株式会社BODは、「人をつなげる 未来へつながる」を目標としているBPO事業会社です。「人×テクノロジーで社会の原動力となる」ことをビジョンに、BPOサービスを通じてさまざまな角度からお客様企業の事業拡大と生産性向上を支援しています。
今回はHR運営部で係長を務める斉藤さんにインタビューを実施。BODだからこそできる経験や、求める人物像についてお話を伺いました!
【プロフィール】
斉藤 冬樹:大学在学中にインターンとしてアルバイト入社。2017年より正社員となり、携帯在庫管理の仕事や物流事業担当を経て、2023年8月よりHR運営部に所属。
風通しの良い社風が入社の決め手に
――まずは斉藤さんのこれまでのキャリアを教えてください。
大学在学中に、BODの前身となる大手通信企業にインターンとして入社しました。入社の決め手は、学生時代に経験した通信機器販売のアルバイトが面白く、通信業界で仕事をしたいと考えたからです。また、インターンの際に社員の方と触れ合う機会があったのですが、上下の風通しの良さやフラットに意見を言い合える環境など、社風に魅力を感じたことも入社の決め手となりました。
BODに転籍後は、携帯在庫管理業務や物流事業に従事。2023年に、年末調整代行などの業務を組織化した「HR運営部」が立ち上がるタイミングでオファーをいただき、HR関連事業に参画する運びとなりました。
――HR運営部のミッションや、そのなかでの斉藤さんの役割は?
年末調整業務や住民税更新業務など、お客様のHR関連部署の年次業務代行を行う部門です。なかでも年末調整代行業務の比重が大きく、当社内の営業部門と連携しながら、実際の運用など事務的な業務を担うことがミッションです。
私自身はお客様との調整・折衝や作業スタッフのマネジメントなど実業務を行いつつ、現在は係長として部下の育成や教育にも携わっています。
――「年末調整代行業務」に関して、1年間の業務の流れを教えてください。
どちらの企業様も、10〜12月にかけて年末調整業務の実作業を行います。数か月間の集中業務を円滑に、かつ滞りなく進めるために、それ以外の期間で入念に準備を重ねます。
具体的には、年明けに前年度の年末調整業務に関して各社様と振り返りを行いつつ、当社内でも次年度に向けた改善点を検討します。そのうえで、2月くらいから次年度のシステムづくりを開始し、4〜6月に既存のお客様へのご提案や新規顧客へのアプローチを進めます。夏頃には各社の実施規模や内容が決まりますので、建物や郵送システム、納品データ形式などの詳細を詰める業務に入ります。
――まさに1年かけて準備を進めていくのですね。スムーズな運用のために心がけていることはありますか?
まずは全体のスケジュール感をしっかりとお客様と握ることです。さらに、お客様によって給与システムや希望するデータの納品形式などが異なりますので、お客様とすり合わせをしながら抜け漏れのない運用をしていくことが求められます。
個人的には、お客様との円滑なコミュニケーションを特に意識しています。たとえば、同じ内容を繰り返しお聞きすることがないよう、1回のやりとりでなるべく多くの情報を引き出すなどです。
BODだからこそできる大規模なマネジメント経験
――どのようなときにやりがいを感じますか?
1年間の業務が終了した際に、お客様から感謝の言葉をいただいたときや、「来年もまたお願いします」とおっしゃっていただいたときにやりがいを感じます。お客様と密にコミュニケーションを図りながら、二人三脚で仕事ができる面白みがありますね。
さらに、全員で共通のゴールを目指し、“きれいに決まったときの喜び”というのでしょうか。大規模なプロジェクトを無事に成功させることができたときの達成感は、何にも代えがたいものがあります。
――HR運営部での業務を通じて、斉藤さんのなかで成長したポイントは?
HR運営部では、さまざまな関係者と協力しながら仕事を進めることが求められます。社内外を問わず、立場や価値観が異なるさまざまな人たちと連携していく力やコミュニケーションスキルが身に付いたと感じます。
また、お客様ごとに打ち合わせをしつつ細かく調整をしていきますので、顧客折衝力やプロジェクト管理能力も高めることができたと思います。ほかにも、実際に実務を行ううえでは多数の作業スタッフへの教育や指示が必要となりますので、マネジメントスキルの面でも成長できました。
――BODのHR運営部だからこそ経験できる事柄を教えてください。
やはり、“ダイナミックなマネジメント”を経験できることが大きな特徴ですね。計10万名に及ぶ各社様の従業員の年末調整チェック業務を行うために、当社では100名以上の作業スタッフを採用しています。そのなかで、数名の現場リーダーを介しつつ、私たちが中心となって現場の運営や指示を行います。大多数のメンバーをいっきに動かすようなマネジメント経験は、なかなか他の仕事ではできないのではないでしょうか。
――今後の目標を教えてください。
まずは本年度のプロジェクトを成功させること、そのうえで顧客満足度の向上に寄与していくことが直近の目標です。
中長期的には、どうしてもオーバーワークになりがちな側面がありますので、指示系統をしっかりと整え、メンバー一人ひとりの業務負担を減らせるようなマネジメントに注力していきたいと考えています。
周囲と協力しながら目標に向けて突き進む面白さ
――新しく入社したメンバーにはどのようなサポートがありますか?
その方のバックグラウンドにもよりますが、まずは年末調整業務の基本知識や、お客様と接するうえでのビジネスマナーなどをお伝えしています。また、委託業務に必要となるさまざまなシステムに関する学習も行います。現状は小規模な組織のため、先輩社員がOJTで1から教育を行うイメージです。
その後、知識のインプットと併行し、既に業務代行が確定しているお客様との打ち合わせに一緒に入ってもらいます。先輩社員の指示やサポートを受けながら、最終的にはお客様の担当窓口になること。そして、作業スタッフや現場リーダーへの指示や指導、現場の進捗管理や運営ができる状態になることを目指していただきます。
――どのような人材の入社を希望しますか?
大きく3つ挙げられます。
1つ目が、「多人数に対応できるコミュニケーション能力や協調性を持っている方」です。複数のスタッフを束ねていくうえで、状況に合わせたコミュニケーションを行うことが必要不可欠だからです。
2つ目が、「ルールの範囲内で正確な判断を下し、適切ではない作業に対して客観的な判断のもとに正しいと思う発言をすることができる方」。業務内での違和感や不適切な事柄がきちんと共有されないと、大きな事故につながりかねないからです。
最後に、「期日達成意欲が高い方」です。納期が決まっている仕事が大半ですので、ゴールに向けて計画的に突き進める人材を求めています。
尚、スキルや経験に関しては、最低限のビジネスマナーや、Excelや簡易的なデータベースなどのPCスキルを持っている方であれば、専門的な知識は入社後の研修でしっかりと補完できる仕組みを整えています。
――最後に、求職者のみなさんへメッセージをお願いします!
BODには、上下の風通しが良く、周りのメンバーと協力しながら1つの目標に向かって仕事を進めることができる環境があります。個人としての成長はもちろんですが、メンバー間での協力関係を深めていくなかで、多くのやりがいを得られるはずです。
BPOの会社としても対応できる業務の幅が広いため、当社であればみなさんが希望するキャリアに近しい経験を提供できるのではないかと思います。ぜひ一緒に成長していきましょう!