イメジンの社員に、イメジンの働き方の特徴や、イメジンならではの仕事のやりがいを聞くインタビュー。今回は、成長中の営業支援サービス「カイタク」の事業で、顧客に並走し成功へと導くカスタマーサクセスチームのリーダーとして働く山田明季さんにお話を聞きました。
コロナ前からフルリモート・フルフレックス。チャンレンジできる環境に惹かれて応募
――イメジンでの今の仕事内容を教えてください。
今の役職は、営業支援サービスの「カイタク」のカスタマーサクセス部門のリーダーです。サービス開始後のヒアリングからアタック実施、成果のフィードバックまで、お客様との窓口を担当しつつ、カスタマーサクセスのメンバーのフォローやチーム運営をしています。
――今、どういうスタイルで働いていらっしゃるんですか?
正社員として働いていますが、イメジンに入社する前に始めた個人事業主としての健康事業と、学生時代から関心があった教育関係のお仕事として、塾講師も副業としてやっています。
――イメジンに入社したきっかけは?
前職は人材系の会社で採用コンサルの仕事をしていたんですけど、そちらを辞めた後、健康事業をスタートして、その合間にアルバイトをしていたんですね。ただそのアルバイトはルーティンワークで、毎日同じことをやっていても成長できないと感じて。チャレンジできる環境で、かつ健康事業を続けながら可処分時間を活用できる仕事を探していたとき、Wantedlyのイメジンのカスタマーサクセスの業務委託の求人を見つけたんです。2020年初めの頃で世間ではまだテレワークが進んでいなかったんですけど、フルリモート、フルフレックスでの募集でした。自分のペースで、好きな場所で働けることに魅力を感じて、応募しましたね。
1人目のカスタマーサクセスとして未完成のサービスを作り上げた
――それまで人材系の仕事をしていて、教育にも関心があったということですが、カイタクの事業はその分野とは遠いですよね。なぜ、カイタクのカスタマーサクセスに応募しようと思ったんですか?
それまでやってきたコンサルの仕事も、お客さんの課題をヒアリングして解決策を提案する仕事なので、カスタマーサクセスと似ているんですよね。それに、今まで営業の仕事もやったことがあったんですけど、私、サービスがすでにできあがっていて、改善したいところがあっても自分ではどうにもできない状態でそれを売る仕事が合わないと感じていたんです。その点、カスタマーサクセスの仕事は、お客さんにバリューを出せるように、自分で商品を変えていけるからいいなと思っていて。自分のコンサルの経験も活かせて、しかもベンチャービジネスのCSは自分が関与できる部分が大きいと思って、応募しましたね。
――求人情報や、面接で感じたイメジンの印象はいかがでしたか?
募集記事を見つけたとき、Wantedlyのストーリーの記事や、イメジンの「300年理念」を読んで面白いなと思っていたんです。それに私は営業の経験があったので、営業支援サービスのカイタクがどういうことをやるのかも想像がついたんですね。理念に共感をしたし、面接で会った代表の松木も面白い人だなと思って。内定をいただけたので、1人目のカスタマーサクセス専門スタッフとして入社させてもらいました。
――やりたい健康系の仕事をやりつつ、空いた時間でやりがいのある仕事で収入を得たいという目的でイメジンで仕事をするようになって、その理想は叶いましたか?
正直なところ、どっちもどっちでした(笑)。週次のミーティングとか、決まったポイント以外は、お客さんとの打ち合わせも作業時間も自分でコントロールできるのはありがたかったですね。ただ、入って1年以上、カスタマーサクセスを私ひとりでやっていたので、事業が伸びるとともに業務量が増えていってしまって、「想像していたより忙しい!」っていうことになって(笑)。ただその中でも、お客さんとの商談に参加させてもらったり、お客さんからフィードバックをいただいてサービスを改善したりして、未完成のサービスを改善して作り上げていくという、いい経験をさせてもらいましたね。
信頼貯金の上に成り立つ自由な働き方
――2021年9月に正社員になられたそうですが、正社員になると仕事量が多くても断れないとか、縛られてしまって副業のほうができなくなるとか、そういう心配はなかったですか?
なかったですね。正社員だから週40時間は働くというコミットはありますけど、正社員だからっていう圧力のようなものはなくて。業務委託時代に仕事量が多かったときも1日8時間以上働いていたので、正社員になってからも働き方はほぼ変わっていないです。そもそもイメジンはフルフレックスなので、朝7時から働いても10時から働いてもいいし、昼休みを2時間とっても、歯医者に行くからって途中で抜けても誰にも怒られません。私は自由に働かせていただいているほうだと思いますけど(笑)、こんなに野放しにしてくれる会社はほかにないと思うので、ありがたいですね。
でも、自由だからといっていい加減に仕事をしていいというわけではなくて。そこは、ちゃんと仕事をした上での信頼貯金がないとできないと思ってますね。お客さんに対してやるべきことや、社内としてもやるべきことをやっていれば、いつ有給をとっても、仕事を中抜けしても、親の介護や子育てをしながら働いてもいいし、自由に仕事をさせてもらえる会社なので、そこはすごくいいところですね。
――やるべきことをやった上で、自分の働き方を決める自律性が必要なんですね。
そうですね。イメジンとしては、いろいろな事情で生きづらい人でも働ける会社でありたいという思いがありますけど、CSチームで働く上で求められるのは、圧倒的自律ですね。お互いに頼れる人間関係は作っているつもりだし、周りに頼ってもいいけど、自分のお客さんの案件を期限までにやりきるのは自分の責任であって。そこをちゃんと守れるのであれば、働きやすい環境ですね。お客さんも、16時に送ったメールが次の日の朝一で返事がないと怒る方はいないので。絶対に9時から18時まで張り付いていないと問題になるようなことはないから、その範囲内で、自分で管理できる力があればいいと思います。
それに、いろいろな事情で1日8時間働くのがしんどくなったら、仕事量を減らして、でもお給料もこれだけ減らしましょうっていうようなことを相談しやすい会社です。がんばっている人にはがんばっている分、お給料も上げてくれるし、でも、フルタイムが厳しくなった時には、稼働量と給料を下げてその範囲でがんばろうねとか、そういう調整に関しては柔軟ですね。
ビジネスの成長段階に関わる経験がキャリア形成につながった
――リモートワークだからこそ、仕事を減らすとか、人に頼る判断が自分でできる力が求められますね。
そうですね。知っている人に聞いたら30分で解決することを、自分で調べたら3時間かかってしまうとかって、新しい仕事を始めた頃にはよくあることだと思うんですけど、手が止まったときに誰かに聞くとか、フットワーク軽く判断ができることは、リモートワークにおいては特に大事かなと思います。
――急成長中のベンチャービジネスに携わることのやりがいはどんなところに感じていますか?
ビジネスのそういったフェーズに携わることは、自分のキャリアを形成するにあたって、今後仕事に困らない実力をつけることにつながってくると思います。それにイメジンは、自分でPDCAを回しながらチャレンジするということが可能な組織です。チーム全体に対して自分が大きな影響を与えられる仕事でもあります。とはいえ、CSチームは、個人主義の組織にはならないようにしようと思っていて。もちろん成果は大事ですけど、成果のためにお互いをカバーし合えるので、孤独は感じないと思います。
どんなライフステージでも活躍できるインフラを作りたい
――山田さんは、中期的、長期的なキャリアとして、今後、どういうふうに仕事をしていきたいですか?
今はカスタマーサクセスの最前線で働いていますけど、2、3年後には、ライフステージ的にも、働き方を変えていきたいなと思っていて。今、イメジンでこうしてがんばってる時間は、自分にとっては、これまでの仕事の最終成果物を作ってるイメージです。ここまで実現すれば、この金額を払ったお客さんに満足してもらえるよねっていうサービスを作り上げたいと思っていて。立ち上がりの頃から関わっているからこそ、それをチームに展開するところまでを自分のミッションとして、納得がいくまでやりたいですね。その後は、イメジンの社員の意思を尊重してくれる風土を生かして、労働時間も見直して、自分のお客さんを継続的にフォローするとか、その時々に必要な役割を果たせる働き方にチェンジしていきたいなと思っています。2つの副業も含めて、それぞれの仕事においてストレスない範囲で、自分がバリューを出せる関わり方を模索していきたいですね。
イメジン全社としては、今後、社員がどんなライフステージでも活躍できる土台作りをしたいです。全員が第一線でフルフルで働くからバリューを出せる組織というより、その人の持っている強みやスキルを活かして、みんなが精神的に無理なく働いて成果を出せるようなインフラを作りたいですね。それを目指せる環境があることも、イメジンの良さだと思います。