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【学生インターン】リーダーとして目標を達成するために

(本記事担当:幸脇かおる 2022インターン生)

今回は、Garage学生インターンシップ(以下インターン)で、学生インターンリーダーを担当している静岡大学大学院2年生の若月祐樹さんに、同じく学生インターン幸脇がインタビューしました。若月さんがインターンに参加したきっかけから、インターンで学んだこと・成長したこと、そして、どのような人がこのGarageインターンに向いているかなど、様々なお話を伺いました。


ーーでは、若月さん、本日はよろしくお願いします!今回はGarageのインターンの参加の理由、そして学んだこと・成長したこと、それからどのような人がこのインターンに向いているかなどを質問させていただきます。

よろしくお願いします。

ーーまず、Garageのインターンに参加したきっかけを教えていただきたいです。

The Garage for Startups(以下Garage)を運営している株式会社Wewill代表の杉浦さんに誘っていただいたのが、このインターンを始めたきっかけです。そもそも杉浦さんとは、学部2年生の春から参加しているStartup Weekend浜松(以下SW)という起業体験イベントを通じて知り合いました。3回ほど参加したタイミングで「学生初の運営リーダーやらないか」と杉浦さんに声をかけていただいたことから話すようになりましたね。その後、僕が学部4年生の時に杉浦さんが「イノベーションやチャレンジを生む場所を浜松に作りたい!」とGarageを立ち上げて、そのコミュニティを運営するためのスタッフとしてGarageインターンに誘っていただきました。

※The Garage for Startups :浜松市中区にあるコワーキングスペース。浜松のオープンイノベーション拠点になっている。ホームページ:

The Garage - 浜松市中区高林にあるコワーキングスペース。遠州鉄道「助信駅」より徒歩約9分。
浜松市中区高林にあるコワーキングスペース。遠州鉄道「助信駅」より徒歩約9分。
https://the-garage-for-startups.jp/


ーーきっかけはSWという事なんですね。確かに、SWは起業体験をできるだけでなく、人との交流を生み出す場所にもなっていると聞きます。では、そのようなきっかけから参加したGarageインターンを通して、若月さん自身が学んだことを教えていただけますか?

ビジネスの立案に挑戦するチャレンジエクササイズ(以下CE)の企画は、とても勉強になりましたね。「責任者・リーダーとは何か」ということをすごく考えましたし、実践する機会になったと思います。大学のサークルでリーダーを務めていましたが、仕事としてリーダーをやることと全然重みが違いました。抽象的なミッションを与えられることが多かったので、「Garageにとっての僕の存在意義」から具体的な目標と手段を考えて、実際にその目標達成をするために動き続けました。その中で「責任者・リーダーとは何か」を学んだと思います。

(写真)第一回チャレンジエクササイズ

ーー私も初めてのGarageへの関わりはCEの参加なのでなんだか感慨深いです。確かに、若月さんはいつも目標とその達成に向けての動きを考えて行動している印象があります。具体的には、どのような経験を経てそのように行動するようになったのですか?

はじめは何事もそれっぽく、かっこよくやろうとしていました。でも、かっこいい企画だけ作っても、それだけでは実際チームでの仕事は進みませんでした。なぜ進んでいかないのかを考える中で、一つの要因として、インターン生のモチベーションに合わない仕事を振ってしまっていることが分かりました。モチベーションに合わせた仕事を振るには、上辺のモチベーションではなく、真のモチベーションを知る必要があります。そして真のモチベーションを知るには、彼らとコミュニケーションを取り、信頼を得る必要があります。ですが、Garageの働き方は全員別の曜日にシフトに入るのでお互いのコミュニケーションがなかなか取れません。非同期にコミュニケーションが取れる仕組みを試したりしましたが、それもうまくいきませんでした。そこで「責任者・リーダー」として僕が責任を負っているのは目的達成の部分だと考えたときに、単純に、地道に、コミュニケーションの時間を少しでも取ろう思うようになりました。

それからは他のインターン生のシフトに合わせて1on1のミーティングをなるべく実施したり、積極的に雑談の機会を作ったり、プライベートでご飯に行ったりして、繰り返し会話を重ねて信頼関係を築くようにしています。そのおかげで、お互いのことを知り、一緒に考えながらモチベーションに合ったタスク振りができるようになり、業務を進めていけるようになりました。その経験から、時間をかけてメンバーと対話を重ねて信頼関係を築くことは「リーダー」としての重要な仕事だと日々感じています。



ーー私も何回かご飯に連れていっていただきました(笑)。他の学生インターンとの連携をとるためにもインターン同士の交流、そして自身のリーダーとしての役割の広さが重要ということなんですね。これらの気付き・学びを通じて、具体的に自分の成長を感じるところを教えていただきたいです。

主に3点あるかなと思います。

1つ目は、「チームのモチベーションに敏感になれるようになった」ことです。

これはさっきも話しましたが、チーム全体の生産性を高めるためにも、個人のモチベーションを知る必要があるので、常に仲間のモチベーションがどこにどのくらいあるのかを意識できるようになりました。

2つ目は、「責任感・オーナーシップを持てるようになった」ことです。

リーダーとして、目的を達成することに責任があると思うようになったら、業務のかっこよさよりも必要なあらゆることをやるっていうのが大事だと考えるようになりました。

3つ目に「先のことまで考えて動くことができるようになった」ことが挙げられます。

Garageのインターンでは、浜松の学生が起業を当たり前に選択肢として考えるような文化を作るというミッションがあります。CEなどのイベントはそのための1ステップでしかないので、常に各イベントや施策が大きなミッション達成のためにどう役立つのかを考える必要がありました。なので、長期的な目で考えて、各イベントや施策を、何につなげるべきか、ということを常に考えて動くようになりました。

ーーなるほど。学生インターンとして、またインターンリーダーとして、様々な業務に取り組む中で学んだことなのですね。では、そのような学びや成長を通して、若月さん自身の将来のビジョンの変化した点や深まった点などはありますか?

僕は将来プロジェクトマネージャーまたはプロダクトマネージャーのような役割で仕事をしたいと考えるようになりました。これは、Garageインターンでの、価値を届けることに責任を持って様々な仕事をするというようなリアルな経験をしている中で目指すようになりました。Garageは、起業家、ベンチャー企業の人、大企業の人、行政の人、エンジニア、プロジェクトマネージャーなど様々な人が出入りするので、それぞれの価値観や視点、キャリアの考え方などを知るきっかけにもなりました。

ーー私自身もGarageインターンを始めて、自分が将来何をやりたいのか社会に出た時のことを考えるようになりました。多様な社会人の方とお話をしたり、イベントの企画をすることは、大学ではなかなかできない経験ですよね。そんなGarageインターンに、どのような学生が向いていると思いますか?

僕は、以下の2つの意思を持つ学生が向くのではないかと考えます。

1つは、「将来の解像度を高めるために積極的に何かにチャレンジしたい意思がある人」です。

大学内だけの経験ではなく、何か他の経験も積みたくて、積極的に動く意志を持つ人が向いていると思います。Garageでは希望すれば、イベント企画やマーケティング、開発など様々な経験ができます。

もう1つは、「社会人との交流やコミュニティを活性化するイベントの企画に興味を持つ人・それが将来に役立つと思える人」です。

多様な社会人のキャリアや価値観を知ることで、自分の将来の解像度も上がります。それに魅力を感じる人にとっては大きく成長できる環境だと思います。

ーー私も社会人の方との関わりを通して、社会に出るとはどういうことなのか、将来目指したいことは何か、が徐々に明確になってきています。Garageインターンは経験を積み、それが自分の未来にもつながってくる場所ですよね。若月さん本日はありがとうございました。最後に一言お願いします。

学生のうちに社会を知ることは大切だと思います。学生のうちは、自分のなりたい将来像に近づくために努力したくても、その方向性すら分からない状態から始まる人がほとんどだからです。社会の中でどんな人が何を考えてどんな事をやっているのかを知る機会としてGarageはすごくいい場所です。「今新しいことにチャレンジしたい」、「経験を積みたい!」と考えている人は、ぜひGarageインターンに参加してほしいです!



ーー本日はありがとうございました。

ありがとうございました。

<インタビューを終えて>

普段からお世話になっている若月さんにGarageインターンについて、始めたきっかけや、業務を通して学んだこと・成長したこと、インターンに向いている学生など、詳しく聞かせていただきました。

お話から、私自身も今後のインターンで大切にすべきことや、考える視点を学びました。

【「目標を達成する」ために、行動に責任を持ち、長期的な目で物事を見る。】

また、社会経験も積むことができ、いろんな業務を通して将来について深く考える事のできる場所であるGarageの魅力を再度感じました。

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