東京ガス : オクトパスエナジー社の「クラーケン」「クラーケンフレックス」導入によるさらなるCX向上と分散型エネルギーリソース価値向上
東京ガスのプレスリリースのご紹介です。広報発表やイベント開催のお知らせをご覧いただけます。
https://www.tokyo-gas.co.jp/news/press/20231012-01.html
こんにちは、エンジニアリングチームリーダーの杉山です。
先日、部内で開催された「組織力向上座談会」というイベントにエンジニアリングチームが参加してきました!
そもそも「組織力向上座談会ってなに?どんなことしてきたの?」というところですが、これは今年度からCX推進部(以下、当部)で始まった企画となります。100名近く(多い!)在籍している当部における横のつながりを強化し、全体の場でも自由闊達な議論が活性化するよう、各チームのトピックを紹介しつつ、ゲストと交流しよう!というものです。
私たちをはじめ、経験者採用の枠で入社する社員が増えてきたことはもちろん、テレワークが進む中、正直他のチームが行っていることが分からない状態は、個人的にも課題だと感じていました。実際、他チームとシステム的に連携すべきところも、意思疎通が出来ておらず、ヒヤリハットになりそうなこともありました・・・。いわゆる two-pizza チームで動くことも大切ですが、互いのチームが何をしているか分からない状態では、システムを考える際にも連携が漏れたり、個別最適化されがちです。
もちろん、個別チームがAPI で対話する完璧なチーム同士であれば良いのだと思いますが、まだまだ当部は発展途上…さらに、コンウェイの法則だったり、逆コンウェイの法則を適用しようというお話もしていますが、このあたりは組織論も関わってきて、やはりすぐに実践するのは難しいところです。(ただ、部長やその上の方々が「システムに組織を合わせて考えていくべきだろう」とご認識されて動いていることを最近知り、驚きました!✨)
しかし、すぐに変えるのは難しくても、市場の変化に対応するため、システムは常に変化していかなければなりませんし、横のつながりを強化するということには大賛成でしたので、栄えある第一回の座談会は「内製開発チームを知ろう!」とエンジニアにフォーカスを当てていただきました!
発表後の様子です。人はなぜ、腕を組んでしまうのか・・・
当日は事前アンケートをもとに、原点に立ち返って「我々はなぜ内製開発を行っているのか」というジェネラルなテーマを私から話したあと、各メンバーから Frontend, BFF, Mobile の観点で以下のようなお話をしました。
エンジニアではない方が多く参加していたため、「なぜそれを行うことに価値があるのか」を分かりやすく説明することを心がけ、結果として事後アンケートでも好評の声を多くいただきました!🎉 特に DevOps とテストのところは、有名なテストピラミッドのお話をしたり、実際にこれまでウォーターフォール開発の打鍵をされてきた方が多いこともあってか、「そうやって品質を担保しながら早いサイクルで開発していくんだ」と、ご理解いただけたと思っています。改めて、座談会にあたって資料やデモの準備をしてくださったメンバーに感謝です!🙇♂
今回の座談会で、みなさんに当チームのことを知っていただくことは出来ました。今度は我々が、各チームの業務やシステムのことをしっかり把握していきたいと思っています。
また、myTOKYOGAS フロントエンドをより良くしていくことはもちろんですが、今後はバックエンドのマイクロサービス化に向けたチャレンジをしようとしています。私の方で、Amazon EKS を用いたプラットフォームを先行して構築し始めており、まずはスモールな領域で開発・運用を行うと共に、本丸であるガスや電気の領域に着手していきたいと考えています…!
そのチャレンジにも関係するのですが、弊社が発表した、当部にて推進している英国オクトパスエナジー社のクラーケンシステム導入に関するプレスリリースもご覧いただけたらと思います。オクトパスエナジー社は英国のエネルギー業界におけるディスラプターとして知られており、当社が電力顧客管理システムへの導入を決めたことは素晴らしいチャレンジであると、私自身も期待しています。
オペレーターとエンジニアの距離を近くすることも掲げており、ここは内製開発チームが力を発揮するところでもあると考えています。社内からの期待に応えられるよう、今をより良く、そして新しい大胆なチャレンジを並行して行っていきたいと思います!💪
このチャレンジにご興味ある方は、ぜひお気軽にお声がけください!
つい先日、第二回座談会として「お客さまの声:VoC活用」をテーマに隣のチームが発表を行い、そのゲストとして呼んでいただきました!(ありがとうございます!
実際にお客さまセンターでお客さまの声を受けてきた方々や、その声をもとに改善活動をされてきた方々の業務を知ると共に、私が過去に経験したことをお伝えしたり、相互理解の深まる会でした👏 これもまた100名を超える方々が参加され、特に昨今多く寄せられているお客さまからの実際の声に対して、「このお客さまのニーズはなんだろう?考えてみよう!」というコーナーでは、多くの方がチャット欄に回答されており、あまりの速度に司会が追いつかない状態でした(笑)
👆第二回の様子です。マネージャーが積極的に撮影してくれて感謝です…!
我々内製開発チームは、こうしたお客さまの声を受け、素早くプロダクトに反映していくことに価値があると考えています。作成したPBI(プロダクトバックログ)に対して、ROIをもとに優先順位付けを行い、素早いサイクルを回していく・・・そのためにも、お客さまの声には真摯に向き合おうと改めて感じました。
当チームではエンジニアを積極的に採用しています。今回のイベントのように、事業会社でビジネス部門の方と対話しながらプロダクトを作っていきたい!そんな熱い想いをお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご応募ください!