八百屋を、日本一かっこよく。
これは当社のビジョン。
八百鮮独自の評価基準
八百屋という職業が、日本一かっこいいんだと認められる世界観を目指して、八百屋を運営している。
当社の評価制度も「かっこいいかどうか」に重点を置いた独自の仕組みを構築している。
「かっこいい」という概念自体はすごく曖昧なものなので、合宿を何度も開いて、「かっこいいの定義」を独自に策定した経緯もある。
そこで生まれた八百鮮独自の定義が、
「愛される」×「憧れられる」×「尖る」=「かっこいい」。
かっこいいの方程式
今回は特に、この中の「愛される」について共有してみたいと思う。
愛されるとはどういうことか、
① 素直さがある
② 義理人情を大切にする
③ かわいがられる
④ 信頼感がある
⑤ 指名をされる
⑥ 笑顔がある
⑦ 誇りを持っている
⑧ 結果を出している
⑨ 潔さがある
⑩ こだわりがある
この10項目を当社では「愛される」の定義としている。
かっこいい人間、つまりは魅力ある人には愛される力が必ずある。
どんなに優れたスキルよりも、この力は大きな威力を発揮する。特に、組織で働く人にとっては。
(↑2024年9月 社員総会)
社長としての見解は、愛されるというのは言い換えれば、「仲間の力を借りられる人」だと思っている。人間一人の力はまさに微力で、どんなに優れたスキルがあっても、一人の限界はある。
組織やチームで働く一番の魅力は、「仲間」がいることだろう。
一人では到達できない景色も、仲間と力をあわせれば見に行くことができるのだからロマンを感じずにはいられない。
早くいきたければひとりで行け、
遠くへ行きたければみんなで行け。
という言葉があるように、会社という生き物は大きな事業命題と使命を背負って企業努力を重ねるわけで、当社のように「日本一」という大きなビジョンを掲げるならなおさら、遠くへ行かなければならない。
(↑ 八百鮮 ビジョンマップ)
経営には早さももちろん大事だが、何年後にどうするか?という“遠い”未来をどう作るかはもっと大事だ。
愛される人が持つ可能性
愛される人は、素直さにより、周りから信頼されるから困難にぶつかったとき、周りが手を差し伸べてくれる。素直だから、変なプライドを持たず、その手を握りにいくことができる。
仲間の力を借りることで困難も乗り越えていき、結果を出すことに繋がる。結果を出すから、仕事に誇りを持つことができ、その誇りはまた信頼を得ていく。
この循環を生み出せる人は、愛される人にしかできない。スキルよりも愛される力を評価するのはこのためだ。
そして、採用活動においてもスキルよりも人間性を重視する理由はここにある。
入社2年目でチーフとして仕入を任されていく人が、近年激増して、社長としては最高に喜んでいるわけだが、入社間もなくして年間数億の資金を預けられる存在の裏には必ず「愛される」の評価項目が異常なほど点数が高いという事実が存在している。
一人の力は未熟であっても、仲間の力を借りられるならうまくいくと確信している。
優秀なスキルを磨くことも大事だが、
それ以上に当社では愛されるの10項目を磨くことをおすすめする。
なぜなら、それができれば壮大で大きなビジョンを達成するという、
最高の経験値を人生で得ることができるからだ。