戸建住宅向けの外壁塗装や、内装リフォームを手がけているオンテックス。ユニークな社内制度を導入し、社員にとって活躍しやすい職場環境を整えています。
特に注力しているのが、「入社後のミスマッチの軽減」。入社後、イメージとギャップがあって退社をするといった事象は、誰も幸せにならないことだと考え、できるだけ入社後のギャップを無くす制度を設けています。
今回は、入社前にオンテックスについて深く知っていただける、入社後のミスマッチを極力無くす「体験入社制度」についてご紹介します。
「体験入社」を始めたきっかけ
「入社前の“働くイメージ”と入社後の現実。そのギャップを埋めることができたら、もっとパフォーマンスが上がるのではないか」──そう考えたことが「体験入社」誕生のきっかけとなりました。
入社後の活躍は、会社にとっても求職者本人にとっても幸せであるはず。まさに「Win-Win」の関係になれるのではないかと思い、2010年からスタートしています。
それではいざ、1日体験入社へ!
体験入社は新卒・中途を問わず、内定後に実施。実際に1日の勤務スケジュールを体験していただきます。
|まずはオフィスに出勤し、自己紹介
配属予定のオフィスに出勤し、お互いに自己紹介をしましょう。今日1日、先輩社員と同行して仕事の流れを体感します。仕事内容だけでなく、どんな人たちとどんな環境で働くのかを知ることも重要です。
|社用車で担当エリアへ移動
先輩社員と一緒に、社用車で担当エリアへ向かいます。気になることがあれば、車中でなんでも聞いてください。正直にお答えします!
|お客様のお宅に訪問します
1軒ずつお客様先をまわり、住宅の外壁・内装に関するお困りごとがないかを伺います。時には世間話に花が咲くことも。営業なので、もちろん断られることも多いのですが、中には興味を持ってくれるお客様もいます!
|施工中の現場を巡回します
現在、施工中の現場へ向かいます。何軒かをまとめて回り、工事中の様子を見守ります。場合によっては施工担当の先輩社員や、お客様の声が聞けるかもしれません。当社の営業職は「ただ売るだけ」ではなく「お客様に安心を届け、満足してもらう」ことを重要視しています。営業活動の時間を減らしてでも、お客様フォローに注力しています。
|オフィスに戻ります
帰社後は面談を行い、実際に営業活動を見てどうだったかをお聞きします。「施工中のお客様の笑顔が良かった」「キレイになった戸建住宅に感動した」などを仕事にやりがいを感じる方もいれば、「意外と訪問で歩く」「アポイントが取れないこともある」など仕事の厳しさを実感する方もいます。
入社するかどうかは、ご自身でしっかり考えて決めていただいて大丈夫。気になることがあれば、遠慮なく相談してください。
体験入社を終えた先輩たちの声
体験入社には年間200名程度が参加しており、そのうち20%が辞退・80%が入社しています。業務内容や仕事の流れについて理解を深めてから入社を決断していただくため、入社後の定着率UPにも貢献しています。
実際に参加した社員の方にも、感想を伺ってみました。
- 「仕事の厳しい部分をここまでリアルに見せてくれる企業はなかった」
- 「入社前に一緒に働く人や職場環境が知れて、安心できた」
- 「選考では分からなかった社内の雰囲気、人間関係が確認できて良かった」
選考時には営業職に不安を感じていた求職者も、体験入社に参加して業務内容・職場環境・社内の雰囲気が分かり、安心して入社。入社後も体験入社と同じオフィスに配属され、同じ業務内容を担当するため、しっかり成果を出すことができています。最終的には入社後6ヶ月で主任に昇格!という社員もいる通り、入社後の活躍にもつながっています。
オンテックスのすべてを見てほしいから
実は「体験入社」制度導入当初は、営業部門の生産性が低下するのではないかとの懸念もありました。時にはお客様先への訪問スケジュールの調整に苦労したり、効率よく行動できなかったりすることも。しかし、入社後の定着と活躍によってどの部門も「体験入社を積極的にやろう」と前向きになってくれています。
体験入社の導入は、オンテックスのすべてを見てほしいという気持ちの表れです。どんな仕事にも、やりがいと厳しさの両面があります。入社前にそうした両面を理解し、自分自身のビジョンに近づけそうかどうかを考えてほしいと思っています。ぜひ、理想の未来に向かってチャレンジしましょう!