新卒の皆さんに伝えたい!【CHRO(最高人事責任)インタビュー】成長を促し、挑戦を評価する環境―成果に応じたチャンスが広がるパートナーズの魅力
株式会社パートナーズ CHRO(最高人事責任者)清家良太
プロフィール大学時代は体育会フィギュアスケート部で主将を務め、部の存続と成長に尽力。この経験を通じて、「人に向き合うこと」を仕事にしたいと思い、人事職を志望。新卒でAGCに入社し、2,000人規模の工場で総務・労務などを含む人事業務に携わる中で、「人はロジックではなくハートで動く」という信念を培う。その後、アクセンチュアで人事・組織コンサルタント、DeNAではHRビジネスパートナー、ビズリーチでは人事企画部長と事業推進室長を勤めるなど、多くの一流企業の経営陣と共に組織作りや事業推進を経験。現在はパートナーズで、CHROとして人事戦略の最前線をリードしている。
プライベートでは、1児の父。会社のカレンダーには「家族と晩御飯を食べる日」として時間をブロックし、その日は早めに帰宅して家族との時間を大切にしている。神戸出身だが、仕事の場では関西弁が全く出ないというちょっと珍しい神戸人。
ーこれまでAGC、アクセンチュア、DeNA、ビズリーチといった大手企業でご活躍されてきた清家さんですが、数ある選択肢の中で、なぜ今パートナーズで働くことを選んだのか、その理由と魅力を教えてください
清家:これまでのキャリアでは、常に自分の成長を求めて環境を選んできました。特にアクセンチュアでは、多くの一流企業の経営陣と共に仕事をする中で、短期間でスキルを磨くことが求められ、非常に多くの学びを得ることができました。
ですが、今回パートナーズを選んだ理由はとてもシンプルで、この会社のスピリットや、働いている人たちのスタンスにとても惹かれたからです。
パートナーズは、働いていて気持ちのいい、素直で真っ直ぐなメンバーばかりです。過去を遡っても、150人以上の規模になってもスピリットがここまで浸透している会社はありません。その根源は誰よりも経営陣が「人間力」を重視したスピリットを率先して体現していることだと思います。
パートナーズでは、社員一人ひとりがスピリットを日々の行動に反映させている姿がとても印象的でジョインしたいと思いました。
ー大手からメガベンチャー等、さまざまな企業に関わってきた清家さんから見て、パートナーズならではの魅力を教えてください。
清家:何よりも「人」だと思います。スピリットや理念を掲げる会社は他にも多く存在しますが、スピリットを社員全員が心から大切にして行動に移せており、その結果素直で謙虚な人が多く、ビジネスパーソンとして魅力的な人が多い会社です。
単純に言葉としてスローガンを掲げるだけでなく、社員全員がそのスピリットを日々の仕事や行動に反映させており、強い熱量が感じられます。スピリットが組織全体にしっかりと浸透しており、結果として会社の強さや結束力に繋がっています。
よく、150人を超える規模の会社で、「どのようにして当社のスピリットに共感する人材を集めているのか」と聞かれます。
面接で、当社の価値観と個人の価値観のすり合わせを丁寧に行うことで、入社後のミスマッチを防ぎ、スピリットに共感するメンバーを増やしています。これにより、社員が会社と自分自身の価値観に共鳴し、長期的に成長し続けられる環境を築いています。
私は度々面接にて、「皆さんは何を基準に会社を選びますか?」と問いかけています。各々が持つ価値観やスピリットは人それぞれ異なり、人生の中で変わることもあれば、一貫して変わらない部分もあり、重要なのは、自分の価値観が企業とどれだけ一致しているかです。
企業選びにおいて、「自分が大切にしている価値観と会社の理念がどれだけリンクしているか」をしっかりと考えることは非常に大切です。その共感があるからこそ、長期的に頑張り続け、挑戦し続ける理由となると考えています。
パートナーズの成長と若手の活躍
ーパートナーズでは、若手社員が非常に活躍している印象がありますが、その背景にはどのような要素があるのでしょうか?
清家:「若手社員が活躍している」という表現は少し違うかもしれません。パートナーズでは、年齢やキャリアに関係なく、成果を出した人が正当に評価される仕組みが整っています。これが企業の成長に繋がる本質だと思います。成果を上げた人が正当に評価され、新たなチャンスが与えられる環境がパートナーズの強みです。
成果を出せば新しいチャンスが与えられ、それが会社の成長に直結する。このサイクルこそが、パートナーズが急成長を続ける理由の1つだと思います。
成長のプロセス自体は、他の企業と大きく変わらないかもしれませんが、成果を出し続けることで、確実にチャンスを得ることができるのがパートナーズの特徴です。さらに、会社の成長フェーズが後押ししており、若手社員でも他の企業に比べてチャンスをつかみやすい環境が整っていると思います。
ー成果を出しているメンバーは、どんな共通点がありますか。
清家:「やり抜く力」です。スピリットにある「一瞬の覚悟と一生の努力」の通り、何事もやり続けるメンバーが成果を出しています。当社においては、まず何よりも「やる」という姿勢が重要です。
加えて、「素直さ」も重要です。素直に、愚直に取り組む姿勢を持つメンバーが多く、結果、成果を生み出していると思います。
ーパートナーズの急成長の背景には、素直にやり抜くメンバーの存在があるんですね。なぜそういったメンバーが多いのでしょう。
清家:採用の観点で会社のスピリッツやカルチャーへの共感を1つの基準としています。入社時、例えやり抜く力がなかったとしても、スピリットやカルチャーに共感していることで、その素養がある人が集まっています。
前提として、私は「人は変わる」と考えています。上司がしっかり向き合い続けることで、素直なメンバーは変化し、成長していく。パートナーズのマネージメント層は、部下に対して諦めず、向き合い続ける「向き合う力」があります。部下の成長や可能性を「諦めない」、人は変わるという信念を持って、部下と向き合い続ける姿勢。それもまた、会社の成長を支えている要因だと思います。
パートナーズで得られる成長のカタチ
ー成長を求める就活生に、パートナーズを選ぶべき理由を教えてください。
清家:正直なところ、『パートナーズを選ぶべきだ』と強く言うつもりはありません。誰にとってもフィットする会社ではないと思います。
一方、シンプルにこのスピリッツに共感し、事業規模や事業戦略、成長の可能性を見て「自分にもチャンスが巡ってくるかもしれない」と感じられる人に、パートナーズは向いていると思います。
客観的に見て、パートナーズのような約150人規模の会社では、チャンスを得られる可能性が高いです。シンプルに考えて、150人の会社と2,000人の会社を比べれば、割り算してもチャンスの面積は大きくなりますよね。そして、パートナーズは、順調に成長曲線を描いており、事業や拠点の拡大を続けているため、チャンスも広がり続けています。
パートナーズは、全員に平等にチャンスを提供する会社です。ただ、そのチャンスを掴むためには、努力を惜しまない姿勢が求められます。最初から大きなチャンスが約束されるわけではありませんが、努力を続けて成果を出した人には、必ず次のステージが用意されます。
ー実際に成果を出し、チャンスを獲得した具体的な事例はありますか?
清家:例えば19新卒の福田は、26歳で大阪支社の支社長に就任し、チャンスを掴んで大きく成長した一人です。
彼は入社当初は、なかなか成果が出ず苦戦していましたが努力を継続し、セールストップ3を獲得しました。マネージャーとしても手腕を発揮し、多くの部下を成長させた結果、パートナーズ初の支社である大阪支社の支社長に抜擢されました。2023年度はパートナーズアワードで全体のMVPも獲得しました。もし彼が品川支社に残っていたら、ここまで成長できたかどうかわかりません。支社長という活躍の幅、ポジションを任すチャンスを与えることで、予想以上の力を発揮してくれると私も改めて感じる経験となりました。
また、現在25歳の水落は、未経験の人事企画や制度策定に大きく寄与し、新たな視点でパートナーズの基盤を整えたことが経営メンバーに大きく評価され、アワードでもっとも優れた成果を出したバックオフィスメンバーに贈られるMVSを獲得しました。現在はアシスタントマネージャーとして活躍しており、次期パートナーズを支える主要メンバーとして、経営メンバーからも注目されています。
CHROが語る、パートナーズで求める人材と新卒へのメッセージ
ー新卒採用で特に重視しているスキルやマインドセットを教えてください。
清家:一番重視しているのは「パートナーズのスピリットに共感できるかどうか」と、スピリットを体現している人たちと「一緒に働きたい」と思えるかです。
スピリットに共感し、会社の文化の中で共に成長していきたいと思えるかどうかが、非常に重要です。また、素直さや、ひたむきに努力を続ける姿勢も欠かせない要素です。
面接においては、特に「継続力」を評価しています。たとえば、幼少期から続けている習い事や、厳しい部活動をやり抜いた経験、同じアルバイトを長期間続けてきたなどがあると、それが成果を出すための重要な素養になると考えています。
成果を出すためには、最後までやり遂げる力が欠かせないため、継続力について過去の経験やエピソードなどで質問することが多いです。継続の中に大きな成果は必ずしも必要だとは思いません。重要なのは、目標に向けてどれだけ自分を高めようとしてきたかです。面接ではぜひ個々の「継続力」や「やり抜いてきた」ことについて伺いたいですね。
ー面接において、「継続力」や「やり抜く力」を伝えるのは難しいと感じる学生も多いと思いますが、アドバイスはありますか?
清家:伝え方が上手かどうかよりも、その努力が本物であるかが重要です。もしそれが事実であれば、面接で自然とにじみ出てくるものです。言葉だけでなく、言動の一貫性や行動に現れるものだと思います。大事なのは、その人がどうやってやり抜いてきたか、という本質的な部分です。たとえ伝え方が不器用でも、しっかりと伝えようとすることが大事です。私たちリクルーターの役割は、不器用さからでもその本質を聞き出すことだと思って話を伺っているので不器用でも良いので一生懸命伝えていただけると嬉しいです。
ー最後に、学生に向けて、パートナーズでのキャリアや成長についてエールをお願いします。
清家:「しっかり見ている」ということをお伝えしたいです。採用したからには責任を持って、皆さんが頑張っているか見ています。
何度もいいますが、パートナーズでは、頑張っている姿勢をきちんと評価します。その中でも成果を出すために努力を続けることができる人には、必ずチャンスが巡ってきます。
逆に、途中で諦めてしまうような人には厳しいかもしれませんが、それでも努力を続ける意志があれば、しっかりと向き合い、サポートする環境があり、メンバーがいます。
また、パートナーズで成果を出せる人は、どこに行っても成果を出せる人になれると思います。なぜなら、パートナーズではやり抜く姿勢や、素直さ、謙虚さ、感謝の気持ちを大事にしているからです。これらの要素は、どんな環境においても通じる普遍的なものです。だから、ここで得た経験は将来どのような環境に身を置いても、確実に役立つはずです。
皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。