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【社員インタビュー⑨】子育てしつつのマネジメントという働き方も、機能開発も、すべて自分自身で決める自由

入社の経緯を教えてください

大学の専攻は民俗学で、ITには縁もなく就職活動中も対象外としていましたが、当社の説明会での話が「会社としてではなく個人が社会にどう貢献していくべきか」を主軸に置いたもので、他社の主張とは全然違うことから、引き込まれていったんです。

最終的には、興味を惹かれ参加した選考の中で出会う社員の方や選考参加者ともに、話していて筋が通っていて、疑問をぶつければ10倍くらいの密度で返ってくるなど、人としての広さと深さを兼ね揃えた人ばかり。「こんな人たちと働いたらおもしろそう」と思えたので、内定をいただいた時点で心を決めた、というのが経緯です。

仕事内容とそのやりがいを教えてください

研修を経て配属は開発。学生時代、サークルで「楽譜を書いて演奏をする」ということをしていたのですが、開発もツールは変われど、「考えて作って最終的に相手に提供する」ということは同じで、好きだなと認識していたのでとまどいはありませんでした。こうして、第一子の産育休を挟んでずっと開発に従事しています。

WHIの開発の特徴はなんといっても、自分が考えた機能を、自分で作ってリリースして、お客様にフィードバックしてもらい、さらに自分で改良できる、そんなオーナーシップにあります。

5~8年目にかけての給与明細のプロトタイプ開発では、「給与明細帳票、見にくくないですか?」と自ら声を上げました。その問題を解消するため、既存の給与明細帳票の形式にとらわれないよう、さまざまな業種・職種の知り合い20人ほどに給与明細でどこを見るかをヒアリングしたり、他社製品でUIに優れた製品を調査したりしてからのスタート。

正解がない中で、レビューでは厳しく指摘され、作っては壊しをくり返し、自分たちが「これだ」と思ったものを仕上げた結果、社内で「こういうのが欲しかったんだよ」と褒められたのは思い出深いです。

現在は、一プレイヤーとしての業務に加え、開発リーダーとして、全体のマネジメントも行いながら、「勤怠・工数管理」製品の開発に携わっています。最近は、「勤怠ポータル」を刷新しました。勤怠に関するさまざまな情報を確認でき、かつ、ToDoをプッシュしてくれるような利便性の高さを実現し、社内外から良い評判を得ることができ、開発者冥利に尽きるというものです。



これまで最も印象的だった経験を教えてください

開発の仕事では、辛さと楽しさは表裏一体とも言えます。3~4年目、「申請ワークフロー・情報公開」製品の開発の一環で、「人事・給与」製品からの設定画面へのアクセス基盤を構築する際の話です。当時、異動したてで「申請ワークフロー・情報公開」の基盤をあまり知らなかったのですが、立候補しました。

案の定、知識が乏しい中で取り組むことになり、考えても考えてもレビューのたび、指摘は山積み。噴出する課題に対応していくものの、出口が見えず辛かった記憶があります。それでも、試行錯誤の果てに、最終的にリリースにこぎつけたことはとても楽しかったんです。というのも、入社して2年ほど、作ったものをリリースするというサイクルを回しきれず悔しい想いをしていたので、それが報われた感が大きかったのだと思います。

今後挑戦したいことを教えてください

第二子の産休に入るので、復帰してみないとわからないところはありますが、「COMPANY」全製品のエンドユーザ向けポータル画面の統一に携われればと思っています。勤怠ポータルで成功した知見をもとに、あらゆる製品間を横断して、情報や ToDo を発信できるようにしたいです。

「COMPANY」の良いところは、単に機能開発サイクルが速いだけではなく、製品コンセプトの一つである「無償バージョンアップ」によって、最新機能をお客様が使ってくれるケースが多く、その分多くのフィードバックをいただけること。ポータル画面も、お客様とともに成長していき、その利便性は大きな競争力になると確信しています。

また私は、常に新しい技術に触れて自分を高めたいという想いがあります。現在、WHIでは社を上げて、SaaSのサービスを開発しているので、構想をまとめ、そこで使われている最新技術に身を置きたいとも考えています。


WHIで働く魅力を教えてください

自分で働き方を決められることが最大の魅力だと思っています。まず、やりたいと思ったことは手を挙げればやらせてくれます。私は何度か部署異動をしていますが、エンドユーザ向けのサービスを作りたいなど、その都度希望を出しての結果です。

さらに、やり遂げるためのサポートも惜しまない会社です。たとえ困難があっても、周囲が相談に乗ってくれたり、的確にレビューしてくれたりしますから。働きやすさの面でもそれは同様です。

実際、現在3歳の子どもの子育てと第二子妊娠中ですが、ワークスミルククラブ制度(※現制度名称:Works Life +)を活用したり、同じ部署の同僚からのサポートもあって、マネジメント業務、開発業務、育児を両立できています。このまま自由と心地よい責任を感じながら、末永く製品を開発し続けたいです。

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