見えないものを空間に具現化するシゴト　～フローリスト～

今回は当社のブライダルフローリストのお仕事を少しご紹介します。
結婚式には、御新郎御新婦様のストーリーを象徴するコンセプトが必ずあります。
フローリストのお仕事は、お二人とコミュニケーション重ねながら結婚式のコンセプトを基に
・婚礼で表現したいこと
・ゲストの皆様にお伝えしたいこと、感じて欲しいこと
・空間で表現したいこと、生み出したいコミュニケーションと雰囲気
などを抽出して、最終的にそれを「デッサン」という形でビジュアル化します。

上記の挿絵は一つの例ですが、絵で表現したり、画像組み合わせたり、ソフトを使用したり
お二人がイメージしていただきやすいように具体化しています。
お二人の想いとフローリストのイメージが一致することで初めて相応しい空間装飾が生まれます。

空間装飾ということでお花のアレンジメントは勿論ですが、コンテンツや卓上で使用する小道具や
ペーパーアイテムの制作にも業務は拡がります。
お客様とのお打ち合わせは担当者1名が行いますが、制作自体はチームで行います。
ですので、ビジュアル化するのはお客様とのイメージは勿論ですが、チーム全体で共有することになり、
それが当日の空間装飾の品質に大きく影響します。

これら全ての制作の品質は、当日のお二人とゲストの皆様が空間に入った時に上がる歓声の質で
現わされます。婚礼とやりがいを積み重ねていくことで、フローリストとしてもコーディネータとしてのレベルが上がっていくそんなお仕事です。

当社のフローリストの多くは、新卒も含めて未経験者スタートのスタッフ達です。
大切にしているのは、経験や技術よりも、ポテンシャルとしての創造力や専門性志向、ホスピタリティ。
キャリアデザインの選択肢の一つとして考えていただけると嬉しいです。