ーー河原さんのご経歴について教えてください
もともと自分の父が不動産関係で、祖父がパチンコ関連の仕事をしていたんです。
いずれの仕事も莫大なお金が動いていくので面白そうだなと思っていて、学生のときからその2択のどっちかでやってみようと考えていました。
色々迷いましたが、祖父と同じ道で大手パチンコのメーカー会社に就職しまして。
新卒からしばらくは還元機とかPOSレジとかを販売する営業の仕事をやっていました。
入社してみて分かったのは、年功序列の社会で、実力を出した者が高い位置にいけるような環境ではなかったということ。3年半働いて自分の実力値もある程度ついてきたタイミングで、今度は不動産の道に行こうと思って投資用不動産専門の仲介会社に転職しました。
そこで現パートナーズ代表の吉村と出会うことになります。
ーー実際にお父様と同じ不動産の営業をやってみてどうでしたか?
パチンコのルート営業から、BtoCの個人営業に移行したので、最初は当然のことながらギャップに戸惑いました。今の時代では考えられませんが、役職がつかないとパソコンすら与えてもらえない職場だったんですよ(笑)
広辞苑みたいな厚さの顧客名簿と電話器だけおかれて、闇雲に上から順にただ営業を1日300~500本近くしていました。顧客名簿も昔から使い古されていたものだったので、先代の人たちが書き起こしたコールメモが古典的に鉛筆で書かれていて。
何書いてあるか読めないくらいの内容にそこにどんどん上書き保存していく感じ。
基本的にトイレに行くとき以外は空っぽの机に向かってひたすら営業するしかないので、全く逃げられなかったですよ。やばいですよね(笑)
冒頭でお伝えした通り吉村とはここで出会うわけですが、運よく自分の隣の席に吉村がいて、 OJTのときにかなり気にかけて面倒を見てもらっていました。
ーー当時の吉村さんはどんな人だったんですか?
今となっては自分と伊藤しか知らないと思いますが、吉村はいい意味でマジで狂ってました(笑)
常にハイテンションかつ冷静で周りとは比にならないレベルの営業スタイル。
隣でなんか長電話してたなあと思ったら、「絶対お客さまは俺を選んでくれる」って。その1週間後とかには、本当に成約してくるんです。
私は入社したてのときだったから、「この人はスーパーサイヤ人なのかな。とりあえず他の営業とはレベルが違いすぎるな」ってビビりましたね。どんな生き方したらこういう人になれるのかなと思って、気づいたら常に吉村のことを観察していましたね。
知識も経験も豊富で頭もキレる、行動量も質もどっちもレベルが高かったですし、上手く息抜きしながら仕事をしていた。
正真正銘、営業のスペシャリストですよ。
結果的にその会社で吉村と付き合いがあったのはたったの4ヶ月だけでしたが、連絡自体は吉村が退職してからも結構頻繁にとりあっていたんです。
ーー2012年7月からパートナーズに入社。きっかけはやはり吉村さんの影響だったんですか?
はい、もちろん。近い距離で吉村を見ていて、この人と一緒にまた働いてみたかったなというのが大きいです。
前職では色々親身になって不動産業界の知識やノウハウも教えてもらいましたし、もっともっと吉村から色々なことを吸収していきたいと思いました。
ありがたいことに吉村のほうから声をかけてもらって、パートナーズには4人目の社員として入社しました。僕の約1週間後に伊藤が入ってきて、ここはほぼ同期になりますね。
―パートナーズの営業として年間成績1位獲得数が圧倒的に多い河原さん。その要因は何でしょうか?
言語化するのは難しいんですけど、僕はそのときそのときのマインドやメンタルだけで勝ち得ているものだと思っています。
2期目で入社したときに、当時いた先輩が1位をとっていて、大々的にインターコンチネンタ ルホテルの高級料理屋さんで表彰式をやったんです。
そのときに、「やっぱ1位っていいな」という感覚が芽生えましたよね。3期目になって、「自分も同じ舞台に立つんだ」という目標を立てて、モチベーションを持続しながら無事にその年1位を獲得することができました。
翌4期目は1位を逃してしまいましたが、5期目、6期目はナニクソ魂で1位を奪還することができました。まだまだ若い社員には負けてられない。もうここまできたら意地ですよ。
一番は、インセンティブを高い水準でもらい続けたいという気持ちなんでしょうね。コンスタントに数字を上げられるような営業マンになりたかったですし、会社からも計算される人間になりたかった。
安定的に高い水準で売上をあげられるようなレベルの高い営業であり続けたいという意識は常に持っています。
ーーパートナーズの強みはどんなところでしょうか?
結局のところは“人”ですよ。漠然とした言い方で大変恐縮ですが、“いいヤツ”ばかりで“悪いヤツ” がいないんです。
逆に言えば優しい人が多すぎるので、お客様に最終決定を強く迫れないような営業マンもいるの が課題になっているのかもしれませんが。
でも人の良さはパートナーズの一番の魅力であることは間違いないです。
人事の音羽を始めとして、採用活動にはかなりの温度感で力を入れているのでその賜物ですね。
営業としての強みで言うと、基本的には必ず足を運んで“Face to Face”の営業を心がけていま す。DMを一斉送信したりすることもあるのですが、そのときに同封する資料や名刺にも必ず営業マンの顔写真を入れるようにしています。
お客様には手作りの個人紹介プロフィールもお配りしていますし、関東近郊で足を運べる範囲内であれば顔を知ってもらうために確実にお客様に会いに行っています。
不動産業界って全体的に悪印象ではあると思うんですけど、パートナーズそのイメージを覆してやるという想いでセールスしています。
ーー今までパートナーズで働いてきて様々な出来事があったと思いますが、印象に残っているエピソードがあれば教えてください
創業間もない時の話で、今はとても恵まれた環境であることを理解していただいた上で、過去の苦労話だと思って聞いていただきたいのですが…。
立ち上げ当初の2012年8月、チーム達成をして冷蔵庫を買ってもらった瞬間です。
真夏なのにクーラーもつけられない雑居ビルで仕事をしていて、ゴミ箱もないし冷蔵庫もないしでかなり劣悪な環境だったんです。
オフィスの下に自動販売機があったので、苦肉の策で冷たいドリンクを買いに行くんですが、そんな室温のもとで営業しているわけですから、すぐにぬるくなるんです。
そのときに、「あーーー!!クーラーはどうしようもないにしても、せめて冷蔵庫が欲しい!!!」って切に思いました。
吉村にそれを提案したら、「じゃあ3人で売上げ1,000万達成したら買っていいよ」と言われたので、冷蔵庫のためだけに皆で愚直に達成を目指して頑張り続けました。
結果的に数字を達成して冷蔵庫を買ってもらえることになったんですけど、なぜかその瞬間が一番嬉しかったのは鮮明に覚えています(笑)
「全員で目標を達成した」という事実が何よりも大きかったんじゃないですかね。
もちろんプレイヤーとしてお客様と色々な接点でお付き合いはありますので、個々でのエピソード自体は数えきれないほどありますが、どちらかというと皆で何かを成し遂げたことのほうが自分としては印象深く頭に刻まれていきます。
部下が初めて成約した案件とかもやっぱり嬉しいじゃないですか。今は自分の成績だけではなくて、マネジメントをしなくてはいけない立ち位置にもいるので、“教育”というところにフォーカスして どこに出しても恥ずかしくない人財を育てていきたいですね。
―最後に、記事を読んでいただいた求職者の方にメッセージをお願いします
河原:パートナーズは、やる気を出して前向きに頑張っていけば必ず成長できる環境です。
目標達成に向かって、エネルギッシュに仕事に取り組んでくれる人と一緒に仕事がしたいと私は思っています。
皆さんのご入社を、心よりお待ちしております。
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