察の深さ、フィードバックの的確さ、チームの雰囲気づくりまですべての面で素晴らしいなと思います。
昔自分の作った分析モデルをチェックしてもらった時、自分では「完璧だ、これ以上直すところはない」と思い自信満々で見てもらったのですが、すぐにより良くするための改善点を5つほど見つけ、尚且つ私が出したアウトプットに対しては褒めながらレビューしてくださいました。
その時に、優秀かつ人の気持ちまで考えられる人って、なんてかっこいいんだと思った記憶があります。
目の前でその仕事ぶりを見ているので、学べることは非常に多いです。それらを吸収させていただいている時間は日々貴重だと考えています。
上司や周りの方々のレベルが高いからこそ、自分に求められるレベルも高いです。
エンジニアとしてだけではなく、いわゆるソフトスキルと呼ばれるような社会人としての能力も引き上げられているような気がしています。
ある時チームで進めている仕事があり、自分の中では精一杯やっているつもりでした。しかし上司に、「プロジェクトや作業工程のことを自分で考えて、改善できるところはどんどん提案して欲しい」と言われました。そこで与えられたことをただこなすだけでなく、チームメンバーの一員として主体的にプロジェクトを作っていく必要があるのだと自覚しました。
また、一番良いところだなと思うのが、期待に応えて成果をあげれば新しい仕事をもらえるので、頑張れば頑張るほどチャンスを与えてもらえる環境だということです。実際、自分のような若造に何度もプロジェクトの責任者のような立場を与えていただきました。
Nucoは実力主義的な風潮がかなり強いので、成長できるだけでなく、頑張った分だけ報酬もいただけているなと自分や周りを見ていて思います。
- ありがとうございました!
いかがだったでしょうか。
今回は日々全力で働き、成長を続ける羽儀さんにインタビューをしました。
今回のお話で、一般的に"ハードワーカー"と呼ばれる人々の思考を覗く事ができたと思います。
未来の自分の姿から逆算して、足りない部分を自覚するという考え方は非常に素晴らしく、我々も見習うべき考え方でしょう。
この記事を読んでいるあなたも、全力で成長を求め、自分の可能性を引き出してみませんか?
Nucoでは、挑戦し続けるあなたをサポートし、成長できる環境を提供しています。
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