競争の激しいビジネス環境の中で、組織が生き残るために必要なものはなんでしょうか?
それは強力なリーダーシップだと言えます。
生き残るためには組織として結果を出さなければなりません。
そこで、リーダーシップを取って組織を引っ張っていくリーダーの存在は必要不可欠です。
リーダーとは単なる肩書きではありません。
組織の達成するべき目標を明確にし、その目標を達成することに誰よりもこだわる存在がリーダーです。
今回はそんなリーダーシップについて深く考えていくとともに、リーダー気質の多い株式会社Nucoの価値観について紹介していきます。
"リーダー気質"の多いNuco社員から見るリーダーシップ
今回Nuco社員の働き方に対する価値観、何を原動力にしているのかなどを調査するため、Wantedly上で行われている性格診断を実施しました。
株式会社Nucoの社員・インターンから代表して10名に診断を受けてもらった結果はこうなりました。
結果Nucoでは【着火者│IGNITER】、【結集者 | ASSEMBLER】が多いという結果になりました。
かなり結果に偏りが出たことに驚きましたが、診断結果ごとの説明を見てみると納得の結果となりました。
【着火者│IGNITER】、【結集者 | ASSEMBLER】はどちらも"リーダー"タイプの価値観を表しており、まさに全員このタイプに当てはまっていたのです。
ちなみに今回特に多かったコマンダーとは"司令官"という意味であり、リーダーとして勝利を掴み取るために必要なことを考え続け、決断する人間を指しています。
このような人間が多いことが、これまでのNucoの圧倒的成長の秘密かもしれません。
性格診断はこちらから:https://www.wantedly.com/companies/wantedly/post_articles/892287
こちらから診断結果16タイプの一覧を見ることができます
実態はどうなのか?Nuco社員にインタビュー
今回の性格診断の結果や、ビジネスマンとしてのリーダーシップについて、社員はどのように感じているのでしょうか?
Nucoの社員にインタビューをしてみました。
- Nucoに"着火者"や"結集者"が多いとの結果についてどう思いますか?
Nucoには組織を引っ張っていく、いわゆる"リーダー"タイプが多いので、自然な結果かなと思います。
チームの中でも常に自分で考えて仕事をすることが求められますし、会社全体で、主体性を持って働くべきという雰囲気があります。
そう考えると、"主体性"や"リーダー"というキーワードを連想させる今回の"着火者"はNucoにぴったりだと思います。
- なぜ仕事で成果を上げるには、リーダーシップが重要なのでしょうか?
個人で作り上げられるものには限界があり、一定以上のものを作り上げるには必ず組織の力が必要になると思っています。
そこで、大きな成果を上げるためには組織の力を最大化しなければなりません。目標に向けて全員の方向性を合わせ、持っているリソースの使い方を最適化する必要が出てきます。
組織で大きな成果を上げるためには必ずそれを引っ張るリーダーの存在が必要です。
自分の力以上のものを組織で成果として上げるためにも、リーダーシップを持っていることが重要だと思います。
- ありがとうございました!
プロジェクトでリーダーとして活躍するNuco社員にもインタビューを実施しました。
- リーダーとして、組織で高い成果を上げるために大事なことは何ですか?
高い視座で物事を見渡し、結果にこだわれることだと思います。
日々の目の前のタスクだけではなく、組織全体の成果を最大化することが大事です。
リーダーは結果に大して責任を負っている立場であり、クライアントやさらに上の立場の人がリーダーに期待しているものは、仕事の「過程」ではなく「結果」がどうなったかどうかです。
広い視野で全体を見渡し、常に結果を意識して意思決定をする必要があります。
そして組織の士気を高く保つために、実際にしっかりと結果を残すことも重要です。
組織の「成果」を見える形で示すことができなければ、メンバーが何を目標にして日々全力で働いているのかがはっきりせず、組織全体の動きが鈍ってしまいます。
実際に結果を示すことで組織に成功体験を与え、組織のパフォーマンスを高く保つ必要があります。
- 自身がリーダーとして気をつけていることは何ですか?
まずは自分が一番動くこと、その上で人を動かせるようにすることです。
言うまでもないですが、組織の目標に対して最もこだわらなければならないのはリーダーです。
結果に対して責任を持ち、結果を出すために何をするべきか、それをどう行うかをリーダー自身が一番考える必要があります。
その上で、その姿勢を見て組織のメンバーはついていこうと思えるんです。
だから組織の力を最大限発揮するため、組織のメンバーに充実感を持って仕事をしてもらうためにも自分が一番動く、というのは大事にしています。
- これからリーダーを目指す社会人や学生に一言お願いします!
リーダーとして結果を出せるよう成長するためには、才能や資質以上に普段の意識が重要です。
仕事の中の一つ一つの行動、判断、考え方を意識的に変えていくことでリーダーシップを育てることができると思います。
社会人として仕事をしている人はもちろん、人と関わる機会があれば仕事以外でもリーダーシップを発揮できるチャンスは多くあります。
まずは主体性を持って行動・決断をするところから意識を作っていくとよいのではないでしょうか。
- ありがとうございました!
社員インタビューを通して、"着火者"の特徴に近い考え方を感じることができました。
やはり今回の性格診断は的確にNucoの価値観を言い当てていると言えます。
独立的な意思決定の重要性
ここからは診断結果を通して見えてきた、Nucoの"リーダーシップ"に対する価値観を紹介していきます。
【着火者│IGNITER】の特徴として、意思決定の姿勢が独立的であることが挙げられています。
これは仕事で成果を上げるために非常に重要な考え方です。
ビジネスは言うまでもなく意思決定の繰り返しから成っています。次の行動・施策をどうするか、発生した問題をどう対処するか、など判断を日々迫られます。
ここで意思決定が独立的であることは、自身の大きな成果と成長につながります。
意思決定が独立的であるとは、自らの意見、つまり「どうするべきか」という意志を自分でしっかり持つことです。
それぞれが自分に与えられた課題に対して仮説を立て、責任を持って意思決定をすることが重要です。
高い成果を組織として上げるためには、組織内でお互いの顔色をうかがっていてはいけません。
また、他の人の判断に従うだけ、言われたことだけやる、学習意欲がないなどは以ての外。
一人一人が自分で決断をできるようになり、その仮説検証を自分の責任で押し進めていくのです。
そうやってPDCAを回す中で必ず成果はついてくるものであり、一つ一つの仕事を通して確実に成長することができます。
ここで注意するべきなのが、"独立的な意思決定"="他人の意見を無視して全て自分で決めること"、ではないということです。
他人の意見にも耳を傾け、その上で自分の意見を形成、修正していくことが重要です。
自分で決め、自分で発信し、自分の責任で進めていけるような人間になりましょう。
成果重視が最高の関係性を作る
Nucoに多いコマンダー、そしてマスター、コーチの特徴として、成果重視である点も挙げられます。
この項目は、それぞれが人間関係を最重要視して行動するか、成果を最重要視して行動するかというものです。
これは完全に0か100かという話ではありませんが、常に成果について意識をしながら仕事をすることは重要です。
成果を第一と考え、組織内で適度に競争できる関係性は、お互いの成長のために非常に良い関係性だと言えるでしょう。
中途半端に人間関係を気にして意見を主張しないよりも、時には互いにできていない部分を指摘して刺激し合うことで、互いの成長につながります。
ここで特に重要になってくるのが、目的意識の共有です。
単に「誰が高い成果を上げるのか」という意識だけでは、場合によっては他人を蹴落すような行動や、嫉妬などの感情にもつながりかねません。
成果重視とはいえども、組織内の関係が悪化してしまえばパフォーマンスは大きく落ちてしまいます。
例えば相手に何か指摘をするときには、相手の成長につながるような具体的な指摘内容が必要です。人間性や直接仕事に関係ないような内容の指摘は、ただ感情に任せて言葉を発しているだけの士気を下げる指摘なので注意しましょう。
「組織での成果を最大化する」という目的意識が共通していることで、互いを高め合うことができるのです。
人間関係は成果を追い求めるための最低限の基盤であり、関係性が上手くいってない状態で成果は追求できません。
Nucoではこの目的意識の共有が徹底して行われており、リーダーを中心とした成果にこだわり、互いを高め合うような組織が作られています。
リーダーシップを取り、成果を出し続ける
今回の診断結果で、Nucoのメンバーは全員"リーダー"タイプでした。
これはNucoのメンバーが仕事に対して主体性を持ち、向上心を持っていることの表れでしょう。
仕事を通して成長をするには、主体性を持ち、自らの仕事に責任を持つことは必要不可欠です。
人から与えられた仕事を、言われた通りにしているだけでは成長することはできません。
目の前にある課題に対して、どのような方法を取れば考えうる限り最高な結果を残すことができるのか、を広い視野で考えることで成長することができます。
この考え方を持っていれば、自然と"リーダー"タイプになることができるはずなのです。
あなたが上司として部下を持っているとして、自分の中で考えを持ち仮説を用意した上で仕事ができる人間と、全ての判断をこちらに委ねてくる人間がいたとします。
この場合仕事を任せたいと思えるのは確実に後者でしょう。
今の時点では自分だけで意思決定をできる立場にないという場合でも、自分の中で"リーダー"としての仮説は持つことはできるはずです。
今組織が出すべき成果は何か、そこに対する課題は何か、そこで組織がするべきことは何か、自分にできることは何か、を常に考えられることができれば、成長速度は圧倒的に加速することでしょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
今回はリーダーシップとは何かについて考え、深掘りしていきました。
同時に、Nuco社員の仕事に対する価値観も感じていただけたのではないでしょうか。
この記事を通して、皆さんに少しでも学びや何かきっかけになれば嬉しいです。
ぜひ皆さんにも、組織を引っ張るリーダーとしての意識を持って日々の仕事を進めていってもらいたいです。
株式会社Nucoでは他にも成長するためのマインドセット、社員インタビューなどを定期的に更新しています。ぜひ皆さんのフォローもお待ちしております!