6月の終わり、
料理した後に残った種をベランダの植木鉢に捨てた。
それも忘れていた7月のはじめ。
植木鉢に小さな芽を見つけ、大歓喜。
やったぁ。ピーマンの芽だ!
ピーマンの芽?(葉っぱの先に種がついてるのわかります?)
なぜピーマンと思ったかというと、小さな芽の葉っぱの先についた種。小さくて平らで、薄い円盤状の形。真ん中からちょっとずれたとこがポコッと膨らんでて・・・まさにピーマンの種!すごいすごい。
そこから2カ月。ついに小さな白い花が咲いて・・・
実が・・・と、よく見たら、なんだか実がとんがってる?なぜ?
えっ~( ;∀;) ピーマンじゃない?!
お気づきのあなた! そう、そうなんです。
ピーマンの芽じゃなかったんです。
この実の形・・・唐辛子!
ピーマンと唐辛子は、同じナス科トウガラシ属に属する植物。
「種」が本当によく似てる!
実際、ピーマンの種と唐辛子の種を並べてみると、区別がつかないぐらい。
栽培方法や成長サイクルも共通しており、暖かい気候でよく育つのも同じ。どちらも日光と水があればとても育てやすいので、家庭菜園でもよく栽培されてるってて・・・。
確かに、それで、うちの唐辛子も立派に育ったってわけね。
ピーマンと唐辛子の最大の違いは、「カプサイシン」の含有量で、「辛さ」が大きな違い。
でも、実は共通点も多い。
その一つが、ビタミンCの豊富さ。
ピーマンは、100グラムあたりのビタミンC含有量はおよそ100〜150ミリグラムで、これはオレンジやレモンなどの柑橘類を凌駕する量です。唐辛子もビタミンCを豊富に含んでおり、特に赤唐辛子にはピーマンと同等かそれ以上のビタミンCが含まれています。
ただ、唐辛子でビタミンCを摂取しようとしても、辛くてそんなに食べられないのは残念ですけどね。
もう一つの共通成分は、カロテノイド。
カロテノイドは、赤や黄色、オレンジ色の植物に多く含まれる色素でその一部がビタミンAとして、身体の維持や免疫機能の向上、皮膚や健康を守る働きをします。
ピーマンと唐辛子は、特に赤色やオレンジ色の品種で、このカロテノイドを豊富に含んでいます。例えば、ピーマンが熟して赤くなると、カロテノイドの種類である「β-カロテン」が増加します。同様に、赤唐辛子に豊富なβ-カロテンが含まれており、抗酸化作用による体の老化を防ぐ効果が期待できるというわけ。
ちなみに、 唐辛子はピーマンの、10倍以上の含有量なので、ちょっとしか食べられない、唐辛子でも、結構効果あり!
ここでにおいの会社で働いている れぼん。香りのことも気になった。
せっかくなので、ハスキー先生に、ピーマンと唐辛子の香り成分の違いを聞いてみた。
「うーん。香りの特徴は、異なるね。
ピーマンは独特の青くささや爽やかな香りを持つのに対し、唐辛子には意外と清涼感や爽やかでフルーティーの香りがあるんだよ。
唐辛子の清涼感は、シネオール。清涼感とともにほんのり甘い香りを持つ成分で、ユーカリやローズマリーにも含まれることで知られてるよね。特に、乾燥唐辛子だと、このシネオールによる心地よい香りがより優先に感じられるような気がするよ。
唐辛子には、リモネンも含まれていて柑橘系の爽やかでフルーティーの香りも持っているんだ。
その他にも果実やハーブ、スパイスに多く含まれるテルペン類も、唐辛子にスパイシーさやフレッシュさを与えてるんだ。」
いやぁ。意外。
唐辛子に清涼感とかフルーティな香りがあるとは。
んん? そういえば、青唐辛子などは、清涼感が強いので、夏に炒め物を擦る時、多用している気がする。
いやぁ~ そうなのか、そうだったのか。
やたらに納得。
「ちなみにね。
ピーマンの特徴的な香りには、ナッツのような風味や香ばしさを感じる成分、ピラジン類も関与しているんだ。
特にピーマンが焼かれたり炒められたりすると、生の状態とは異なる香ばしい香りが漂うでしょ。
ピーマン炒めっておいしいよね。そのうまさの基がこれ。」
おお!
最近、ピーマンを手でちぎって、ヘタや種まで全部使って、油でいためて、ちょっと醤油と味の素で味付けをした簡単おつまみが大好きなの。
きっとこのピラジンの恩恵を受けてるわ(^_-)-☆
って、ここで気付く。
そうか・・・最近ピーマンの種は食べちゃってたのね。だから、蒔いたのは唐辛子だった・・・
思いがけずたくさんの新鮮な唐辛子を収穫できそうなので、唐辛子の清涼感やフルーティさを楽しんでみることにしようっと。
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