東洋経済「すごいベンチャー100」選出の反響は？

※ 公式noteからの転載です※

こんばんは。komhamの西山です。
本日は、komham奮闘記から少し逸れまして、ちょっぴり参考になりそうなことを書いてみようと思います。

実は9月に発売された、東洋経済「すごいベンチャー100」の1社にkomhamを選出いただきました。（めでたい！）

メディアへの露出はイチ手段として使わせていただきつつ、売上への直接的な相関はないと理解しているタイプです。
とはいえ、レガシー媒体に載ると、社員やその家族、お客さんが喜んでくれるので売上には代え難いインパクトがあることも事実。

実際にどんな反響があったのか、せっかく自分の会社で振り返ることができるので、簡単に評価してみようと思います。

選出されるまでのプロセス

あくまでも私たちのケースに過ぎませんが、どのようにkomhamが選出されたか、振り返りの前にその過程を共有してみます。

確実なこと

経営されている方ならほとんどの方がお金を借りたことがあるだろう、日本政策公庫から推薦をいただきました。
今年春先にデッド調達に動いていた時、公庫の営業担当者さんから「『すごいベンチャー100』へ推薦してもいいですか？」と聞かれた記憶があります。
ただ、編集部から選出のご連絡をいただいた際に「公庫さんから推薦したと伺いました！」とお伝えしたら「それだけが選出理由ではないですよ」と言われたので、複数要素がマストなんだと思います。

影響あったかも？と感じること

① IVS launchpadでの3位入賞
launchpadへ一緒に登壇した1-4位のスタートアップが全社選出されていたので影響があったかもしれません。ちなみに、launchpadも投資家からの推薦などがあって登壇に至っているので、常にだれかから推薦され続けている状態を作ることが大事なようです。

② komhamが地方発スタートアップなこと
北海道発スタートアップが6社も選出されていました。そもそも北海道に本店を置くスタートアップ数が50社前後しかいないので、選出率でみると非常に高い。国のスタートアップ支援の動きをみても地方発企業をどう育てるかは重要度が高い課題認識がされていそうだと、日々の手厚い支援から感じているので、公庫さんからの推薦も私たちが北海道発スタートアップであることが大きいかもしれません。

新規問い合わせ数推移

まず、掲載誌発売日であった2024/9/17から1ヶ月間と昨年の同期間、コーポレートサイトに届いた新規問い合わせ数を比較します。

新規問い合わせ数比較

合計数をみると一見増えたように感じますが、内訳をみると増えた分の大半は採用サイトやメディアへの広告出稿などの営業メールで、スマートコンポストとやコムハムの購入希望連絡数は9件と昨年と変わらない結果となりました。
出資や取材・登壇オファー数は増えたように見えますが、たまたま比較した期間の関係で数に差はあったものの、そこまで急激に増えた感じもなくいつも通りお問い合わせいただいた印象です。
結論、新規問い合わせ数を定量的にみると「すごいベンチャー100」に掲載されると営業メールが大幅に増えることがわかりました 😇

夢がなさすぎる結果となってしまいましたが、一切反響を感じなかったか？と聞かれると反響はあったように思います。私たちの場合、コーポレートサイトからの新規問い合わせよりも、お世話を焼いてくださる友人・株主・顧客のみなさまがよしなに営業してくれて案件をご紹介くださるケースも多いです。誰とどこで何の話をしていたかカオスすぎてログが追えないですが、最近、目覚めた直後から寝る直前までずっと誰かと新規案件や出資の連絡をしている印象です。
「すごいベンチャー100」に掲載されたことで、話を聞いてみてもいいかもと入口のハードルが下がったのかもしれません。

おまけ

蛇足ですが、たまたま本誌が発売されたタイミングで、起業前に経営周りの勉強がてら一瞬所属していたワンメディアのPIVOT「社長改造」に辛口友情出演をしました。
その結果、お会いする人から「あれ見たよ！」と言われるたびに「すごいベンチャー100」の話か？と思ったら「社長改造」だったケースが結構な割合でありました。（半々くらい？）
PIVOTとガクトさんの影響力・・・さすがです。

ご覧いただき、ありがとうございました…！引き続きkomhamをどうぞよろしくお願いいたします🙏