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【Interview #3】エンジニアこそ社会課題解決をリードすべき

こんにちは、80&Company採用担当の高谷です。お待ちかね(?)の、インタビュー記事第3弾!今回お話を伺ったのは、CTO大川 遼太朗さんです!

いつも皆を見守ってくれているような、温かいオーラをお持ちの大川さん。そのオーラの裏にある、エンジニアという職業に対する熱い想いや社会に対する使命感、プライベートの事まで色々と語ってくれました。是非ご一読下さい!


大川 遼太朗(おおかわ りょうたろう)

2011年、株式会社ACCESSへ入社。 
IoTサービス、モバイルアプリの企画・開発・マネジメント業務に従事。
2014年、株式会社Spincoasterの設立に取締役CTOとして参画。
音楽情報のアグリゲーションサービスや音楽フェスアプリパッケージ事業を立ち上げ、推進。
2020年、80&Companyに取締役CTOとして参画。
ファッションサブスクEC、競馬AIシステムの開発などを推進。専門はWeb/モバイル/AI/IoT。
趣味は音楽フェス、アパレルブランド展開 、ボクシング。一児の父。

ーー前職までの経歴を教えてください!

大学では航空宇宙工学を専攻し、飛行機、人工衛星、ロケットの制御工学を主に学んでいました。大学院では宇宙エレベーターの振動解析や、小惑星探査機(はやぶさ後継機)における小惑星のサンプル回収機構を研究していました。機械系の専攻ということもあり、ITと関係無いといえば無いかもしれないけれど、ハードウェアかソフトウェアで分類すると、同じソフトウェアを主に研究で利用して学んでいました。ソフトウェアでプログラムを書いて、「宇宙エレベーターはどう動くか?太陽の影響をどう受けるか?」ということを数値シミュレーションで解析をしていたので、就職を考えるときには、「ハードウェア(機械)よりも、ソフトウェアを作る方が良いな」っていうのは、頭にありました。

就職先としては、JAXAに行きたいなと思ってたんですけど、結果受からなくて。「何をしようかな?」って0ベースで考えた時に、とりあえず"モノづくりは好きだ"っていう想いと、"自分に裁量があることをしたい"っていう想いが強かったんです。「これを作りたい」って思ったものを、自分で実現できる裁量が欲しかった。その当時、丁度iPhoneが世に出始めた時で、スマホ、携帯業界が盛り上がったタイミングだったから、ソフトウェアで裁量があるモノづくりってなったら、IT業界に自然と目が向きました。僕は割と流行りものや最先端の事が好きな性格で、IT業界は新しい技術や製品がどんどん出てくるし、変化も多くて刺激的でしたね。

新卒で入った会社は、株式会社ACCESSです。ガラケーのブラウザを作っている会社で、当時、世界のガラケーブラウザシェアの9割を占めていました。当時のIT企業って、ブラックで、3K(きつい、しんどい、帰れない)って言われていて、僕もあまり良いイメージは無かったんです。今で言う「受託系の会社」と「自社開発の会社」で分けると、昔は受託系の会社ばっかりでした。一方、どこの資本にも属さなくて、ホワイトな立ち位置で色んな会社と開発をする数少ない自社開発の会社の1つがACCESSでした。今となっては色々な自社開発の会社がありますけど、当時は、自分達で好きな事ができて裁量があるIT企業って少なかったんです。

仕事内容としては、IoTサービスやモバイルアプリの企画、開発、マネジメント業務をしていました。特徴的な仕事で言うと、ゴルフクラブにモーションセンサーをつけて、スイングの軌道や速度を解析し、スイングのアドバイスをしてくれるアプリを作りました。開発、チームマネジメント、オフショア開発、SNS運用まで当時は何でもやっていましたね。

そしてACCESS在職中、音楽好きの遊び友達と一緒に株式会社Spincoasterを起ち上げました。もともと、いずれは独立しようと思っていたんです。5~6年社会人経験をしてそこそこスキルがついてきたし、辞めても生活していけそう、仕事がありそう、という手応えもあってACCESSは退職しました。


ーーなぜ、会社を辞めて独立したかったのでしょうか?

裁量があって、自由じゃないですか。「好きに働きたい、好きな事をしたい、仲間も自分で選びたい」という想いからです。

振り返ると、小学生の時は真面目な性格でした。父親が厳格で「これやれ、あれやれ、しっかりやれ」といつも怒られていました。だけど、僕が中学生の時、父親が海外に単身赴任したんですね。その時にたがが外れて、「自分の好きな事をしよう!自分の意志で生きよう!」と思ったんです。高校生の時、部活を2か月くらいで辞めて、放課後スケボーをして遊んだりしていましたね。それくらいの時期から「規則とか皆に合わせず、自分のペースで生きたい」って思い始めたのかな。

Spincoasterは、「音楽に関して何でもやりましょう」という会社です。『音楽を通じて人生を豊かに』というビジョンの下、本当に自分達がやりたい事や好きな事を自由にやっています。事業内容としては、音楽メディアやミュージックバー、フェスの運営、フェスアプリの開発など。仕事でフェスにもいけますし(笑)、趣味みたいな会社です。今も取締役という立場で在籍中です。

ーー自由な職業人生を歩み始めた最中、80&Companyに入られた理由は?

もともと堀池(80&Company CEO)とは、小中の同級生だったんです。僕、当時は転勤族でして、小学5年生の時に転校した小学校で背の順が隣で話しかけてくれた人が堀池でした。そこから親友になって毎日遊んでいましたね。本当に仲が良くて、喧嘩も絶交もしました(笑)。堀池は昔っから、皆を引っ張ってやりたい事をやる性格でしたね。中学校では生徒会長もやっていました。

社会人になってからも、堀池とは毎年1回は集まって飲んで互いの近況を話していたこともあり、彼がIT業界で新しい会社を立ち上げる事になった時は、自ずと「一緒にやってみよう!」という話になりました。僕、当初は80&Companyに積極的に関わるつもりはなくて、「フリーランスとして業務委託で受けよう」くらいに思っていたんです。何故かというと、創業者である堀池と岡本君はエンジニアではないんですよね。「エンジニアじゃない人が開発会社をやる」って、僕は無茶な話だなと思っていたから。

ただ、2年くらい彼らの営業力を見てたら、「一緒にやれば大きなことができそう、上手くいくんじゃないかな?」って思えたんです。それが2020年3月頃でした。丁度、大丸松坂屋百貨店さんのサブスクリプション型ファッションレンタルサービスの話を僕が頂いた時期で、「このような大きい仕事を引き受けるなら、それなりの組織で受けないとな」と思っていた節もあります。

あと・・・実は当時、もう1つ別の会社を違う知り合いと起ち上げていたんです。ただその会社では人間関係が上手くいかず、1年で会社を潰してしまいました。その時、「何をやるかも大事だけど、誰とやるかも大事だな」ってめちゃくちゃ思って。そういう意味では「気心知れた堀池と一緒に仕事をするのは、自分にとって正解だな」というのは思っていましたね。それがだんだん確信に近づいて行き、80&Companyにジョインすることを決断しました。


ーーお仕事の内容を教えてください!

「ファッションサブスク」や「競馬AI」を初め、複数案件のプロジェクト/プロダクトマネージャー(PM)をしています。たまに仕事を取ってきたり、事業の立ち上げをリードしたりすることもありますね。

経営者という立場もあり、プレイヤーより経営側でしかできないことに徹するようにしています。極論、自分が何もしなくても会社が回るのが理想だと思っていて、そのためのチームビルディングや仕組み作り、組織文化作りなどに今は注力をしています。その上で、自分だけしかできない事、例えば社会の流れに敏感でいれるようアンテナを張り、「こういうプロダクトをつくれば会社の事業が上手くいくんじゃないだろうか?」と未来を描き、その実現のために発言、行動、リードしていく事を意識しています。


ーーやりがいや面白さを感じる時はどんな時ですか?

まず、会社がどんどん大きくなっていくのは楽しいですね。成長するベンチャーだったらどこでも感じることになると思いますが、自分にとって未知の世界を経験できるのは楽しいです。ベンチャーって、1年程度で潰れちゃう会社が多くて。順調に大きくなっていく会社の数は限られてくるので、それを今経験できているのは、すごく面白いと感じています。自分のモチベーションとしても、会社を上場させるまで大きくしていくことにすごく興味があります。「どう組織を作ったら上手く業務がまわるのだろう?」とか、「どういう文化を作ったらメンバーのエンゲージメントが高い状態が保たれるのだろう?」とか。

80&Companyならではのやりがいや面白さというと、単なる開発会社、デザイン会社、コンサル会社ではできない事ができるのは面白いですね。京都新聞HDさんとの「伝統工芸品のサブスクリプションレンタルサービス」を例に挙げると、事業計画の提案から運営まで全てを任せて頂き、システム開発も我々が担っています。このように0→1、1→10の全行程をともに伴走させていただける事なんて、ほとんどのベンチャーではまずできない事かと思うので、それは80&Companyならではの面白さの1つですね。


ーー組織設計に興味があるのはなぜでしょうか?

何でだろう?う~ん・・・。難しい質問ですね(笑)。正解が無いから、っていうのはあるかもしれないです。あとは、コミュニティが好きなんです。僕はあまり外交的ではないけど、過去にフットサルチームを主催したりしていて、コミュニティを作ることは元々好きなんです。僕が仕組みを用意して皆が嬉しそうに、楽しそうにしているのが好きですね。

リーダーというよりは、仕組みを作って色んな人を集めてきて、上手く回るように整える、サポートするという立場が好きですね。リーダーの立場をとることができたら良いんですけど、僕より他に上手くできる人がいるし、2番手3番手くらいの立場が一番しっくりくるし向いているな、というのはあるかもしれないです。


ーーエンジニアは、ビジネス側とどう協働していますか?

まず自分は経営メンバーなので、積極的にビジネスチームと関わるようにしています。僕以外のエンジニアメンバーにも、クライアントやビジネスチームと積極的にコミュニケーションをとってもらう、というのは意識していますね。

開発でよくあるのが「開発のPMがビジネスチームやクライアントの窓口となってやり取りし、結論をPMからエンジニアメンバーに伝える」というコミュニケーションパターン。しかし、僕の場合は「はじめに僕がコミュニケーションプロセスなりツールなりの仕組みをセッティングし、あとは全部メンバーの方からビジネスチームやクライアントとやり取りしてね」という方法です。その方が効率良いし、双方にメリットが多い。エンジニアもビジネスの事を理解できるし、ビジネス側とエンジニア側で互いの顔が見えて、信頼関係も生まれる。この方法はいつも心掛けていて、積極的にメンバーに任せるようにしています。

それに、エンジニアはPMや80&Companyのために開発しているのではないですしね。クライアントやユーザー、社会のために価値あるサービスをデリバリーすることを意識してもらえるよう、ユーザー側に近い立場で仕事ができる仕組みを積極的に作るようにしています。


ーー80&Companyの魅力を教えてください!

1つ目は、エンジニアだけではなく色々なスキルをもった人がいること。エンジニアチームだけでなく、ビジネスチームも、クリエイティブチームもいる。ベンチャーでは中々ないチーム構成かな、と思っています。かつ、それぞれに優秀な人が集まっているチームだと思います。

経営メンバーの中にも、開発者もビジネス側の人間もいて、多様性があり、色んなところで相互補完出来ていると感じます。メンバーの多様性が事業の多角化になるし、それが収益の多角化にもなる。そしてそれは、会社が持続的に成長をしていくためのリスクヘッジにもなると思います。

2つ目、これはすごく重要なんですが、財務状態が良いこと。十分な売上と利益が出ています。これも、ベンチャーでは中々無い事かなと。投資家から出資を受けて、限られた予算の中で突き詰めて仕事をして、何とか数字達成しなきゃ…というベンチャーは多いと思います。80&Companyは、現状出資は受けていないし、黒字も出せている。残業もほぼ無いし、待遇も悪くない。フルリモート×フルフレックスという働きやすい環境がありつつ、ベンチャーならではの楽しさがある。変化の速さ、裁量の大きさ、皆の熱量とか。そういう働きやすさとベンチャーならではの楽しさを両方味わえるのは中々無いかなと思っていますね。


ーー80&Companyの課題だと感じているところは?

組織設計とベンチャーならではのスピード感のバランスですね。今は、良くも悪くも制度が緩いです。緩いからこそ柔軟に変化し、スピード感もってやれているところもあるんですけど、これから上場してステークホルダーが増えていくフェーズに進むには、もっとしっかり組織設計をし、締めるところは締めないとな、と思っています。

あとは、チームコラボレーションの効率化です。最近ぐっと人が増えて来て、一緒に仕事をする量、タスク量が増えてきたと思います。いかに効率良くコミュニケーションをとってタスクを管理するか、というのは課題かな。僕は今まで、開発チームのマネジメントや効率化を担うことが多かったのですが、コーポレートやビジネス、デザインなど開発チーム以外のメンバーが増えて来て、「会社全体で生産性の高い状態をつくること」を課題として感じています。単に開発チームの論理を押し付けても良くないと思うので、エンジニアではない人も上手く使えるツールや、効率良く仕事を進められるルールとか、仕組みって何だろうな?と日々考えています。

その他に人数が増えた事で言うと、時間的な制約で、経営メンバーが社員全員とコミュニケーションを取ることが難しくなってきていて、それも大きな課題だと思っています。「メンバーの心が会社から離れないようにする」という点で。メンバーが「この会社で働きたい」と思える動機としては、私もそうですが、誰と働いているかっていうのが重要だと思っています。「この会社にいるメンバーと働きたい」とメンバーが思わないといけない。メンバーと上司や経営メンバーの関係も大事ですけど、それよりもメンバー同士の横の繋がりの方が大事なんじゃないかな、と思います。そういう意味で、横の繋がりを上手く生み出す、強くする仕組みができないかというのは、重要な課題として検討していきたいですね。


ーー仕事とプライベートの両立状況を知りたいです!

よく言う「ワーク・ライフ・バランス」になりますが、仕事もプライベートも十二分に楽しめるように心掛けています。個人の人生の目的は何かって言ったら、自分の人生を豊かにすること。その手段の1つとして、仕事っていう要素がある。だけど、仕事もプライベートもうまく分離できるかと言われたらそうではなくて、やっぱり仕事とプライベートは、切っても切り離せない。仕事をしながらプライベートの事も考えるし、プライベートの時でも仕事の事を考える。どっちかが上手くいかないと、どっちかに支障が出る。プライベートを大事にした方が、良い仕事ができます。フルリモートやフルフレックスが当たり前になってコントロールできる時間が増えてきて、「ワーク・ライフ・バランス」がより実践しやすい時代になったなと思っています。

例えば僕の場合は、17時半くらいになったら、仕事をやめて、Slackも見ないようにしています。見るんですけどね、結局(笑)。人間はロボットじゃないから、強制的に時間を区切らないと、ずっと働き続けちゃうんですよね。でもやっぱり、区切った方が集中できる。そもそも1日8時間集中し続けるって無理だと思ってて。だったら、短くてもいいから時間を何時~何時までって区切って、その分ぐっと集中した方が良いんじゃないかなと思っています。

プライベートの話をすると、1歳の娘がいるんですが、子育て、勉強、運動をバランスよくやっています。一時期、週5でボクシングをやったり、娘が1歳になるまではセルフ育休(水曜日は子育て)を取ったりしていました。あとは、音楽フェスが好きなので、1週間まるまるフェスのために仕事を休んだりもします。今年も6月末にイギリスのフェスに行く予定です!


ーーこの先、仕事を通してどんな事を実現していきたいですか?

当たり前だけど、SDGsに沿っていることを仕事としてやっていきたいですね。「持続可能な社会の実現に向けて」って、皆言ってますけど、我々エンジニアこそが、それを強く引き受けてリードしていかなきゃいけないんじゃないかって、めちゃくちゃ思ってて。例えば、世界の時価総額トップ10を見れば分かりますけど、IT企業の影響力って、凄く大きいじゃないですか。でも裏を返すと、彼らがかじ取りを間違うと、世界はとんでもなく悪い方向に導かれると思うんですよね。だから、我々のようなエンジニアこそ、社会課題を強く意識しなきゃいけない。社会課題についての勉強ももっと必要。我々だからこそ、誰よりも「持続可能な社会の実現に向けてリードしていかなきゃいけない」って、強く思います。それは責任であり使命であるとも思ってます。

ベタなことを言いますが、より良い社会にしていきたいです。自分1人だけ幸せになってもつまらない。家族も幸せになってほしいし、友人も幸せになってほしい。自分の周りの輪の広がりを大きくしていくと、家族、友人、地域、会社、社会、地球になっていくじゃないですか。その輪を、どんどん大きくしていくと、結果、周りに回って自分も幸せになれるよねって思うんです。自分だけじゃなくて、家族、友人、社会、地球を良くしていきたい。皆が幸せだからこそ、世界は楽しい!自分は楽しい!当たり前なことを言っていますが、年齢を重ねるごとに腹落ちして思うようになってきました。

事業の話をすると、教育事業はやりたいと思っています。自分に子供ができたっていうのもあるけど。例えば、世界で今何が起こっているか、これからどうなっていくか、それこそ社会課題とか、学校が全部教えてくれるわけでは無いじゃないですか。義務教育だけじゃ教えられなくて、これからの社会のために知らなきゃいけない事はめちゃくちゃあると思っていて、その解決に繋がるような事業をやりたいなと思っています。

あとは、コロナ禍によって、音楽、スポーツ、芸術や旅行などの業界に関わる人達が自粛を要請されて大きな打撃をうけていましたが、そのような業界をサポートしていきたいです。確かに、当時は音楽やスポーツイベントの開催、参加は不要不急であったかもしれないですが、人生を豊かにするためには、コロナ禍によって打撃を受けたそれらの業界はとても大事だと思っていて。このままそれらの業界は縮小してほしくない。むしろ、これからフルリモートが当たり前になったり、AIが仕事を代替して可処分時間が増えていくにつれて、それらの業界の重要性は今までよりも上がってくると思うんですよね。緊急時には不要不急ではあったかもしれないけれど、無いと人生が豊かにならない。僕自身もそれらが無いと人生がつまらなく感じてしまうし、無い人生なんて考えられない。そのような分野に対して、ITで貢献出来る事をやっていきたいと思っています。


ーー大川さんの夢は何でしょうか?

宇宙旅行!やりたい事はいっぱいあるんですよね。1つのことをずっとやるっていうタイプじゃないんですよ。宇宙も好きだし、音楽も好きだし、他の趣味もいっぱいあるし、あれも好きこれも好き、みたいな。色々やりたい事はあるけど、その中の1つとして、宇宙旅行は絶対にいつか行きたいです。

あとは、エンジニアの地位をあげたいなと思っています。今では少しずつ上がってきてますけど、エンジニアである自分のポジションとしてはずっと悔しく思っていました。アメリカであれだけIT業界が成長しているのに、日本がその分野でアメリカや中国に大きく負けてしまっているのは、本当に悔しい。要因は色々あると思いますが、僕が思う大きな要因は、「経営者がエンジニアを大事にしていない」というのと「エンジニアが経営者を目指していかない」っていうのがあると思うんですよね。もっと日本を盛り上げたり、社会をリードするためにも、エンジニアの地位の向上は絶対必要だな、と思っています。

例えば、皆がエンジニアに憧れるようになってほしい。昔は、「なりたくない職業ランキング」に入っているくらいだったんですけど、「なりたい職業ランキング」の上位に常に入っていてほしいなと思います。ここ数年はランキングに入ったこともありましたが、昔からしたら考えられないですね。いい時代です。今でも成績のいい優秀な大学生はに日本だと医者やコンサル会社に進む人が多いと思うんですけれど、エンジニアかつ起業家、みたいな人がもっと増えるといいなと思います。それが日本のためになり、日本を元気にしていくことに繋がるとも思っています。


ーー最後に、80&Companyに興味を持っている方へ一言!

我々のようなベンチャーにしかできないことは沢山あります。

共感してくれる方、一緒に未来をリードしていきましょう!

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