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【Aburi Groupリクルート通信 ③】- Aburi Groupが目指す労働価値の再定義 について -

11月は日本へはいかず、本社のあるCanadaと、新規でスタートしたU.S事業にフォーカスしています。とはいえ、すべてAburi Japan(日本)の成長計画とも深く繋がっているので双方のシナジーをイメージしながらです。日本食のポテンシャルはインバウンドだけではなくアウトバウンドにもあって、双方のアプローチからこの「日本食」という世界で勝てるコンテンツを拡大させていくことで、一次産業中心に関連する日本の産業を発展させていく未来を想像しています。                      それにしても北米事業にフォーカスすると、否が応でもスケールが大きくなってしまいます。

                Vancouverの11月はこんな感じです。

米国においては、巨大なマーケットが有しているにも関わらず、日本に比べると圧倒的に競争が少ないのは参入障壁が高く投資、経営リスクが高いことが起因しています。日本のように障壁を低くして競争過多になってしまうのも結果としてリスクに発展するとしたら、一長一短なのですが、14年間こちらで経営していく中でそのリスクに幾度度なく、想定外のリスクにさらされました。             Covid-19以降、圧倒的にそのリスクが高まった今日において、海外進出のハードルはさらに高くなりました。そんな中、すでに北米にてブランドと一定規模の組織を構築できたことはアドバンテージであると言えます。

さて話は変わりますが、AIなど技術革新を推奨すると、多くの同業者の先輩方に思いもよらないご指摘を受けることがあります。「中村は人間味を失ったのではないか?」と。               今回は、本質的な話をさせて頂くとともに、「未来の働き方、労働という価値の進化の対応」に関して、持論を展開させていただきたいと思います。

みんさんもお気付きの通り、昨今、AIの進化は目覚ましいものがあります。このままでは、     「人間は本当にいらなくなるんじゃないか?」                         「自分たちの人生は、仕事は失われていくのではないか?」                    など不安を感じている人の意見をたくさん聞くのですが、このことをネガティブに捉えることに本質はないと考えています。なぜなら、AIが作り出す未来がどんなスピードでどのように社会を変えるか?実際のところ、誰にも予測できないからであり、また、抗えないからです。

本質は、「恐れるではなく、変化や進化を受け入れて自分自身の考え方をアップデートしていくこと」であると思うのです。

既成概念にとらわれず、ちょっと先の未来を予見して今の在り方をアップデートしていく。現状の経営環境や社会の変化を捉えて、AIを軸とした様々な技術革新を受け入れて新たな価値を創造し、この世界をより良くすると考えたら、単純に、今をより楽しめるというものです。それをAburiが目指す「仕事の再定義」として文言したいと思います。

AburiGroupが目指す「仕事の再定義」

キーワードは「Beyond work, a life full of excitement」(従来の仕事を超えて、ワクワクする毎日を)です。

経営効率や労働生産性を追求すると仕事はAIにとって変わってことは否定しようがなく、そう長くない未来、働くことは生活の糧、すなわち所得を稼ぎ出すことではなくなってことが想定されています。あらゆる労働をAIやロボットが代替していくので人間はベーシックインカムで、働かなくても生活できるので、労働そのものが生活を支える手段ではなく、社会とのつながりを保つための手段へとあり方を変えていくのです。

日本国内だけでなく世界規模で、労働収入を得て生活している多くの人がインフレに苦しんでいる現状においては、想像すらできないことですが、確実に世界はそっちに向かっています。                        

技術革新による進化には抗えないとして、でもそこでの人間が人間らしく生きていくために働かないで良い未来がくることは本当にユートピアなのでしょうか?

少なからず、物質的に満たされても、紆余曲折を経験しながらもチャレンジした結果、悔しかったり、落ち込んだり、助けられて感謝したり、そうして自分以外の人たちとの関係を作っていくことが、人間が人間らしくある未来であり、生活のために働くという概念から解放されたとしても、人類にとってはあるべき姿ではないかと思うのです。生活格差などの弊害だけ取り除いて、仕事を通してより良い未来の創造を人間とテクノロジーの共同によって実現していく未来こそ、今から目指すべきユートピアに向かうと確信しています。もちろん、もっと先の未来がどのように変わっていくかは、想定範囲外、なったらなった時です。

人間の価値は感性を伴った想像力にあり、そうした未来とどう共存していくか?になるでしょう。すなわち、仕事を趣味やワークライフのように楽しむこと、得意な領域で想像的な仕事で新しい価値を生み出していくことへの楽しさを見出していくことにマインドチェンジしていくことであると考えています。少々、例えがぶっ飛んでしまった感はありますが、特筆したいのはこの部分で、どうやって働くことを「楽しいこと」に変えられるか?ということです。ここでいう楽しいというのは、仕事へのやりがいや人とのつながりを伴った達成感など、それでも少々深い意味を有しています。 

Aburi Groupが推奨する、実現させたい仕事が楽しいという価値を3つ定義します。

①新しい世界を発見することへの好奇心

②人と人とのつながりを大事にすることによって育まれる心の豊かさ

③自分自身の価値を見出すことで得られる自信、自己重要感、高揚感

今回はここまで。                                       次号では、この3つの楽しいに言及しながら、それを具体的にどう実現させていくのか?文言したいと思います!

Torontoに出張しています。国内といっても飛行機で5時間なので日本のその感覚とはちょっと違います。

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