スイム3km,バイク157km,ラン42.195km。365日仕事をしたい私が、代表の礒谷と年間合計100日以上練習して、宮古島トライアスロンに挑戦した理由。
「トライアスロン」は、人生を色鮮やかに変えてくれる。
トライアスロンは、スイム、バイク、ランの3つの競技を順番に1度に行う種目のことで、スタートから、ゴールまでの順位を争う。泳力や、走力、持久力、バランス、体感、体調管理、様々な技量・体力が必要なことから、過酷なイメージを持たれているスポーツの一つ。
最もベーシックな距離の51.5km(スイム1.5km,バイク40km,ラン10km)の競技は、オリンピックの正式種目にもなっています。日本の競技人口は、だいたい20〜30万人くらいと言われている。51.5kmは、だいたい2時間30分〜3時間30分くらいでゴールできるのが目安。
私は、2016年2月の久米島トライアスロンでトライアスリートとしてデビューし、年間約2〜3本のレースに出てきました。しかし、これまでのチャレンジの集大成の一つでもあるのが、この「宮古島トライアスロン」のレースになります。
(左:寺前本人 中央:代表の礒谷 右:パートナーの代表社長 段原氏)
「完走者の全員が、勝者だ」
トライアスロンは、勝者という概念が、「完走者の全員が、勝者だ」という考え方があります。
トライアスロンに挑戦すること、それは「自分に勝つこと」である。
トライアスロンに挑戦すること、それは「他人と競い、勝つこと」でもない。
スポーツはたくさんあるが、「完走者の全員が、勝者」のメッセージを出しているスポーツは多くない。
僕は、この言葉が大好きで、誇りも持っっている。
仕事においてもそうではないだろうか?
一人一人に強みがあり、一人ひとり自らの人生を充実させようと頑張っている!間違いなく頑張っている!努力をし成果を出そうとし、ゴールテープが切れたとき、それは間違いなく勝者だ。そこに誰と比べる必要はない。あなたは、すでにすばらしい。なぜなら、wantedlyで情報収拾をし、次のチャレンジをしようとしているからだ。
ビジネスで全ての情報が揃った上で、対処することはできない。それはトライアスロンもおなじ。
僕は、「仕事とトライアスロンは非常に近い。」と思っている。
限られたリソース(時間やお金)を、どう折り合いをつけて、ラン、バイク、スイムの練習の時間を確保できるかと言うタイムマネジメント、海や風など自然環境が相手なので、不測の事態にどう対応するかと言うリスクマネジメントや問題予測能力、想像力、そして行動力や、仲間を巻き込むリーダーシップなど。他のスポーツでは問われない事態が、ほぼ間違いなく発生する。
宮古島トライアスロンでも不測の事態は多く発生した。
「豪雨によってスタートが15分遅れる」
「スイムでコンタクト外れる」
「前日から心拍数が100越え」
「GARMINの設定失敗」等
ビジネスでも同じことはよく起きる。時間がない、資金がない、能力がまだない、経験がないなど、言い訳を列挙しようと思うといくらでも書くことできる。
しかしながら、僕は、トライアスロンを通じてこう思うようになった。
全ての情報や状況を想定してプランを作ることはできない。できるのは「想定」し、不測の事態に「対応できる」準備と、柔軟に問題を解決し続けることだと。トライアスロンを通じて、ビジネスアスリートとしての底上げがされるように感じている。どう対応し、成果(ゴール達成)を出していくか?
今、何が可能か?
そしてスポーツを通じて、本気で向き合い、楽しみ、仲間とゴールとプロセスを共有し、ビジネスプロフェッショナルとして、「自分自身」に磨きをかける。
チームや個人が成長することを最大級にサポートしているのが、リード・イノベーションの特徴の一つだと、自信を持って言う事ができる。会社として、5日も使って宮古島トライアスロンに挑戦させてくれる会社は、日本に何社あるだろう?(寺前調べで5社くらいだ)
宮古島トライアスロンは、「ストロングマン」と言われ、スイム3km、バイク157km、ラン42.195kmを、1日で行い、ゴールまで13時間ほど動き続ける。「鉄人」レースのうちの一つと言われている。
これまで紹介した通り、ストロングマンは、非常にタフなレースの一つとしてあげられる。
チャレンジ(トライアスロン)が私にもたらせてくれたもの。
・これまで出会うはずもなかったトライアスリートの大好きになれる仲間たちの出会い。
・新たな仲間の出会いが発見を生み、仕事が変わる。(広告代理店からマネジメントコーチ業へ)
・多くの経営者の方との会話の機会(ビジネスマンとしての成長)
・沖縄、北海道、軽井沢、ハワイ、スイス、プーケット・・・トライアスロンが旅になる。
・強靭な肉体と精神力
・健康的なカラダ(風邪引きにくくなった)
・すごいと言われるエピソード
大きなゴールテープを切るのも、たった1mの一歩の積み重ねから生まれる。
ただ、私も、2016年に最初のトライアスロンに申し込んだ時は、「完走できるか、どうか、わからない」ところから始まった。10年前と比べると、体重は10kg以上も増えて、運動は当初、月1回のフットサルくらいだ。(50mも泳げるか不安)
まずやったことは簡単だ。「トライアスロンをググって、大会の申し込みをポチッと押す」だけだ。
そうすると「ゴールと期日」が決まる。あとは「どうすれば、3ヶ月以内に13時間以内に完走できる体力がつくか?」をひたすら考えて、実行すれば良いだけである。
その時点で「正しい意思決定」は存在しない。意思決定を正しくするように行動するのみである。
まずは1m。まずは一歩。そこから人生は色鮮やかに充実し始める。
あなたにとって、「少し勇気のいる、一歩」は何でしょうか?
踏み出すとしたら、いつ踏み出しますか?(意思決定してから、その意思を正しくする!)
その勇気のいる一歩に、「私たちとともに働いて見たい、話をもっと聞いて見たい」などがあれば、
ぜひ、踏み出して見てください。(私たちはあなたの人生を応援します)
その一歩は、必ず何かを作ります。
まずは1m歩みだして見ませんか?
その一歩は、偉大なゴールに到達する一歩になります。
宮古島トライアスロンにチャレンジする理由は、一番は「人生を楽しみたい」からだ。
私は、人生を本気で楽しもうとしているか?楽しめているか?
この問いに迷いがある時、「何か1m」進める時かもしれません。
会場やボランティアの皆さん、このチャレンジをさせていただいた全ての方に感謝します。
そして。2016年の2月にトライアスロンをすると意思決定した自分に、感謝します。
その意思決定は、正しくなりました。