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大手からスタートアップへ、決して楽な道のりではなかった 現CROのキャリアへの想い

GeekOut株式会社は、新時代のメディアインターフェースである「イマーシブ(没入型)メディア」を誰もが活用する未来に向けて、DAU7000万人を誇る世界最大級の仮想空間制作・公開プラットフォームである「Roblox」上へのコンテンツパブリッシングとメディアの構築を、世界中のクリエイターとともに行っています。

設立3年目を迎え、さらなる事業成長に向けて、採用と組織化に力をいれています。

今回は2024年4月にジョインしたCROの藤田さんに、ご自身のキャリアとスタートアップで働く魅力についてお話を伺いました!

ーー自己紹介をお願いします!

GeekOutで現在CRO(Chief Revenue Officer)をつとめている藤田といいます!社会人17年目です。

簡単に略歴をご紹介しますと、2007年に玩具会社のタカラトミーに新卒入社し、子ども向けおもちゃの法人営業やファミリー層向けボードゲームなどの販売計画に携わりました。その後、ITベンチャー企業のSpeeeにジョインし、マネージャーとして70人のミドルベンチャーから500人以上のメガベンチャーに参画しグロースと上場を経験しました。ネイティブアドネットワークUZOUの立ち上げに携わった後、株式会社なんでもドラフトの社員1号・執行役員CMO、SCデジタル株式会社(旧ALPHABOAT)のブランドプロデュースユニットのゼネラルマネジャーというキャリアを経て、2023年4月にGeekOut株式会社のCROとしてジョインしました。

大企業からスタートアップ、様々な業界やポジションを経験してきました。

ーーCROということですが、実際はどんなお仕事をされていますか?

主なミッションとしては、売上と投資のバランスを考えつつ、GeekOutがより良く成長するために、社内外のステークホルダーの皆様と協力しながら事業を推進することとなります。

業務は非常に多岐にわたりますが、最も重要な仕事は「問いを立てる」ことだと考えています。

常に変化する優先度を捉えつつ、対応しながら、GeekOutの方向性を整理し、改善を図ることを心掛けています。

ーー様々な業界やポジションを経験した藤田さんだからこそ、適任なのかもしれませんね!これまでのキャリアで苦労したことはありますか?

苦労話と言ってしまえば尽きないですが(笑)

個人的に一番苦労したのは、29歳のときにタカラトミーからSpeeeに転職したときでした。Speeeは当時70名規模で、SEOコンサルティングを主に行っている会社でした。私はアカウント部門に所属し、クライアントへの分析結果の報告や期待値調整、継続・アップセルのKPI管理、新規顧客への営業などを担当していました。

しかし、IT用語が全くわからず、SEOについても無知のまま入社したため、すぐに壁にぶち当たりました。例えば、社員用の営業用語集を読んでも「IPアドレス」と「ドメイン」が同じ「住所」と書かれていて混乱したり…。自分で専門書を買ってようやく理解し始めました。

また、Speeeの営業スタイルはタカラトミーとは真逆でした。タカラトミーでは有形商材を買う前提の顧客に提供しましたが、Speeeでは無形商材を買わない前提の顧客に提供します。慣れるのも大変でしたし、そもそも会社のカルチャーにも衝撃を受けました(笑)

例えばわからないことを質問するのに、立ち話はよくないと思いミーティングルームを予約すると、年下の同僚から「部屋移動する意味ってあります?」と言われたり、当時の会社のフェーズでは21時からミーティングが普通に行われたりしていました。(流石に今は違います)

これまでとは何もかもが違って、入社当初は全く活躍できず、大切な案件を失ったこともありました。営業というのは、提供しているサービスに対して本当は満足していただけていない部分もあるのではないか?という視点を持つことが大事だと思います。でも、当時の私は「まあ、満足してもらえるだろう。」って、たかを括っている視点でいたので大切なことを見落とすことも多くて。本当に実力不足で何度ももうダメだ、やめようと思いました。

しかしある時、尊敬する先輩や上司から「藤田はいつもおもちゃ会社の話を面白く話してくれる。それを今の営業でもやればいい」と言われ、自分らしさを失っていたことに気づくことができました。徐々に成果を出せるようになり、今でも、あの時ベンチャーに飛び込んで良かったと感じています。

ーー大企業?スタートアップ?多くの企業がある中でスタートアップを選択することについて

伝統的な大企業からキャリアをスタートした私ですが、ベンチャー企業やスタートアップにキャリアチェンジして良かったと思います。

大企業では、会社の主要な事業に沿った考え方があり、自分個人で仕事を定義することが難しい面があります。一方で、ベンチャーやスタートアップでは、自ら機会を見つけ、作り出す主体性が求められます。もちろん、大企業でも必要な能力ですが、ベンチャーやスタートアップでは、危機感や求められる必然性がより強く感じられます。スタートアップへの転職で、「藤田理」という個人の価値を定義できる感覚を持つことができました。

社会に出る前からなりたいと思っていた、自分自身の力で仕事を選択し、価値を定義し、提供できる人に近づいていってるな、と実感しています。

ーースタートアップ・ベンチャーを選択することを躊躇する人へ、伝えたいことはありますか?

スタートアップに参加するリスクについて、周囲からも言われますし自分自身も理解しています。確かにリスクが高いように見える(し、実際そう)かもしれませんが、私はむしろ現状に甘んじるほうがリスクだと考えています。日々変化する環境の中で、既存の環境にとどまり、しがみつくことの方がリスクが高いと思います。

進化の本質は変化であると、Speee時代の社長に言われたことがありますが、まさにその通りだと思っています。柔軟性が高く、環境に適応できる人材になるためには、スタートアップで一度仕事をしてみるのは良い経験になると思いますよ!

あ、私にとっての楽しくてワクワクする感情に従ってるということも付け加えておきますね(笑)

ーー仕事で大切にしてる価値観は?

「人は十人十色」です!仕事は千差万別、それに呼応するように人にはそれぞれ活躍できるフィールドがあると思ってます。時計の長針、短針、文字盤、ベルトそれぞれに役割があるように、人にも強み弱み、それぞれの役割というものがあります。私は弱みも強みも受け入れながら、支え合い適材適所で仕事しながら支え合える環境作りをしたいなと思っています。

ーーそんな藤田さんがGeekOutで達成したいこととやこれからのキャリアについて教えてください

私がGeekOutで達成したいことは、

日本に留まらず、世界中の人々に笑顔を届けることです。

この目標は、2006年に就職活動を始めた時から一貫して持ち続けているものです。一人でも多くの人に笑顔を届けられる人になりたいと思い、その思いを胸にキャリアを歩んできました。

20代で社会人の基礎と、笑顔を届けることの大切さを学びました。30代では、デジタルマーケティングを軸にビジネスを作り、多くの人に価値を届ける方法を学びました。30代終盤では、事業組織の創造に挑戦し、持続可能な方法で一人でも多くの人に笑顔を届ける手法を模索しました。

GeekOutではこれまでの経験を昇華し、社会人の初めに誓った「一人でも多くの人に笑顔を届けられる人になる」という目標を実現したいと思っています。この目標は、家族、GeekOutの仲間、社外のステークホルダー、Robloxユーザー、そしてこれまでのキャリアで出会ってきた仲間たちすべてに向けたものです。

多くの人たちに「価値」や「インパクト」を持続可能な形で届けることが目標で、感情のインフラサービスを構築することだと考えています。

ーーGeekOutで働く魅力は?

スタートアップには思えないほどの大きな挑戦に取り組めることです。

Robloxは世界中で7000万人以上のDAUを誇るプラットフォームであり、特に日本では急成長していますが、まだ世界ランキングでTOP10に入っていません。しかし、日本の小学生を中心に認知度が50%を超え、プラットフォームの普及が進んでいます。

このマーケットを更に加速させるために、GeekOutでは世界的に人気のあるRobloxの魅力を日本の市場に落とし込み、この魅力的な体験を広め市場を確立することに取り組んでいます。

そのためには、日本から生まれた面白いゲームタイトルを開発し、世界的なヒット作に育てることや、新しい技術を活用して価値を創造し、ブランドやメディアに影響力のあるマーケティングを展開することも重要です。

Robloxは日々アップデートされており、これから大きな波を生み出すプラットフォームの価値の創出に携わることは大きな魅力だと感じます。


ーーありがとうございます!GeekOutでは採用を強化していますが、今応募するか迷っている人に対してメッセージをどうぞ!

GeekOutでしか味わえないこのような濃密な体験が、社員の自己実現や成長に繋がり、仕事と生活が良好な関係で結びつく世界を生み出すと信じています。これらの魅力的な挑戦に興味を持ってくれる仲間を、心から歓迎しております!

興味がある方は、まずは気軽にカジュアルな面談から始めてみませんか?

最後までお読みいただきありがとうございました!


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