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社員インタビュー#6 光学技術の最前線への挑戦

本日はお時間をありがとうございます!簡単な自己紹介からお願いします!

先端研究で使用されている、高精度なX線ミラーを開発する業務を担当しています。

具体的には、精度を上げるための研究開発や、お客様の要望をミラーの設計に落とし込むための窓口、技術成果の学会への広報など幅広く行っています。

光学業界に精通していないと難しいお仕事であるように感じてしまうのですが、“光学”に興味を持ったきっかけは何だったのでしょうか?

元々、「光は華やか」という漠然としたイメージがあり、X線ミラーの研究室に入りました。また、「光=最先端」というイメージがあったのも、理由の1つかもしれません。

大学在学中から光学、さらにはX線ミラーについて学んでいたとのことですが、今のお仕事のやりがいを教えてください!

今も、“X線ミラー”というX線を1点に集めるミラー素子を研究しています。自分たちが作ったミラーが研究所で使用され、その成果が学会や論文で発表された時にやりがいを感じます。他にも、長年開発されてきたものが研究者に使用され始め、「流れが変わってきたな」と感じる時もやりがいを感じる部分です。

普通のレンズは光を1点に集めますが、私たちが研究しているのはそのX線版です。表面の精度をほんのちょっと良くするだけで性能が変わってきます。それは数字として明確に見えるものでもあるため、達成感を感じる瞬間です。原子サイズレベルの数ナノメートルの世界を追求することは、難しくもあり、やりがいを感じるところでもあります。

大学でも光学やX線についての研究はされていたと思いますが、夏目光学に入社したことで学べたことなどがあれば教えてください。

夏目光学では、日々ものすごく最先端の技術を経験しています。しかしそれは、最先端の装置を買えば良いというわけではなく、時には伝統的な研磨装置を駆使することもあります。

教科書的な物理現象以外のことも起きるということを知れたのは、夏目光学でさらなる研究を続けられているからこそでした。

また、精度向上の研究開発の他にも、いろいろな仕事を経験させてもらっています。学会に出て情報収集をしたり、会社の広報活動にも関わっています。絶えず情報のインプットやアウトプットを行うことで、得るものがあると感じています。

これから挑戦していきたいことがあれば、ぜひ教えてください!

今ある精度をもっと高めていく事ですね。ミラー表面の精度が行きつく先は原子1個レベルになるので、どこかで達成されるはずだと思います。

また、今はわからないですが、精度以外で、何か根本的な価値を光学業界に与えることができたらと思っています。先人は簡単なレンズから、いろんな形・いろんな技術を発展させてきました。ちょっと飛躍するような進歩を何回も続け、ここまで技術が発達してきたので、そういった貢献をしていきたいと思っています。

まさに、「すべては未来をつくる一歩のために。」という想いに基づいた目標ですね。目標を叶えるために、どのような方と一緒に働きたいですか?

自分では思いつかないようなことを思いつく人、ですかね。それがヒントになって、また別のアイデアが出てくる。そんなことができたら良いなと思います。

逆に、何か一つに突き抜けている人も魅力的です。絶対に諦めないで考える人や、責任感の塊みたいな人、気遣いがすごい人など、価値観の違いが自分にとっての気づきになるので、そういった方とお仕事ができたら、また新しい発見ができるのではないかと思っています。

特定の分野に限って議論をしてしまうと、対象が絞られてしまいます。それよりも、売り方や体制についてまで、幅広い知識・経験を持っている人がいることで気づきになります。

分野問わず「こういうことができないかな」と考えられる人とぜひ一緒に仕事をしたいと思っています。

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