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【社員インタビュー】現場マネージャーに聞く、現場マネジメントの極意とは?

ー今日は現場マネージャーの井上さんにインタビューをさせていただきます。よろしくお願いします!まずは、いつも現場でどのような仕事をされていらっしゃるのか伺ってもよろしいでしょうか?

 現場マネージャーの仕事は、現場においての様々な段取りを組むことです。点検や現場に入る前の打合せの段取り、社内・社外打ち合わせ、ホテルやレンタカーの手配などをしています。また、点検の目的や何をするのかを明確にして、実現までの段取りを決めることもしています。

ー現在活躍している、ドローンIBISはどのような現場で使われているのですか?また、これを使うことによって課題解決に至った事例も教えてください!

 まず、IBISが活躍している現場は、大きく分けるとプラント工場系、建築ゼネコン系になります。

 今まで、人が入れないような煙突などを外側からしか点検できないことに困っていました。この課題に対し、IBISを飛ばして内側から構造を確認することによって、目視が難しかった内側部分の劣化を知ることが出来ます。また、「何十年も確認してなかったけど、思ったより状態が良くて安心した。」というお声を頂くこともあります。

ー建設現場でのエピソードはありますか?

 建設現場では、これまで、天井裏や床下などの、人が入れない所に対して、昔は足場板を這わせて作業をしていました。化粧板を使用していたので、足を踏み外して落ちるなどの怪我が多かったという話を聞きます。化粧板は、外してしまえばドローンの半分くらいの値段でできますが、簡単に出来ない場面もあります。

 例えば駅舎だと、終電・始発間の短い時間でこの作業を行わないといけないため、化粧板を外していては、時間が足りません。そこで、弊社のドローンを使って中を点検するというやり方に多く好評を頂いています。IBISは、人が行けない所や、人が行くと足場設営などでお金がかかる、危険が伴う場所にとても便利です。逆に、人が通れるような場所では、あまり活躍できないというのが現状です。

ー時間と安全がキーワードになっているのですね。
ー前職と、Liberawareにはどのような経緯で入社されたのかを教えていただけますか?

 調理師学校を卒業したのち、ホテルで調理師として5年ほど従事しておりました。調理師退職後、業務用厨房機器の営業から設置工事までを担当する仕事をし、その後、光学設備機器をつくっている会社で10年ほど働いていましたが、デジタルカメラの普及に伴って仕事の展望に危機感を覚え、転職活動をしました。

 私は、前職を活かして仕事探しをしよう!とは、考えていませんでしたが、自分のなかで「食」か「光学」というテーマをもっていました。このワードを基に調べていった結果、ドローンに出会いましたが、元々ドローンやスタートアップに興味があったわけではありません。

ー元々、スタートアップに興味があったわけではないと言っていましたが、なぜスタートアップに入社したのですか?

 会社を選ぶ際に、スタートアップかどうかは、あまり気にしていませんでした。以前、60年ほど歴史のある会社に勤めていましたが、会社に拘らず、不況で経営困難な状態に陥ることもあるという話を聞いていました。だから、スタートアップだから良い、大企業だから安心という時代でもないのかなと思っていて、規模へのこだわりは、ありませんでした。

 スタートアップで不安だったことと言えば、オフィスカジュアルという表現です。私は、シャツにジーンズという格好も多いため、”オフィス”カジュアルとは、どんなものなんだろうという疑問がありましたが、今は大分慣れてきました。

ー井上さんにとって、現場マネージャーとしてのやりがいを感じるときは、どんな時ですか?

 これは、自分だけの力ではありませんが、フライトを褒めてもらえた時です。私は、チームをまとめる時、マネジメントというよりは、世話をしている気持ちです。これまでは、1人で営業をしていたり家族の中では末っ子だったり、こういう立場になることが少なかったので、パイロットをまとめるのにとても苦労しました。そんな中で、メンバーであるパイロットの能力を発揮できるような環境づくりが必要なんだと、ある時気づきました。

 今では、チームのコミュニケーションを一番大切にしています。私のチームでは、密なコミュニケーションのために、チームでのまとまりを大事にしています。しかし、チームに固執せず、個別の相談も気軽にできるような雰囲気づくりも大切です。常に雰囲気を良くするために考えて動いています。

 フライトを褒めてもらうときは、こうしてできたチームワークの成果だと思っています。

ー井上さんがマネジメントにおいて大切にしているのは、チームのまとまりなのですね。では、もし新しくチームに入るメンバーがいるとしたら、どんな力を持っていてほしいですか?

 現場をマネジメントするうえで必要不可欠なことは「判断力」です。現場の仕事は、かなり疲弊する仕事だからこそ、タイムスケジュール、タイムマネジメントも含めて「判断」する力が大事になるのではないでしょうか。何よりも大切なのは、判断しなければならない場面で、完全な答えでなくとも、その場で決断するということです。

ー井上さんの、仕事に対する想いを沢山教えていただき、ありがとうございます!一方、井上さんのプライベートな姿も気になるので、伺ってもよろしいでしょうか?

 私のプライベートな部分で言うと、仕事終わりによくお酒を飲んでいます。また私は、休日に社内の人と会うことは滅多にありません。理由は、わざわざ会わなくても週5で会っているからです(笑)

 しかし、中には、社内の人とサバゲーをしたり、ドローンをいじったりする人もいるみたいです。

ー最後に、会社として、個人として、この先どのような姿を目指していきたいですか?

 会社としては、現状の能力依存になっている部分の仕組み作りをしていきたいです。特にLiberawareは、まだまだこの能力依存が大きい部分があるので、これから先、誰でも同じように仕事ができる仕組み作りをしなければならないと考えています。

 個人としては、実は、カメラが得意だったりエンジニア向けの営業経験があったり、自分の得意分野がまだ活かしきれていないと感じています。これからの目標として、これらの得意分野を活かせるような仕事をしていきたいと思っています。

― 現場マネージャーとして工夫しながらチームや現場をまとめている井上さん。とても貴重な視点からのお話をありがとうございました!

次回の記事もぜひ楽しみにお待ちください!

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