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点在してるデザイン、ブランディング、エンジニアリングのハブになるために。社会課題を解決したい意思をもって、新たなキャリアに挑戦する。彼女の目指すキャリア、そしてそこに至る覚悟とは?
▼プロフィール|中井 彬恵
大学院にてサービス課題解決のためのデータ解析手法について学ぶ中で、問題解決のアプローチとしての UXデザインの重要性を学ぶ。
日本マイクロソフトに新卒入社し、Azureクラウド製品の技術解決に従事後、セブンデックスにUXデザイナー/PMとして入社。新規事業のリサーチ、UX設計などを担当。
目次
手段としてのデザイン、エンジニアリング
ー大学は何を専攻してたんですか?
中井
最初は基礎工学、医療工学の研究者、エンジニアリングのデータ分析に興味を持ってました。でも、学んでいくうちに研究は目的ではなく手段なのでは?と思い始めて。
そもそも何でその分析が必要なのか、分析して何がしたいのか、どんなユーザーにどんな解決手段を提供したいのか?の様に、最初の課題特定の部分が本質的に大事だと知りました。
そこで出会ったのがサービスマネジメントという分野で。例えば宅配サービスを使うユーザーがどうやったら再配達にならずに主体的に宅配を受け取ってくれるか、そのプロセスを考える研究を行ってました。この研究の中でユーザーの思考を変容させる為にはサービスデザインが必要なんだと、この時にサービスデザインや広義のデザインの概念に出会いました。デザインが問題解決の手段の1つなんだと気づいたのはこの時です。
上流や、目的を実現するための流れを考えるのがデザインなんだろうなと思いました。
ー目的思考の先にデザインを見つけたんですね。でもファーストキャリアはエンジニアですよね?
いずれはビジネス側で戦略を考えたりビジネス職に携わりたいと思っていたんですが、そのためには専門性が必要だと思ってて。当時エンジニアリングを学んでいたこと、イノベーションを起こしてる会社の創業者もみんなエンジニアなことから、「Howを実現できる能力を持って課題解決を考えられるのって説得力ある。最強じゃん」と思って、手段としてエンジニアになることを決めました。