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私の過去とコンプレックス
中学生の頃から、“劣等感の塊”みたいな人間だった。・・2009年「関西学院中学」の入試に合格した僕は、その後、受験を経験することなく、「関西学院高等部」「関西学院大学」に進学した。いわゆる、中高一貫教育。多くの生徒が、受験の代わりに与えられた、膨大な「時間」を、主体性を持って、活発に過ごしている。そんな学校だ。自分で音楽をつくる生徒から、文化祭でリーダーシップを発揮する生徒まで。プロ並みのマジックを極める生徒、映像制作のスキルを身に付ける生徒など……彼らは個性的で、輝いて見えた。(ちなみに、映像制作に熱中していた生徒は、後に共同代表となる、三崎龍人君です。)こんなことを書くと、「あぁ、そ...
コロナ禍の起業1年目を終えて
「正直しんどくて辛いです」「どうすればいいのか全然わからないです」2020年4月6日。緊急事態宣言発令の前日。僕は震える指先で「投稿ボタン」を押した。大学卒業から1ヶ月。まさに「これから」と意気込んだ矢先のコロナショックは、学生起業家にとって、あまりに過酷すぎる現実だった。・・僕が代表を務める「スタジオMOVEDOOR」は、兵庫県三田市を中心に映像・デザインなどのスキルを生かして、企業の広報PRや商品企画に携わるローカルクリエイター集団である。設立メンバーは、関西学院大学に通っていた現役大学生4人。「広報PRで事業成長を実現する」をモットーに、僕を含む5人のメンバーと、15人のアルバイト...
我々は何者か? ースタジオMOVEDOORが目指す広報PRー
お店や企業の経営において、「広報」「PR」は事業成長においてかかせないツールです。しかし、むやみにコストをかけてしまうと、「動画をつくったのに見てもらえない」「チラシを配ったのに集客できない」など、大事な広告予算の無駄遣いになりかねません。今、何をつくり、何をつくらないべきなのか?我々のような「広報PR会社」は、顧客のビジョンや戦略を理解して、結果に責任を持って制作にあたる必要があります。なんだか偉そうなことを書いてしまいましたが、スタジオMOVEDOORにも「結果の出ない制作物」をつくってしまった苦い経験があります。今日はそんな過去を振り返りながら、我々が制作物を売る「制作会社」ではな...
なぜ、ぼくが三田市で起業したか?
私は若者が起業するなら、兵庫県三田市は、非常に挑戦しやすい地域だと考えています。今回は、私が三田市で起業した理由と、三田市の広報&PR事業にかける想いを話します。その前に、まずは三田市を紹介いたします。◎兵庫県三田市について三田市は、大阪や神戸からは、約50分でアクセスできて、京都や岡山、福井などの関西の主要都市へのアクセスも良好です。大都市に行来しやすい好立地ながら、豊かな自然と、美しい田園風景が広がる街となっています。旧市街地のエリア、ニュータウンのエリア、豊かな自然や農村地域が、近くに共存しています。山田錦を生産されている農家さん、いちご農家さん、栗農家さんなど、農作物の栽培も盛ん...
「なぜ学生起業を志したか?」ー諦めずに戦い続けられた理由ー
2018年9月。大学3年生の秋。「学生起業をしよう!」そう決めた瞬間から、今日までの2年間、ぼくはずっと戦い続けてきた。自分との戦い、不安との戦い、常識との戦い、批判との戦い、仲間を集めた責任との戦い、資金不足との戦い、知識不足との戦い、、、。「お前にはどうせ無理だよ!」「やめた方がいいよ!」そんな周囲の声と闘ってきた。なぜ、ぼくが起業を志したのか?なぜ、周りの人に反対されても、諦めずに戦い続けることができたのか?学生時代の自己分析と、起業に至るまでの思考と行動を振り返りながら、書いてみようと思う。目次【第1章】 なぜ「起業」という選択肢を知ったのか ーキッカケ編ー【第2章】 起業に至る...