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【外国人社員インタビュー】「正しい情報の流通」と「教育の問題」を解決したい。

みなさん、こんにちは!

今回は、弊社で働いているベトナム人社員、DOAN THI HONG THAMさんに、自己紹介を兼ねたインタビューを実施いたしました。

弊社でどのような社員が働いているのかをイメージしていただければ幸いです!

【プロフィール】2018年 ハノイ貿易大学 卒業2019年 日本へ留学・事業創造大学院大学 入学2021年 事業創造大学院大学 卒業(MBA取得)2021年 派遣会社 入社 (外国人の人材教育に関する業務を担当する)2022年 株式会社ジンザイベース 入社

ーーどうして日本に行こうと思ったのですか?

面接みたいですね。笑

日本は、幼少期から常に身近に感じていました。母は日本語の教師で、親戚も日本語ができるもしくは、日本に行ったことのある人が多い環境で育ったためです。いつもみんな日本の話をしていて、自然と私自身も日本に興味を持つようになりました。

中学校に入学すると、必須科目として、英語のかわりに日本語を勉強するチャンスがありました。そこから本格的に日本語に関わるようになります。

大学受験の時期になると、ずっと日本の文化・経済などに興味を持っていたので、ハノイ貿易大学の日本語学部に行きたいと考えるようになりました。猛勉強の末、なんとか第一志望に入学することができました。

大学生になると、念願の日本語を学ぶ毎日を楽しく過ごすことができていました。一方で、大学生とはいえ、一定のお金を稼がないと生活ができないのは世界共通だと思います。私は、大学で身につけた日本語を教えるアルバイトをしようと思いました。

しかし、日本語を教えるアルバイトをしていて、自分の日本語能力・日本に関する知識が不十分だと思いました。自分自身で実際の日本での生活・学習・仕事を体験したいと思ったことがきっかけで、ハノイ貿易大学を卒業後は、「日本へ留学する!」と決意をしました。

ーー幼少期から日本について興味を持っていたんですね!ちなみに、どうして留学先は事業創造大学院大学を選択したんですか?

ベトナムの大学では、日本語だけではなく、経済学も学びましたが、どれも基本的な内容のみだと感じていました。日本留学をするタイミングで、実際のビジネス経験者から直接経済・ビジネスを学べる大学に留学したいなと思っていました。

そんなタイミングで、ある友人から、企業の社長や理事を現役で勤めている人や経験者ばかりが教師として授業している大学があると聞きました。また、留学生も多くいるみたいで、聞いた時に、自分の希望にぴったりだと感じました。そのまますぐに留学する決意をします。

ーー日本に来て、苦労したことや驚いたことはありましたか?

留学した時は、よくゼミの先生に怒られ、失敗をしました。今思うと、研究や調査の進め方などで、私と先生の考えていることが違うことが多かった気がします。

ベトナムでは、結果・目的を達成するためなら手段は選ばない傾向があると個人的に感じています。一方で、日本では、前例踏襲が当たり前。ゼミの先生は細かく調査内容や進捗について報告や確認を入れてほしいと何度も怒られました。

多分、日本語とベトナムの文化が違うことが原因で怒られていたと感じています。

一つ、日本に来て驚いたこともあります。それは、飲食店などで食事をした際の「個別会計」です。ベトナムだと、飲食店などでは、誰かがまとめて会計してしまうケースが多いので、中学生の時にこの個別会計の話を聞いて、とてもケチだなと感じました。笑

今では、みんなに迷惑をかけない便利な会計システムであることを理解できました。笑

ーー大学卒業後はどのような会社で働いていましたか?

2021年、MBAを取得してから、「ベトナム人に関わる」と「日本語を活用する仕事」の2つの軸で就職活動をしていました。

就職活動の結果、派遣会社に就職することになりました。そこで、外国人の人材教育に関する業務を担当します。

具体的には、ベトナムの大学と連携した、教育プロジェクトに参加しました。通訳・翻訳、資料作成、数々のミーティングや教育プログラムの設計などに従事していました。実際に現地のベトナム人に教えることはなかったですが、教材作成のディレクションなどにも携わっていました。

私の就職した会社は、登録支援機関の許可も持っていたので、在留資格の申請や義務的支援業務にも従事していました。

ーー外国人の方が日本で就職する際には、結構苦労するケースが多いと聞きますが、実際はどうでしたか?

実は、私自身就職活動に関しては全く苦労していませんでした。

単純に運よく内定をもらうことができたという点が大きいと個人的に感じています。

強いていうなら、仕事を選ぶ際に、しっかりと応募する企業を見極めて、絞った点がうまくいったかなと思います。

先ほど申し上げた通り、「ベトナム人に関わる」と「日本語を活用する仕事」の2つの点を意識し、応募した企業は4社のみです。そのうち3社から内定をもらうことができました。

また、ちょうどコロナ期間で、面接が全てオンラインになっていたことはお財布的にも助かりました。笑

ーーそんな希望通りの就職だったと思いますが、どうして転職しようと思ったのですか?

当時私が携わっていた教育プロジェクトは、技術者向けの内容となっていました。技術者なら日本語ができる人が多いので、そんなにサポートしなくても、順調に仕事ができると思います。

一方で、技能実習生や特定技能なら日本語があまりできないし、日本の法律や制度などについて知識がまだ浅いので、もっと日本に滞在しているベトナム人をサポートしたいと思うようになりました。

また、日本では、ベトナム人の犯罪や技能実習生のマイナスなニュースばかりで、多くの日本人はベトナムに対して良くないイメージを持っていると感じています。この問題は、「正しい情報の流通」と「教育の問題」だと思っているので、ここの課題を解決できる仕事に従事できないかな?と考え始めました。

そんな時、すでにジンザイベースで働いている大学時代のベトナム人の先輩から、「ちょうど募集をしているから面接受けてみない?」と連絡をもらいました。面接はとんとん拍子で進んでいき、そのまま前職を退職し、株式会社ジンザイベースへ転職することにしました。

ーージンザイベースでは、どのような業務に従事していますか?

現在は、「特定技能として働いているベトナム人と受け入れ企業のサポート業務」と新規事業である「特定技能になりたいと考えているベトナム人への教育事業」に携わっています。

前者のサポート業務は、営業的な立ち回りで顧客と特定技能外国人への対応業務が中心で、教育事業に関しては教材作成から集客シナリオの設計及びsnsマーケティングが中心となっています。

株式会社ジンザイベースは2021年設立したばかりで、まだまだベンチャー企業だけど、だからこそいろいろな業務を経験することができます。直近だと動画編集に四苦八苦しています。笑

ただ、自分の知識と経験を活かせる場面は多く、会社に貢献し、一緒に成長したいと考えています。

同僚は日本人だけでなく、ベトナム人、ミャンマー人もいるので国際的な環境になりました。今はネパール人とインドネシア人の募集もしています。

みんなは若くて、ちゃんと目標をはっきり持っていて、この目標が達成できるように頑張っています。

仕事はすごく忙しいですが、毎日、楽しく仕事をしています。


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ーー ありがとうございました!

ジンザイベースでは、ともに働く仲間を募集しています!

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