先日、CIC Tokyoの主催するMetaverseスターチアップピッチに弊社も参加させていただきました。イベントレポートは公式noteをご確認いただきたいのですが、WantedlyのほうではVRCのピッチ内容について、より詳しくご紹介したいと思います。
<Metaverse スタートアップピッチ登壇企業>※登壇順
株式会社VARK
株式会社VRC
Holoeyes株式会社
株式会社GATARI
株式会社X
プレティア・テクノロジーズ株式会社
株式会社ハコスコ
VRCのピッチ内容
VRCのピッチでは、会社紹介と事業紹介、どうメタバースと関わっていくかについて語らせていただきました。
■事業紹介
私たちの開発した全身撮影のスキャナである「SHUN'X」を用いて、撮影時間0.2秒、アバター生成20秒の高速撮影、リアルな3Dアバター生成が可能になります。今アバターはメタバースに入るためにも欠かせません。さらにVRCでは撮影だけでなく、セキュリティ管理、データ活用、データ保存をしていることを説明しました。
■事例紹介
撮影した自分のアバターを使った事例として、スタンプ製作などのエンターテイメント領域や、バーチャルコミュニケーション、バーチャル試着、採寸やヘルスケア分野での事例などをご紹介しました。リアルな自分自身がすぐに動き出すので、わかりやすく面白いですし、撮った体型はそのまま自分自身なので、サイズ測定や太らせたらどうなるか、などのボディーシミュレーションができ、ヘルスケア分野での活用もできます。
バーチャル試着については、昨年末にリリースし、携帯端末でもリアルタイムに試着が処理できるということが業界初ということで、多くの注目も集めました。
今後ファッションECなどの場面でエンドユーザーの購買体験をより一層高められるのではないかということが期待されています。
VRCでは、Ubiquitous Avatar Platform(ユビキタス アバター プラットフォーム)を提唱しており、普遍的なアバタープラットフォームになることを目指しています。
特定の分野ではなく、様々な分野に関わる横断的なメタバースの入り口として、リアル世界とバーチャル世界の架け橋になれるように頑張りたい、とシェー社長はコメントしていました。
審査員からは、今50億の投資をうけたらどうしますか?という質問もあり、シェー社長は「まだ消費者にアバター文化が根付いておらず消費習慣ができていないので、それを作るために使いたい」という回答をしていました。
ピッチイベントだったので、5分間で事業内容と熱意を伝えるのはなかなか大変でしたが、審査員にはきちんと伝わったようで、受賞もさせていただきました。
今後も世の中にとって良いサービスが作れるように、頑張っていきたいと思います。