【オンテックスの組織カルチャー創造！】働きやすい職場環境を生む「プロジェクト制度」とは？

住宅リフォーム市場において、国内トップの売上を誇るオンテックス。「生活総合支援企業」として、積極的な新規事業拡大にも取り組んでいます。

若手社員の発想を重視した自社ブランド製品の開発にも力を入れており、社員自らが考えながら組織カルチャーを創造する風土が根付いています。今回は働きやすい環境を自分たちで整え、組織を活性化していくための「プロジェクト制度」についてご紹介します。

「プロジェクト制度」誕生のきっかけ

「プロジェクト制度」が生まれたのは、今から2年ほど前。社員にとってより働きやすく、長く活躍しやすい環境を整えていくことを目指して誕生しました。組織課題に対する改善点を洗い出し、解決策を模索しながら新たな社内制度を立ち上げていきます。

まずは組織課題と向き合うプロジェクトリーダーが選出されます。その上で、リーダーがメンバーを選任。もちろん「やってみたい！」と手が挙がれば、参加も可能です。

プロジェクトメンバーは5〜6名。さまざまな部署から参加しており、支店長以上のポジションを務める社員もいます。

今後も業界トップ企業であり続けるためには、さらなる事業拡大と組織体制の強化が必須です。安定した成長を続けていくためにも、重要な取り組みとして社内に定着しています。

今年4月からスタートしたプロジェクトです。「働いている従業員の満足度を高めていこう」との目的で発足しました。過去に行っていた「新卒社員フォロープロジェクト」「中途社員フォロープロジェクト」を活かし、社員育成の観点から発展させた内容へと進化しています。

まずは、下記のような取り組みからスタートしました。

すでにサーベイスコアが5～10ポイントほど上昇し始めており、じわじわと満足度が上がっています。では具体的にどのような施策を立ち上げ、制度化していったのかをご紹介します。

全国の拠点・オフィス内の従業員同士の親睦を深めるために、スポーツ大会やボーリング大会を開催。各エリアごとに予算を振り分け、半年おきの定期開催を実施しています。

社内で利用しているチャットツールを活用し、営業活動に活かせる資料を隔週配信。「係長以上」「入社1年目の中途社員」など役職・入社年次ごとにグループを作り、営業活動をする上での悩み相談がしやすい仕組みを作りました。「この資料は提案の参考になる」「学びが多い」など、嬉しい声も出ています。

こちらの制度はES（従業員満足度）向上プロジェクトから生まれたものではなく、CS(お客様満足度)向上プロジェクトから生まれた制度となりますが、工事前の自宅の壁に自由にらくがきをしていただき、家族の思い出を創っていただく制度となっています。お子様がいらっしゃるご家族は特に喜ばれる制度です。

この他にも、プロジェクト制度はさまざまな観点から組織活性化に向けた取り組みを行っています。新卒向け研修、中途向け研修、CSR（企業の社会的責任）強化、お客様満足度向上などにも対応し、実現に向けて歩んでいます。

幅広い企画内容が実現しやすい背景には、スピード感を持って目標達成に向かう企業風土があります。

「プロジェクト制度」は、プロジェクトリーダーが執行役員に提案した上で、形にしていきます。実施判断を下す役員は、「良いと思った施策は、積極的にGoサインを出す」という方針を貫いているそうです。

もちろん再考が必要な場合には、率直なフィードバックが返ってきます。どんなアイデアでも一度は受け止めてもらえるため、遠慮なく発信しやすい環境が整っていると思います。

今後も組織課題の解決に向けた施策が、次々と生まれていく予定です。プロジェクト制度を基軸に、自分たちの手で組織を活性化していける喜びが味わえるのではないでしょうか。