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子どもの頃から抱いていた農業への興味!異例の転職で得たやりがいとは

警察官から農業への転職という異例の経歴を持つ池田悠さん。

警察官を退職した後、「農業をやりたい」と言う思いから信州ファーム荻原へ入社した経緯や農業の大変さ、やりがいを感じることについて伺いました。

■プロフィール
池田 悠(いけだ はるか)
長野県出身。
13年間警察官として生活安全課に従事。少年犯罪や街のゴミ問題に関わり、社会の安全を守る役割を担う。その後警察官を退職し、昔から興味のあった農業に携わることを決意。農業をしながら自分のやりたいことを見つけ、農業のプロとして一人前を目指す。


警察官から農業へ決意の転身

ー信州ファーム荻原に入社する前の経歴について教えてください。

長野県で警察官を13年間やっていました。

小さい頃から街中をパトロールしている警察官の制服がかっこいいと思っていことがきっかけで実際に警察官になりました。
ただ、結局制服を着たのは最初の2、3年くらいで、その後はずっとスーツでした笑。

当時は、主に生活安全課で少年犯罪や廃棄物問題などに関わっていました。私はそこまでコミュニケーションが得意な方ではないのですが、少年非行防止活動の中で、ボランティアさんと直接関わりを持ち、色々な方とお話しできるのは、やりがいの一つでした。


ー長年警察官を経験されていたところから、なぜ農業に興味を持ったのでしょうか?

祖父が昔、今は無き地元の田んぼでお米づくりをやっていた影響で農業には昔から興味がありました。

結局警察に入りましたが、警察をやめて他の職業をやるなら農業しかないと思い、1年前に農業のできる会社はあるのか探し始めました。


ーほぼ初めての農業は慣れないことも多くあると思いますが、農業を始めるにあたって何か障壁はありましたか?

皆さんがよく言う体力的な部分は警察で鍛えられていたので、そこまで気にしていませんでしたが、警察官のキャリアしかない30代の私が農業を1から始めることへの不安感は少しだけありました。

20代の人たちが多いなかで「周りについていけるのか」「うまく馴染めるのか」という葛藤はありました。

ただ、農業は自分のやりたいことだったのでそこで躊躇したりすることはなかったです笑。


ー長野県には様々なファームがあると思いますが、池田さんが信州ファーム荻原に入社を決めたのにはどのような背景があったのか教えてください!

農家で働けるところを探している中で、信州ファーム荻原のホームページや募集記事がとても印象的でした。そこに写っているスタッフ皆さんの表情が明るく、のびのびとした雰囲気が写真から伝わってきて、私もこんな風にのびのびと農業ができたらいいなと率直に思ったのを覚えています。

また、ホームページ内のみなさんの言葉が私にはとても響きました。

こんなことを言ってはなんですが、「朝昼晩の食事が美味しい」「寝る瞬間のお布団が心地いい」と書かれていて、、、

こんな暮らしができたら素敵だなと切に思い信州ファーム荻原での入社を決めました。

警察官の経験から、入社後の生活の変化にもすぐに適応

ー実際に信州ファーム荻原に入社して、今までの生活からどのような変化がありましたか。

大きく変わったのは、太陽と共に生活していることだと思います。
朝は5時、6時頃の日の出と共に農場に出なければいけません。
早起きの点では、警察でも24時間何が起こるかわからず、いきなり呼び出されることも多々あったので、特に朝が大変ということはありませんでした。

しかし、警察官時代と比べると、今の生活はご飯も美味しく、とても充実していてかなり心に余裕を持って過ごせていると思います笑。


ー実際に入社をしてみて大変だったエピソードがあればお聞かせください!

思ってたよりも体力を使う場面が多いことです。

元々体を動かすのは好きだったので苦ではなかったのですが、草刈り機を持ちながら走ると、ちょっと大変だなと思いました。やはり体力仕事なので根性が大切だと感じています。

ほかには、農業用語や用具についての知識が全くなかったので、覚えるのは大変でした。普段の生活では使用しない農業用語がたくさんあるので、会話についていけないことも多々ありました。

それでも、わからないことは社長や農場長が激励しながら教えてくれるので、自ずとプラス思考になっていて頑張ろうと思えます!


ー農業の経験がないところから、どのように仕事を覚えていきましたか?

私はまだまだ農業1年生なので、本当にいろんなことを勉強している最中で、農作業についてもマンツーマンで皆さんに面倒を見ていただいています。

特にマニュアルがあるわけではないので、体で覚えていかなければいけません。今は、先輩方の動きを見よう見まねで体に入れて覚えている状況です笑。自分にとってはいいプレッシャーになっていて、日々知識や技術を、自分のものとして吸収できていると感じています。

色々指摘されることや指導していただくことも多くあるのですが、新しい経験ができているので、信州ファーム荻原で農業を初めてよかったなって思います。

新たな挑戦から得られたやりがいとは

ー社長や農場長、副農場長は池田さんにとってどのような存在でしょうか?

私は農業に関して、右も左もわからない状況で入社したのですが、農業のことや農業以外のことでも、大切なことを手取り足取り教えていただいています。
農業の技術に関してはもちろん、技術以外のメンタル的な部分でも、いつも前向きで熱い言葉をかけていただいて。精神的にもかなりプラスに業務に取り組めていると思いますし、とても支えられています。

副農場長に関しては、言葉だけでなく行動で示して場を盛り上げてくれるので、私だけじゃなくスタッフみんなが頑張れる原動力になっているんじゃないかなと思います。


ー池田さんは農業にどんなやりがいを感じていますか?

自分が収穫したお米を家族や親戚に「美味しい」と言って食べてもらえた時は、心がとても熱くなります。

稲刈りの作業は特に大変だったのですが、一緒に稲刈りの作業をしていた副農場長から「お疲れ様、よく頑張ったね」と声をかけてもらいました。その一言で「救われたな、頑張ってよかったな」と思えました。

あとは、自分で作ったお米はおかずなんていらないくらい本当に美味しいです!

最初は感動の方が大きくて、、、口に運ばず、しばらくお米を見つめていました笑。
あの感動は別格で皆が感じる農業のやりがいだと思います。

特に、信州りんご米はみなさんにおすすめしたいくらい美味しいのでぜひ、食べてみてください笑。

自分がやりたいことは口に出して、農業に携わるプロとして早く一人前になりたい

ー池田さんの今後のビジョン、チャレンジしていきたいことを教えてください!

農場長がよく「自分がやりたいことは口に出さないと、周りはわからないよ」と仰っているのが私の中では大きいのです。今は自分がやりたいこと・チャレンジしたいことを見つけて、農業でやれることを新たに増やしていきたいと思っています。

まだまだ農業の知識が足りていないと感じる部分も多くあります。また、技術面でももっとスキルアップしたいと感じています。この会社で早く一人前になれるように頑張っていきたいです!


ー最後に、農業をはじめようか悩んでいる方へメッセージをお願いします!

私たち日本人はよくお米が主食でよく食べるものだと思いますが、食べている人全員が稲のうちから育てる機会はほとんどありません。

農業をしている人たちは稲から育て収穫まで様々な工程があり、本当に大変な思いをしてようやく私たちの食卓に届きます。この農業の大変さを自分自身で感じながら、実際に自分が収穫した新米を食べた時の感情はぐっとくるものがあります。

少しでも農業に関わりたい!自分でもやってみたい!という思いがあれば、信州ファーム荻原の環境に飛び込んで、農業を経験してみませんか?

まだまだ私も未熟ですが、切磋琢磨しながらぜひ一緒に頑張りましょう!


ーありがとうございました!

少しでも信州ファーム荻原について知りたい方は、ぜひカジュアル面談にてお話ししましょう!エントリーお待ちしております!

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