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社員インタビューvol.1「自分の想いを乗せ、組織カルチャーをつくっていく」

私たちSQUIZは、EDやAGAなどの"相談しにくかった悩み"や"子宮や卵巣から起こる様々な悩み"に対し、オンライン診療サービス「Oops(ウープス)」を通して医薬品やその他のソリューションを提供するスタートアップです。

多くの方が抱える悩みであっても、医療機関を受診することにハードルを感じる方も少なくありません。私たちは医療をより身近な存在に感じてもらい、悩みにポジティブに向き合えるようなブランドづくりにこだわってきました。

では、SQUIZではどんな人が働いていて、どんな雰囲気なのか。社員インタビューを通して 「SQUIZらしさ」を紐解く連載が始まります。少しでも会社に興味を持った方は、ぜひお気軽にご応募ください。

ゼロからカルチャーをつくりたいと思い、SQUIZに入社



―まずは、これまでの経歴を教えてください。

新卒で(株)サイバーエージェントに入社し、広告運用などを担当していました。広義なマーケティング活動を経験したいという想いから、(株)ビズリーチに転職し、20代向けの転職サービス「キャリトレ」のマーケティングを担当しました。その後、より小さい会社で事業を育てる経験をするために、お花のサブスクを提供するスタートアップに転職しました。

入社当初は「体験づくり」を担当していましたが、人事への異動の打診をいただいたことで広告運用→マーケティング→体験づくりというキャリアから少しずれて、自分のキャリアの中に人事が入ってきました。

ー人事へのキャリアチェンジには抵抗はなかったのでしょうか?

抵抗はなかったですね。元々は「マーケティングがしたい」という想いがあったのですが、スタートアップに入社して本当にやりたかったことは「マーケティング」ではなく「会社を大きくする」ことだと気づきました。それを実現するために今自分が求められている役割が人事に変わっただけという感じですね。

ーその後、SQUIZに入社したきっかけは?

ゼロからカルチャーをつくる経験をしたいと思ったからです。前職は30名規模の会社だったのですが、元々組織づくりに力を入れていたため、自分が人事になった時には既に土台のカルチャーがある状態でした。土台の上でカルチャーを乗せていくのではなく、そもそも土台を作りたいと思いました。

結果的にSQUIZに入社したのは、新卒時代の同期である平野と安宅が熱量高く会社をつくっている姿に心惹かれたからです。安宅とご飯に行った時に「今の会社に人生を賭けている」と話していたことも印象的で。自分も一緒に会社をつくっていきたいと思い、2023年10月に入社をしました。

ほぼゼロから組織を作ることににワクワク

―では、現在の業務内容について教えてください。

大まかに3つの領域を担当しています。1つ目は人事業務。自分の業務の3割程度を占めています。2つ目は資材管理や薬の発送管理といったSCM(サプライチェーン・マネジメント)業務です。3つ目として、今後動き出すプロジェクトのオーナーを務めています。

―SQUIZ入社前後でどのようなギャップがありましたか?

入社前に「少人数だけど事業はうまくいっている」と聞いていたので、仕組み化など出来ていることが多く、もしかしたら介在価値が少ないかも...と少し不安でしたが、実際入社したら、やるべきことがたくさんあって嬉しかったです(笑)

現状でここまで来れているなら、やるべきことをやり切った先にはどんな世界が待っているんだろうと、ワクワクするし、非常にやりがいがあると思いました。

―入社後、どのように会社の内部を改善していったのでしょうか?

まずは土台を整えていくことから始めました。リファラル以外の採用活動を開始したり、人事制度の設計、マネジメント、データ基盤、オペレーション改善・棚卸しなど。


お互いの意見をしっかり言い合える環境を作るために、「心理的安全性が高い状態」を設計

―これまでで印象深かった社内のイベントを教えてください。

入社して半年ちょっとなのですが、実は3回も合宿を行っています。人事合宿が2回。「Oops WOMB」合宿が1回。これまでも合宿は経験していましたが、テーマ別かつ3-4人規模での合宿は初めてでした。

しっかりと時間を確保し、皆できちんと意見をぶつけ合う時間はとても良かったです。なぜ合宿するのか、合宿を通してどうしていきたいのかまで設定して、三者三様の意見を言い合い、実際に合宿がきっかけとなって物事が進んでいく。これはとても貴重な体験でした。

―人事合宿はどのようなテーマで行ったのでしょうか?

1回目は採用活動を始める上でのメッセージについてです。SQUIZには明確にMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)がまだありません。それを作るのか作らないのか、その上でどういったメッセージで魅力を感じてもらうのが良いのか…という話をしました。

2回目は、評価などの制度設計がテーマ。採用活動を継続的に続ける中で、組織としてより強くしていくための枠組み作りについて話し合いました。

いつもと違う環境で、例えばご飯作りなどのアクティビティも挟みながら行うことで、アイデアもたくさんでてきました。「Oops WOMB」合宿では、みんなでサウナに入りながら語り合ったり、朝食は焚き火を囲ったりして、本当にいい思い出です。



―楽しそうです! 合宿以外にも、日頃から社員の交流を深めるイベントは実施していますか?

月に1度「ご飯会」を行っています。社員だけでなくアルバイトスタッフにも参加いただき、約10名くらいで夜ご飯を食べに行っています。また、「お花見」も実施しましたね。入社前の方や、アルバイトスタッフのご家族にも参加していただきました。

ただ、友達のような仲の良さを作ることではなく、仕事において意見をぶつけ合える関係を作ることを意識しています。

「事業を良くしたい」という同じゴールを見ていても、役割によって考え方やプロセスが違うことは多々あります。そういう時に遠慮するのではなく、しっかり意見を出し合いお互いが納得のいく方法を見つけて欲しいので、仲の良さだけでなく、自分の意見を伝えても大丈夫という心理的安全性が高い状態を設計していきたいと思っています。

SQUIZは、「自分の意思」が求められる環境

―SQUIZに入社して良かったと感じることは?

成長痛のような、「良い苦労」をしている感覚があることです。 これまでの会社で当たり前に受けていた恩恵を、今はつくっていく立場になりました。意思決定をする立場として、あらためて「本当に採用すべきのか」「なぜこの制度が必要なのか」まで立ち返って考えられる経験は貴重なことだと思います。

もちろん、人事に限らず、SCMやプロジェクトを進める上でも、高いレベルで自分の意思がこれまで以上に求められているなと感じます。理想を掲げ、言葉にし、それを追い求める経験は大変ですが、非常にやりがいがあります。

あとは、元々やりたいと思っていた組織のカルチャーづくりができていることです。まだスタートラインにたったばっかりなので改善点しかありませんが、少しずつ積み上げられてきている実感があり楽しいです!

―やりがいにも繋がっているということでしょうか。

そうですね。会社を選んでもらう・もらわないも、楽しく働いてもらう・もらわないも、全部自分の責任です。大きな会社だと他責にすることもできると思いますが、今は平野と安宅と3人で話し合って意思決定はしているとは言え、前提として自分の意思を大きく乗せているため、今まで感じることのなかったプレッシャーを感じていますね(笑)。ただ、そうやって組織のカルチャーが少しずつ積み上げられているのは大きなやりがいです。

仕事にコミットしつつ、プライベートも大切にした働き方を

ー具体的な勤務時間も教えてください。

勤務時間は10:00-19:00、完全出社を基本としています。ただ、時差出勤を可能としており、用事がある時は私も朝8時頃に出勤したりします。

仕事にフルコミットする前提ですが、プライベートも大事にしており、仕事後に映画を観たり、バスケをしたり、毎日ではないですが、仕事とプライベートのメリハリをつけて働いていますね。

―SQUIZが完全出社にしている理由は?

3つ理由があります。

1つ目は事業成長のスピードをあげるためです。今はワンフロアなことも相まって、雑談などライトなコミュニケーションからどんどん話が進んでいきます。また、オープンな場で会話しているので、当事者以外のメンバーも会話に参加して、アイディアが広がっていくのも面白いです。

2つ目は当事者意識を持ってもらうためです。リモートだと例えば通勤がないことで、時間短縮やストレスが軽減するというメリットがあるかもしれませんが、距離が遠くなってしまうため、自分で会社や事業を作っているという感覚が薄れてしまうと思っております。

3つ目は信頼関係を構築するためです。リモートでも工夫をすることで信頼関係を構築することはもちろんできると思いますが、より最短距離で信頼関係を構築するため、直接顔を合わせて仕事をすることを大事にしております。

自分の意思で会社や事業を変えられる面白さ

―今、SQUIZに入社するからこその魅力や面白さは?

実はSQUIZには言語化されたMVVがまだありません。これから作っていく予定なのですが、会社として作る最初のMVVに自分の意思を乗せることができることは魅力だと思っています。

一回目の人事合宿の際にもMVVついて少し会話したのですが、当時は役員以外の3人が全員リファラル採用だったので意思統一ができていたことと、今のフェーズでMVVを作ることによって成長の可能性を狭めてしまうのではないかと考え、あえて作らない選択をしました。ただ、言語化しなかっただけで、同じマインドを持ったメンバーが集まり、日々のコミュニケーションを通して共通認識は持てていたので、目線がズレるといった問題も生じず、ここまで来ることができました。

今後は、社員数を拡大していきます。人数が増えると目線もずれやすくなるので、各々が大事にしていることの解像度を上げていき、必要なタイミングで言語化していく予定です。どこまで作り込むか、どう言語化するかを考えられるフェーズに携わることは、貴重な機会ですし、とても面白いと思います。

また、新しいこともどんどんやっていこう! というフェーズなので、自分で事業を変えていくことができる醍醐味も味わえると思います。

―どういった方がSQUIZに向いていると思いますか?

「この役割がやりたい」という動機よりも「事業をより良くしたい」「会社を大きくしたい」「ユーザーさんに価値を届けたい」という思いを大前提として持ち、その中でSQUIZだったら一緒に実現できそうという動機を持ってくださる方が向いているかと感じます。

あとは泥臭いこともいとわない人ですかね。分業化していくのはまだ先のフェーズになるので、どんなレイヤーの方もプレイヤーの要素は担うことになります。だからこそ自分で手を動かせる人が良いかなと。そして、明るいコミュニケーションがとれる人と一緒に働きたいです。




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