こんにちは、GROOVE採用担当です。
本日は、GROOVEで活躍する社員にインタビューをする企画のシリーズです。
今回は、入社2年目でシニアマネージャ―として活躍するTさん。
起業準備中だった彼がなぜGROOVEで働くことを選んだのか、また、働く魅力や仕事のやりがいについて話を聞いてみました。
ぜひ、最後までご覧ください!
企業の成長と発展を支援するために。
ーこれまでのどのような経験を積んでこられたのでしょうか。
新卒では全国展開するスポーツ用品を取り扱うお店の販売員をしていました。元々は自分がお客さんとして利用していたお店で、地元が田舎のためいつもネットから注文していましたが、いずれは地元にお店を出してもらえるようにと目標を立てて就職しました。
そんな中、入社2年目の販売コンテストで全店舗で1位を獲得して海外研修などにも参加させていただき、当時の社長や部長に地元である岡山への出店のメリットなどを伝え続けていたこともあり、無事3年目に実現させることができました。
その後は、大型店舗の立ち上げにも携わる機会をいただくなどして自分の中での目標も達成できてやり切ったタイミングでもあり、さらなる挑戦と成長を求めて前職のコンサル会社へ転職しました。
前職のコンサル会社では、中小企業を対象に財務面から組織改善に至るまで様々な領域で支援を行っていました。担当エリアである北海道や北陸では、経営者の多くが年配の方で、事業承継や人材不足の問題が深刻化している状況でした。こうした経験から、M&Aや地方創生に関する事業に強い関心を抱くようになり、30歳で起業しようと思い、GROOVEに入社する前にはその準備を進めていました。20代はとにかく駆け抜けてきましたね。
ー起業を検討されている中、なぜGROOVEに入社したのですか。
前職在籍中から起業のための勉強や情報収集をしていたのですが、その際に代表の田中のYouTubeにたどり着いたことが、GROOVEとの最初の出会いでした。
当時は次の就職は考えていなかったものの、退職後にたまたま登録していた転職サイトでGROOVEからスカウトメールが届き、「これは何かの縁だ」と感じて、一度話を聞いてみることにしました。実際に社員の方々と話をする中で、起業はあとからでもできる、ここでならまだまだECという未知の領域を学べるし、もっと成長できるのではないかと思い入社を決めました。
ー具体的にどのような点に魅力を感じたのですか。
GROOVEの事業や組織の成長をリードできる役割を担えるという点が、私にとって魅力でしたね。私が入社したのは約1年半前で、ちょうどGROOVEが成長期に入り、採用や組織づくりを強化し始めた時期でした。M&Aや地方創生の領域で起業を志した背景が「企業の成長と発展を支援したい」という想いからでしたので、領域は異なるものの、本質的にやりたいと思っていたこととGROOVEのフェーズが合致していたんです。
また、地元が田舎ですので、買い物もインターネットを使うことが多く、Amazonも学生時代から約10年以上使い続けていて馴染みがあり、地域に貢献できるサービスという観点で事業内容にも興味を持ったこと、経営陣をはじめとして聡明な方が多い会社だと感じたこと、社員同士の横の繋がりを大事にしている社風であることが決め手になりました。
今年の秋からシニアマネージャーとしてチームを持ちながら、ECコンサルタントの業務と会社の組織づくりを担っています。
裁量と責任があるからこそ、やりがいがある。
ー入社して良かったと感じることを教えてください
裁量が大きいことですね。GROOVEのコンサルタントは、自分が担当する商品を「ここまで成長させよう!」という意思を持って支援に取り組み、最終決定権を持つことができます。クライアントの担当者やその上司ではなく、自分に判断が委ねられています。コンサルタント自身が意思を持って決断できることは、大きな経験値を積む機会になっています。
現在、大手企業を2社担当しており、自分で起業しただけでは携われないような大型案件を任されています。大きな予算が動く案件を1年目から任せてもらえるというのは、他の会社ではなかなか得られない貴重な経験だと感じています。
ー貴重な経験ができているのですね。難易度が高そうですが、その点はいかがでしょうか。
裁量があるからこそ、責任も伴うと実感しています。思わしくない結果になったときには、コンサルタントとしての対応や意見が問われる場面もあり、難しいと感じる部分です。
入社して初めて担当した、ヘアケアやスキンケア商品を扱う美容メーカー様の案件で、過去にない額の広告予算をいただいたにもかかわらず、2か月間予想よりも売上が伸びず、ご指摘を受けたことがありました。
広告運用は自分にとって初めての経験でしたし、成果が出なかったらどうしようという不安や焦りもありましたが、広告運用を始める前に市場調査やレビュー分析をしっかり行い、商品の品質も高いと確信していました。販売員の経験があるので経験上分かるのですが、良い商品はしっかりと消費者に情報を届けることができれば売れます。また、競合調査を踏まえた上で、あえて広告に投資する価値があると判断していました。その背景をお伝えし、この投資は無駄ではないとご説明したところ、クライアント様にもご理解いただき、3か月目からは数値も回復しました。
難しい点もありますが、この経験を経て、今ではクライアント様から信頼を得られていると実感していますし、支援した商品が世の中に広まるのは大きなやりがいになっています。
自分の経験を会社の”財産”に。
ー組織づくりにも携わっているとのことですが、どのようなことに取り組んでいるのですか。
現在、2つのテーマを軸にした研修の企画を進めています。
1つ目は、「コンサルタントとしての在り方」です。GROOVEにはECやコンサル未経験で入社する若手メンバーも多いので、お客様との向き合い方や価値提供の方法について社内で質問されることがよくあります。Amazonで売上を作るためのノウハウは社内にありますが、「コンサルタントとしての在り方」については、まだ型として共有されていません。
コンサルタントは「どう売るか」という物売りにとどまらないことが重要です。
例えば、クライアント様の商品を実際に購入して理解を深め、その体験を消費者目線で担当者にフィードバックすることもあります。森永乳業様の支援では、ちょうど昨年、第一子が生まれたタイミングで粉ミルクの担当をさせていただいたのですが、その際に子どもと一緒に自分自身でも粉ミルクを試し、競合製品と比較した感想を消費者としての意見も含めてお伝えしました。
また、私は定期的にクライアント様のIR情報を確認することをルーティンにしています。これは前職のコンサル会社の時に身についた習慣ですが、IR情報には業績や方針など、会社に関する重要な情報がすべて含まれているため、これを事前に把握しておくだけで、担当者と目線を合わせた状態で打ち合わせを始めることができ、議論が非常にスムーズに進むと感じています。
AmazonのECコンサルタントではありますが、入社してからこれまで、クライアント様の会社全体をコンサルティングする意識で業務に取り組んできました。その結果、契約を継続いただけたり、追加で倍の投資もいただけており、こうした関わり方に価値を感じていただいているのではないかと思っています。
お客様に価値を感じていただくためには、”やり方”だけでなく”在り方”も重要だと考えているので、研修を通じて社内全体に浸透させたいと考えています。
2つ目のテーマは、「生産性の高い仕事の仕方」です。これは私自身の仕事と家庭を両立しながら働くという経験を通じて得た気づきがベースになっています。子どもが生まれてから、仕事と家庭の両立に挑戦する中で、効率化だけでなく、仕事のスピードを上げるための方法論などを共有することも必要なのではないかと感じました。
ーどのような気づきがあったのですか。
子どもが生まれる前は、仕事と家庭を両立できると思っていましたが、実際にはやるべきことが想像以上に増え、パツパツの状態になりました。リモートワークの頻度を増やしてもらうなど工夫しましたが、それでも時間が足りず、育児や家事にもっと時間を割きたいと思い、急遽育休を取らせてもらいました。
急な引き継ぎ対応をしてくれた当時のマネージャーや、迅速に手続きを進めてくれた管理本部の皆さんには本当に感謝していますが、この経験を経て、自分自身の働き方を見直す必要性を感じました。
育休から復帰した後は、「限られた時間の中で、最小工数で最大の成果を出すにはどうしたらいいか」をこれまで以上に真剣に考えるようになり、効率化やスピードアップを重視した働き方をより一層意識するようになりました。
これからGROOVEではライフイベントを迎えるメンバーが増えると思います。その際に、事前に生産性の高い働き方を身につけられるような研修制度などの仕組みがあれば、心の負担や不安を軽減しながら仕事と生活を両立しやすくなるのではないかと思ったんです。
現在は研修の企画に加えて、管理本部が主催しているMVV研修の企画・運営にも関わらせてもらっています。みんなが成果を出しやすい環境や働きやすい環境をつくること、そしてGROOVEらしいカルチャーや仕組みを整えることで、今後も組織に貢献していきたいですね。
自己実現と成長の両立が叶う場所。広がるキャリアの可能性
ーGROOVEで働く魅力を教えてください
自分が「やりたい」と思ったことにチャレンジさせてもらえる点が、最も魅力だと感じています。私は仕事において、自分の理想と会社の目指す姿が重なり、それに対して情熱を持って取り組み、成長実感を感じられるかどうかが大切だと思っていますが、ありがたいことに今の環境でそれが実現できているため、日々充実しています。
GROOVEでは、ECコンサルティング事業に加えて「モノづくりをアップデート」というミッションの実現に向けて、第二、第三の収益の柱となる新規事業にも積極的に取り組んでいく予定があります。
地方創生やM&Aに関わる事業で起業する選択肢がなくなったわけではありませんが、GROOVEの新規事業としてそれに取り組める可能性もあると感じており、今では起業以外の選択肢も視野に入れることができています。キャリアの可能性を広げることができる環境も、魅力的だと思っています。
ー最後に、転職を考えている方にメッセージをお願いします!
現在、GROOVEではタイムリーにさまざまな制度が整えられています。研修や社内コミュニケーション活性化の施策以外にも、今年はフレックス制度が導入されるなど、これまで以上に社員が働きがいと働きやすさを両立できる環境になってきました。
とはいえ、まだまだ取り組めること、やりたいことがたくさんあり、事業と組織を一緒に創り上げていける貴重な経験ができるフェーズにあります。クライアント様の会社の成長を支援しながら、自分が所属する会社も成長させる役割を担ってみたいという想いがある方には、今のGROOVEはぴったりだと思います。ぜひ、ご応募お待ちしております!
GROOVEは現在成長期で、AmazonのECコンサルティングはもちろんのこと、それ以外のモールや自社ECサイトのコンサルティングなど、トータルECコンサルティングやEC・D2C領域の新規事業開発にも取り組んでいます。
コンサルタントも募集中ですので、ご興味をお持ちいただいた方はぜひ、「話を聞きに行きたい」からのエントリーをお待ちしています!