(1)「何かやってみよう」から、会社の使命ができた瞬間。本格始動したSTOCKCREW
(2)KEYCREWの仲間を育てたい。オペレーション部門長が最も大切にする、社員との関係性とは
(3)他ではできないことが体感できる、STOCKCREWの強みと今後の目標とは
「何かやってみよう」から、会社の使命ができた瞬間。本格始動したSTOCKCREW
今回は、KEYCREW創業メンバーの1人でもあり、発送代行サービスSTOCKCREWのOperation部門長、北原さんにインタビューしました。STOCKCREW本格始動の経緯から、強み、社員との向き合い方等、盛りだくさんの内容になっております!
・北原一樹 Operation部門長
※組織改編のため、現在は営業部門長となっております。
株式会社KEYCREW創業メンバー。現在、発送代行サービスSTOCKCREWにて、現場の管理監督を務めながら部下育成を行い、仲間一人一人が活躍できる会社にするべくマネジメントに徹している。
~北原さんは物流業界にジョインしてどのくらいが経ちますか?~
かれこれ20年以上携わっています。コツコツ積み重ねること自体は得意なのですが、結果が出るまでに時間が掛かることが苦手で(笑)物流現場は改善・実行した瞬間に結果が分かるのが面白く、物流にどんどんはまっていきました。
改善の例で言うと、荷物を地面に置くのではなく腰の高さに配置しなおすだけで、3秒掛かってしまっていた作業が0.5秒に短縮でき、荷物を持ち上げる作業の体への負担も少なくなります。コスト面でも、仮に時給1,400円だとした場合1秒あたり23円が削られていくのがパッと計算しただけでわかる部分、それが生産性向上に繋がるということが目に見えるのでとても楽しいです。
友人の紹介で小さな物流会社に入社したことがきっかけではありましたが、その後大手物流会社に転職し、KEYCREWを起業しました。物流という機能を通じて世界をもっと面白くしたいと考えています。
~KEYCREWが現在主事業としている、発送代行サービスSTOCKCREWができた経緯についてお伺いしたいです!~
最初は「なにかやってみよう!」と勢いで会社を立ち上げ、ロボットのコンサルティングや現場導入の手伝い等、実業とはかなり離れたことをしていました。
その後、大阪の知人の雑貨屋さんから物流を委託したいと思っていると相談をいただき、大阪に自分たちで現場を持ちました。そのような時とある個人事業主様と出会い、物流費の壁があることを身に染みて感じました。その方は一生懸命事業を頑張り商品を売っていましたが、物流の委託に対してとても高い手数料を取られており、大手の3倍くらいの金額を支払っていました。そんなことが存在するんだって結構ショックでしたね。
元々自分たちが課題に感じていた「大手物流業界がスケールメリットを優先するあまり、中小企業や個人事業主が適正なサービスを受けることが難しい」という現状を目の当たりにし、そこから「本気を出してやろうぜ」と奮い立ちました。それがSTOCKCREWの始まりです。
その後、サービスを法人化、株式会社STOCKCREWを設立しました。現在、株式会社KEYCREWの主事業となっています。
~創業で苦労をしたエピソードを教えてください。~
事業自体は、多くの企業様にお力添えをいただき上手くいったり、ITに頼ったりする方法もあります。様々な進め方があるので、テクニックでどうにかなってしまう部分が多い中、自分がロングテールな仕事を苦手とする部分と通ずるものがあるのかもしれませんが、どうしても時間が掛かってしまう会社の仕組み作り、文化を形成していくこと、その時の企業の成長ステージに合う人材を採用していく等の会社を創ることが最も苦労しました。
成長ステージに合う人材を採用していくことに関して、会社の文化形成に注力しているタイミングでは、特に、会社が発信をすることが重要だと痛感しました。新しく仲間になる人たちがどのくらい共感をしてくれるかを入社前に測ることや、その共感の土台を作っていくことは非常に難しいと相変わらず感じているものの、徐々に創業メンバーではなく、後に入社した後輩からも会社の理念や、文化について話しているのを耳にすることが多くなってきました。ようやくKEYCREWってこういう会社なんだなっていうのが浸透し始めたなと嬉しく思っています。
KEYCREWの仲間を育てたい。Operation部門長が最も大切にする、社員との関係性とは
~Operation部門長というポジションですが、現在の業務内容を教えてください!~
物流サービスを提供している以上、それを担うオペレーションが正しく運営していくことを前提としながらも、常によりよいサービスにすることに向かって一人一人が進んでいるか、迷いがないか、良いモチベーションを保てているかを確認し、正しくディレクションすること、事業成長に沿って安定的にオペレーションを供給し続けることを意識して業務に取り組んでいます。
また、お客様との向き合い方で大切にしていることは、メンバーのプロ意識や緊張感をどれだけ高く保ち続けられるかということです。現場では、少しのミスがお客様を待たせてしまうことに繋がってしまうためです。加えて、「STOCKCREWがより一層使いやすくなる」「どんな人でも利用できる」状態を目指しています。
~社員との関わり方で、特に意識していることはなんですか?~
現在会社を創っていこうというフェーズの中で、私は会社のチームで一番大きいオペレーション部門の部門長として6名をマネジメントしています。悩みがないとタスクが明確になり仕事が進むので、週1回30分の1on1では、弊社が導入しているOKR経営に沿った各々の目標設定や進捗管理を通して、メンバー1人1人とコミュニケーションを密にとることを大切にしています。業務を行う目的の理解がないと生産性が下がってしまうので、「言いっぱなしの仕事はしない」「しっかり納得して行動してもらう」ということも意識しています。
私はたくさん失敗した方がいいと思っています。そのような点が、まだ仲間に伝わりきっていない部分もあるので、今はチャレンジ出来ない仲間に対してのケアを中心に、信頼関係が薄いからなのか、納得していないからチャレンジできないのか…。しっかりと時間をとって話すことで、個人の悩みをクリアにしていきたいと日々考えています。
創業メンバーとしては、「今」のKEYCREWの思想や取り組みに共感してくれる方々がジョインしてくれている中で「入社して良かった」と心から思える会社であり続けたい責任感と、ある意味チャレンジ精神しかなかった創業当時の気持ちを同居させながら、日々尽力しています。
他ではできないことが体感できる、STOCKCREWの強みと今後の目標とは
~社員が安心して働くことができる職場ですね。では、STOCKCREWの強みはどのようなところにありますか?~
お客様、現場、カスタマーサポート、エンジニアが、全て近いところです。
全ての工程で弊社の利益しか乗っていない状態がお客様にとって1番フェアな状態だと考えており、内製化にこだわりを持っています。
ITに関してだと品質に直結する仕組みでも3ヶ月位のプロジェクトで成果物を出すことができる点、問題発生から解決まで1時間後や長くても3日後には直せるスピード感。そして、ITの力でシステム化することにより、お客様からのニーズに対し、どうしてもオペレーションだけでは対応しきれなかった部分が、オペレーションでも対応できるようになる、そしてそれがサービスとしても提供できるようになるという点が強みですね。
カスタマーサポートに関してだと、現場から直接回答しているので距離感が近く、対応しているメンバーも物流に携わってきた人ばかりなので、その上でコストが入ってこないことが強みです。
~内製化のこだわりにお客様へ良いサービスを提供したいという強い想いを感じます!それでは、今後STOCKCREWはどのようになっていくのでしょうか?~
ようやく昨年STOCKCREW単体で一定の利益を創出し続けられる運用になりました。今後は拡販のフェーズに入っていくのですが、これまで手を出してこなかった中規模案件、大規模案件の営業し始めており、いよいよ今までとは桁が違うクラスのことにも取り組もうとしています。あとは、WMSシステムの外販を水面下で進めていたり、IT目線の収入にもチャレンジしようとしていて、我々のオペレーションを伴わないサービスも提供し始めます。
なによりも物流業界は自分のキャリアパスを描きにくく、物流に関わること自体に魅力を感じにくい現実もあります。今はまだ現実的に厳しいですが、将来現場で働くセンター長が1000万プレーヤー!のような、やりがいが見えやすいオペレーションを作ることも我々のミッションのひとつだと考えており、今の行動や物流業界をもっと魅力的な業界に変えていきたい点が我々に与えられたミッションであり、「業界をまるっと変えたい」と思っています。
~業界をまるっと変える...そこに関われたらとてもやりがいがありますね!では、北原さんはどのような人と一緒に働きたいですか?読んでいる方にメッセージもお願いします!~
現在、盤面をひっくり返す力を蓄え中で、ますます、この会社でチャレンジしたいなと思ってもらえる会社になってきています。今後ものすごいスピードで物事が動いていくと思うので、チャレンジ精神旺盛な方と一緒に働きたいですね。弊社には「失敗は恐るものではなく達成するもの」という行動指針があるのですが、マネジメント層も働いているメンバーも、本気でそう思っています。やらないと分からないことが多く、失敗したら全員で反省すれば良いですし、確定していない未来をいくら考えたところでどうしようもないので、まず行動できる人に来ていただきたいです。
本当に、自分がやったことが会社に大きく影響してくるフェーズなので、とても事業に携わっているという実感が湧くと思います。自分のやったことが次の日反映している、自分のやったことがサービスとして形に残っているといった、今弊社がこの成長フェーズだからこそ楽しめる状況にあると思うので、是非他社では体感できないことを一緒に体感していきましょう!
使命感・責任感がとても強く、周囲を巻き込む力がピカイチ!場を盛り上げるムードメーカーでもありながら、締めるところは締める。後輩に向けて、今までの経験を惜しみなく言葉にしてくれる。そんな頼りになる仲間思いのOperation部門長のインタビュー記事でした!
変化する組織に自ら飛び込みたいというチャレンジ精神旺盛な方!ぜひご応募お待ちしております。