創業から10年が経った2020年、八百鮮はビジョンを正式に立ち上げた。
「八百屋を、日本一かっこよく。」
これが当社のビジョン。
理念やビジョンというものは、掲げることは簡単だが、その後の運用や浸透が実は一番難しい。
当社も例外なく失敗を繰り返してきたが、ここ数年はビジョンの浸透を感じることが増えてきた。
ひとつの要因として、定期的に開催してきたビジョンマップ研修というのが、大きな意味があったように感じるので紹介したい。
11月17日に開催した、ビジョンマップ研修。
3つのグループワークを通してビジョンを深く理解する時間となった。
テーマは3つ。
・「かっこいい」の定義とは?
・八百鮮にとっての「仕入れ」とは?「人材」とは?
・「5カ年中期ビジョンを達成するために何ができるか?」
この抽象的なテーマに対して、社員がグループワークをして、具体化(言語化)していく。
一日かけてビジョンと向き合うことで、思考は深まり、本質に近づいていくものです。
普段の業務からいったん離れて、理念やビジョンに向き合うのって、こうした時間を作ってあげないとなかなかできないものです。
深い理解は、自身の視座の高さや、メンバーの育成に直結していくものなので、組織を作るうえでは非常に重要だと思います。
今回のビジョン研修からは、チーフ職の社員も交えての開催としました。
店長に対するビジョン研修は何度か行ってきており、すでに店長たちの中にはビジョンが深く理解されている手ごたえを感じていたので、今回はすそ野を広げてチーフ職まで参加してもらったわけです。
総勢40名を超える大会議となりましたが、予想をはるかに超える熱気と、みんなのビジョンへの理解度が高いことに驚かされました。
2020年から5年間に渡って、ビジョン型経営へのシフトチェンジをしてきた成果が表れているなと実感しました。
ちなみに、2020年時点で30億程度だった売上は、ビジョン型経営にシフトチェンジしてから、5年で80億まで伸長したので、およそ50億円の上積みに成功したと言えます。感謝。
壮大なビジョンは、人をワクワクさせてくれます。
集まる人も、資金も、事業も段違いに質が向上したように感じます。
「ビジョン(理念)で飯が食えるのか?」という問いがありますが、私は、「食える」と自信をもって申し上げたいです。
ビジョン研修に興味がある方、理念型経営で最高の仲間を感じたい方、八百屋なのにこんな会社があったんだ!?と興味の湧いた方は、エントリーしてみてください。
採用担当が、そのすべてをお話ししますので、是非。