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【組織コーチングDAY6】社員の想いを結集!新たなMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)に込めたメッセージをCOOが語る

株式会社Remindは、以前のストーリーでお伝えした通り「組織コーチング」による社内教育を実施しています。

8回まであるうちの5回目のコーチング・DAY5までは、ゴール設定やアクションプランの策定、チーム力を養うための仕組みづくりなどを進めてきました。そして、6期の売上目標・6億円、7期の売上目標・15億円、8期の売上目標・30億円に向けチーム一丸となって動くため、2024年8月末に実施したDAY6ではMVV(ミッション/使命・ビジョン/展望・バリュー/価値観)の刷新に取り組みました!

今回は、新たなMVVに込めた想いと、策定プロセスにおける気づきについて、COOの松田に伺いました。


松田 康魁 / COO

2023年2月、株式会社Remindに入社。COOとして、経営企画・事業企画から、戦略人事・人事労務オペレーション全般も担当している。入社以前は、ダンサー、個人事業、バーテンダー、グラフィックデザイナーなど、様々な職種を経験してきた。その中で培ったマインドセットや、他者の考えを整理し客観的な視点でアウトプットする力が強みである。現在は、全社売上ゴールの達成に向けて、既存事業の拡大と、さらなる主軸となる新規事業の推進に邁進している。

Remindが挑む、社内浸透を目指した本気のMVV刷新

ーーMVVを作り直そうと思ったきっかけを教えてください。

実は私と代表の廣田は、2023年に新たなMVVを設定していました。しかし、そのMVVを社内に浸透させることが難しく…社員が本気で共感できるものを作り直すべきだと気づいたんです。

さらに、ちょうど弊社がホールディングス化したタイミングでもあったため、より大きな視野で私たちの目指す姿を捉え直すためにも、MVVの再考が必要だと思っていました。

エゴの反映、メンバーの合意の大切さに気づいた

ーーMVV作成のプロセスで特に印象に残っていることはありますか?

コーチングをしてくださっている株式会社ミズカラ(旧GOAL-B)のコーチ(山口 嘉竜氏)に「このMVVに松田さんのエゴは入っていますか?」と聞かれた際は驚きました。

事前に草案を作るようにアドバイスをいただいていたため、私は代表の廣田がイメージする内容を盛り込みました。それを見て「松田さんのエゴも入れてほしい」と。…ハッとさせられました。

これまで私自身、社内コンサルのような役回りが多く、他者の考えを整理したり、客観視のもとにアウトプットしたりすることが多かったんです。

今後、私と廣田で会社を導くにあたって、二人のエゴをぶつけたものにするべきだと助言いただき、自分の価値観を掘り下げながら廣田と話し合いました。今後の経営を二人で見つめ直す、とても良い機会だったと思います。

ーーDAY6ではどのようなことをしたのでしょうか?

コーチにはまず、MVVを浸透させるために必要な3つの要素を教えてもらいました。

(1)熱量が上がるか

(2)行動レベルで機能するか

(3)カルト(カルチャーの中心となる人、会社の役員や責任者クラス)が100%確信しているか

その後はひたすらアウトプットし、MVV設定に向けた議論を重ねました。

なかでも自分の価値観を示すワークは興味深かったです。「憧れているキャラクターや人物は?」という問いをもとに議論するなど、社員が働く上で、もしくは生きる上で大切にしている価値観を知ることができました。

また、前回作成したMVVと大きく異なるのは、(3)の「カルトが100%確信しているか」という点です。主要メンバー8名で議論を重ねて合意するプロセスを経たことで、より強固で浸透力のあるMVVができたと感じています。

100社の、心からの「ありがとう」を目指す

ーーDAY6で決めたMVVについて詳しく教えてください。

当日決まったMVVは以下の通りです。ミッションを使命、ビジョンを展望、バリューを価値観と、社内で認識のずれがないよう日本語で明記しました。



ーーMVVに込めたメッセージを教えてください。

展望に「100社」と具体的な数字を入れ、使命には「企業」と記載したことで、まずはtoBが軸であることを表現しました。もちろんtoCの取引もありますが、おそらくそこを広く捉えるのはtoBを極めた先でしょう。だからこそ、今、目指す先をしっかり認識できるよう「企業」と明記しています。

価値観の「泥クサいほど、オモシロい」は、実は私のアイデアなんです。結局のところ、地道な努力が大切ですよね。華やかさだけでなく、泥臭い努力こそが面白さを生み出す。

そして人材紹介から始まった弊社は、人と人との繋がり、コミュニケーションの地道な構築の大切さを知っています。

そんな私たちの姿勢を、この価値観に表現しました。

ーー展望の「ありがとう」には、どんな思いが込められているんでしょうか?

社交辞令ではない、心からの「ありがとう」を増やしたいという思いを込めています。私たちは、お客様一人ひとりの「ありがとう」を大切に、社会に真の価値を提供し続けたい。

その過程で社員が成長し、大きなやりがいを感じられたら良いですよね。

さらに今、仮に10社から本気の「ありがとう」をいただいているとします。それが10倍になり100社から「ありがとう」をいただけたら、単純計算ですが売上も10倍です。

現在、6期の売上目標として掲げている6億円が達成見込みであることを考えると、売上が10倍になれば、その先にある8期の売上目標・30億円も十分視野に入ります。

このように、弊社の成長も見据えつつ、先ほど話したような「人との繋がり」も意識した使命を設定しました。

MVVは、会社の成長とともにアップデートするもの

ーー組織コーチングのDAY6を受けて、考え方に変化はありましたか?

DAY6でコーチから言われた「MVVはアップデートするものだ」という言葉は、私の中でとても大きな気づきになりました。

これまでは、漠然と「MVVは一度決めたら変えてはいけない」と思い込んでいたんです。でも、特にスタートアップのような変化の激しい環境では、成長に合わせてMVVも進化させていくべきだと理解できました。

また「現状の延長線上でMVVを考えると、コンフォートゾーンから抜けられない」との助言も記憶深いです。この言葉をきっかけに、コンフォートゾーンの外側に目を向け、大きな飛躍を目指したMVVを全員で作り上げることができたと思います。

ーーDAY6を終えて、今後どのようなアクションを考えていますか?

今回設定したMVVは、全員が納得できる内容となりました。しかし私は、さらなる議論の余地があるとも考えています。

MVVを考えるということはつまり、Remindの未来を想像することに繋がります。

未来に対する社員一人ひとりの解像度は様々です。まだクリアに未来を見据えられていないメンバーもいるかもしれません。

だからこそ、10月末に予定しているDAY7までの間に「フォローアップミーティング」を実施し、全員の認識をすり合わせていく予定です。私たちのMVVは、これからも社員全員で話し合い、育てていきます。

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