こんにちは!
タレントパレット事業部・サポート新卒1年目の上野です。
いきなりですが、
「どうしたらもっと、メンバーのやる気を引き出せるだろう」
「メンバーのスキルアップのために、どんなことをするべきなのか」
「メンバーの得意な仕事、やりがいは、何だろう」
と自身が所属している組織の中で、考えたことはないでしょうか?
立場は関係なく、チーム、部活、学校、会社とそれぞれ所属している組織で、メンバーについて考えるシーンは多いと思います。
組織は個人のスキルを上げ、やる気を出させて活躍させる。個人はそれに伴い、より周りのメンバーや組織のために頑張れる。こんなWin-Winな関係を築きたいと誰もが思いますよね。
こんなときに、私たち、プラスアルファコンサルティング(以下PAC)が提供しているタレントマネジメントシステムのタレントパレットを活用すれば実現可能になります。
本記事では、タレントパレットが、どのようなツールで、どのような特徴があるのかご紹介していきます。
◆目次
1、タレントパレットとは
2、タレントパレットの歴史
3、活用事例
4、おすすめ機能紹介
5、さいごに
◆タレントパレットとは
皆さん「人事」という仕事と聞いて、何が思い浮かぶでしょうか?
給与や評価を決めている仕事。社員の異動、転勤を決めている仕事。そんなイメージありませんか?
もちろん、異動配置も大きな仕事の一つですが、広い意味で言えば、それ以外にも社員データの管理であったり、人材育成(教育)、スキル管理、社員の評価、採用管理、最近では安否確認や年末調整なんかも人事の仕事と言えます。人事の仕事は、多岐にわたります!
「タレントパレット」とは、そんなあらゆる社員に関するデータを社員一人一人に紐づけて、管理することができます。このように、一元管理が行うことで業務効率化が図れます。ですが、それだけではありません。その先にこそタレントパレットを使ってもらう本当の目的があります。
【採用 → 配置 → 育成(教育)→ 評価 → 活躍】
という社員一人一人の成長の流れを全てタレントパレットで管理できるので、そのデータを分析し、活用することで個人のパフォーマンスを最大化することが出来ます!
それによって社員のエンゲージメント向上につながり、組織の力を最大化し、経営層の意思決定にまで繋げることができるまさにWin-Winなシステム、これがタレントパレットです。このデータに基づいた人事戦略を「科学的人事戦略」と呼んでいます。
近年では、「社員はコストではなく、利益を生み出す資本だ」という人的資本管理(HR)という考え方が普及してきています。そんな中で、社員の能力を的確に把握して、活用し、パフォーマンスの向上につなげるマネジメント方法をタレントマネジメントといいます。タレントパレットは、数あるHR領域のシステムの中でも代表的なタレントマネジメントシステムになります。
◆タレントパレットの歴史
タレントパレットは、PACが創業時からあったソリューションではありません。弊社は、2022年10月現在で17年目を迎える企業となっております。そんなPACの歴史の中でも、タレントパレットは、後発のソリューションとなっております。
元々は「見える化エンジン」といったマーケティング領域のシステム、「カスタマーリングス」といったCRM領域のシステムを提供してきた会社になります。
このようにマーケティング領域に強みを持っており、そうした中で”マーケティング思考×人事”の発想が生まれました。そして、2016年9月にタレントマネジメントシステム「Talent Palette」のサービスを開始しました。みなさんのイメージでは、創業時からあるソリューションだと感じる方もいらっしゃいますが、実はこうした歴史があるのです。
詳細は、以下のwantedlyの記事もご参照ください。
※タレントパレット誕生秘話
◆活用事例
タレントパレットは、2022年12月末時点でグループ会社含め、2000社以上の企業様にご導入いただいております。(※契約社数:1103社)
今回は、タレントパレットの1つの活用事例として、リコージャパン様がタレントパレットを用いて、どのような戦略を行っているのかご紹介していきます。
リコージャパン様では、「モノからコト」へと業界が変化していく中で、「多様な個」を活かして、継続した顧客満足を提供できるプロ人財育成の体系化と共に、スキルや専門性を磨き続けられる環境を創ることをミッションとして、タレントパレットを用いて、「科学的人事」に取り組まれています。
リコージャパン様は「科学的人事」を実現していく中で、3つのステップを設けています。
1つ目が「働き方改革の始動と社員のダイレクトコミュニケーション」というテーマで取り組まれています。経営に偏った改革にならないよう、現場の目線から業務課題や問題認識を取り入れるため
「この1年で一番改善が行われたと感じていることは何か」
「改革が進んだことで感じている問題点はあるか」
という2つを共通質問として、全国の拠点の社員様の声をヒヤリングしています。
2つ目のステップは「全職種共通の育成の仕組み【プロ認定制度】を導入」というテーマのもと、育成計画やスキルの策定を行う中で、タレントパレットの「スキル分析機能」や「研修管理」をご利用いただいております。
3つ目のステップとして「マッチング精度を高めた戦略ローテーション」を実施する中で、「人材データベース」や「異動シミュレーション」といった機能をご活用いただいております。「あらゆる角度から総合的に社員を捉えた人財配置やマッチングに取り組んでいきたい。」そのような中で、タレントパレットは社員のあらゆるデータを一元的に蓄積、分析可能な状態に整え、経営施策に対する予測として活用することを想定して、ご利用いただいております。
詳しくは、タレントパレットのHPでご確認ください!
◆オススメの機能紹介
ここまでタレントパレットが、開発に至った経緯や導入企業の活用事例をご紹介してきましたが、タレントパレットはマーケティング思考を重要視しており、人材の管理ツールとしてだけではなく、収集した情報を分析して、施策に繋げてもらうシステムであるために、多彩な機能が実装されております。タレントパレット特有の機能を一部ご紹介していきます。
●ダッシュボード機能
ダッシュボードとは、ブックマークのようなお気に入り機能になります。様々な分析をお気に入り登録しておけば、見たい時に見ることが可能となっております。また、タレントパレットに登録されたリアルタイムのデータを用いて、表示を行います。
では、このダッシュボード機能はどのような場面で使用されるのか。例えば、経営層向けに、会社全体の社員構成であったり、女性管理職の比率などの会社の状況をすぐに開示することが可能となっております。
●マインド分析>類似メンバ
タレントパレットでは、無償で適性検査を受けることが可能です。
自己回答の結果をもとに類似性が高い社員と低い社員をそれぞれ表示することが可能となっております。類似性が高い社員とは線で繋がって表示されます。なお、類似性が高い/低いは絶対値で判定されるため、対象者が少ない場合は、設定人数よりも表示人数が少なくなります。では、このマインド分析>類似メンバがどのような場面で使用されるのか。例えば、新卒の配属先にも使用されたり、採用などで使用されます。
●動物占い
タレントパレットでは、生年月日を登録すると、動物占いを表示することが可能になっています。生年月日から分かるその人の性格を[ライオン]、[チータ]、[ペガサス]、[ゾウ]、[猿]、[狼]、[子守熊]、[虎]、[黒ひょう]、[ひつじ]、[たぬき]、[こじか] の12の動物キャラ及び色で細分化して、分類し分析した結果を表示しています。では、この動物占いがどのような場面で使用されるのか。例えば、ここも最適配置であったり、社員同士のコミュニケーションツールとして使用されています。
※株式会社ノラコムの提供する「動物占い」を利用しています。
◆さいごに
ここまで、タレントパレットを見てきて、どんなシステムかイメージはつきましたか?
人事向けのシステムというイメージが強くなった方もいるかと思います。
冒頭でもお伝えした通り、タレントパレットは、人材データを一元化・分析し、組織の力を強めることを目的の1つとしています。
組織の力というとイメージがつかない方も人材データの管理は、どなたにとっても身近なものだと思います。
こうした体験や本記事から少しでもタレントパレットを身近なツールだと感じてもらえたら嬉しいです。