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ナウビレッジ初の男性育休社員に聞く、『育休取得の理由』と『復帰後の変化』【社員インタビュー】

こんにちは、ナウビレッジ管理部の二瓶です!

今回は、ナウビレッジで男性社員初の育休を取得し、先月から復帰している畠山さんにインタビューを実施しました。過去に女性社員の育休取得実績はありましたが、男性社員では初めての育休取得でした。育休取得に対する不安もあった中で、取得を決めた背景や実際の周囲の反応などをお伺いしました。育休について興味がある方や取得を考えている方に参考になればと思います。


■畠山さんは、前職で大手企業のSEとして働かれていたそうですね。具体的にはどのようなお仕事をされていたのですか?

新卒では保険業界のシステム開発に携わっていました。入社後は運用保守やテスト業務に従事し、2年目からは新規システム開発の上流工程を担当していました。各工程の進捗管理やクライアントとの折衝なども行っていました。大規模な案件に関わることにやりがいを感じていた一方で、顧客と開発チームの間に立つ調整業務が増え、自分の意見が反映される機会が少なくなり、次第に転職を考えるようになりました。


■なぜマーケターへの転職を志望されたのですか?

学生時代に旅行系のWebメディアでインターンをしており、Webメディアの新規立ち上げ・運用、所属していた学生団体でのイベント集客などを行っていたので、マーケティングには親近感を感じていました。また、前職の経験から仲介役ではなく、自身のスキルや専門性を高めて顧客に価値提供がしたいと思い、マーケターを志望しました。


■入社当時のナウビレッジは社員数8名程でしたよね。大手企業からベンチャー企業への転職に不安はありませんでしたか?

不安はなかったですね。顧客の声にしっかりと応えたいという考えから社員数が少ないベンチャー企業を希望していましたし、初回の面談で代表の今村が会社の理念や過去・現在・未来について丁寧に説明してくれ、自身の希望する環境と合致していると思いました。また、他の社員とも会いましたが、どの方も自分と年齢が近いのに優秀な方ばかりで「この環境で働くと自分の成長に繋がる」と思い、入社することを決めました。



■入社後はどのようなお仕事をされていたのですか?

ナウビレッジでは、どの社員もマーケティングに関わる業務を広く担当しますが、自身も例外ではなく、Google広告、Meta広告、LP・サイト制作、SEOの記事作成など広く担当していました。1人で担当する顧客もあり、自分で思考して提案し、実行まで一気通貫して担当することができるので、自身の介在価値を実感できました。また、スケジュール管理や顧客へのヒアリングや調整などは前職の経験も活かすことができていると思います。


■育休取得はもともと考えていたのですか?

正直、子どもが生まれる前は育休は考えていませんでした。ただ、仕事は順調でリーダーにも昇格できた半面、平日は仕事が忙しく、リモートワークもしていましたが、子どもと触れ合える時間が限られていることに疑問を感じ始めたんですよね。奥さんからは「育休は取らなくていいよ!」と言われていましたが、仕事と家庭のバランスが中途半端になるのであれば、しっかりと休暇をとる方が良いと思い、育休取得を決めました。やっぱり子どもは可愛かったので、できるだけ同じ時間を過ごしたいとも思いました。


■会社にはどのタイミングで育休取得を伝えたのですか?

育休取得の1.5か月前ぐらいですね。既に子どもが生まれて5か月ほど経っており、育休を取得するなら6ヵ月間は取得したいと思っていたので、急で申し訳ないと思いながらも伝えました。代表の今村に伝えたところ、全く反対されることもなく、逆に推奨されました。伝えた後の対応も非常にスピーディーで助かりました。今村も3人のお子さんがいるので、子どもと過ごす時間の大切さを理解してくれていたのだと思います。そのことを奥さんに伝えた時、「取っていいんだ!」と驚かれました(笑)。確かにベンチャー企業では育休が取得しづらい雰囲気があったり、育休取得で不利益を被る会社もあると聞きますが、ナウビレッジではポジティブな言葉をくれる社員ばかりで、有難かったです。


■育休までの期間も短く、引継ぎも大変だったのではないですか?

引継ぎは非常に大変でしたね。。。(笑)新卒2名がチームにいたため、特に引継ぎの資料はしっかり作成しました。担当していたクライアントごとに資料を用意し、支援内容や事業概要、担当遍歴や簡易的な組織図なども作成し、細かい情報も記載しました。引き継ぐ社員が、その会社の全体像を理解できるよう心がけ、誰に何を聞けばよいかなども明確にするようにしました。


■育休中の印象に残ったエピソードは何かありますか?

子どもが初めて立った瞬間は感動しました。育休に入ってすぐだったのですが、今までは子どもの成長は奥さんの撮った写真や動画で見ることが多く、自分の目で見る機会は少なかったんです。リアルに成長を見れたことは、育休に入って良かったと思った最初の瞬間でした。寝かしつけも苦労したという意味では印象に残っています。(笑)奥さんにコツを聞いたり、ネットで調べたりしました。PDCAではないですが、自分なりに工夫し、最終的には自分なりの方法を見出すことができました。今では寝かしつけは、奥さんより上手い自信があります!(笑)



■実際に育休を取得して分かったメリット・デメリットはありますか?

子どもと過ごす時間が増え、成長過程を見れたことは取得したメリットですね。また、育児に関するほぼ全てのことを1人でもできるようになったことも大きかったと思います。デメリットは収入面です。育児休業給付金などはありますが、通常より収入は減るので、そこは正直不安な部分はありましたね。


■復帰して1か月が経ちましたが、仕事の状況はいかがですか?

有難いことに忙しくさせてもらっています(笑)。こんなに早く多くの仕事を任せてもらえるとは思っていませんでした。育休期間の半年間で社員も5名以上増え、チーム体制も変わるなど、ベンチャーのスピード感を再度実感しています。マーケティング業界は変化が早く、広告のアルゴリズムも変わります。半年前の情報も古い情報になることが多いので、育休中もSNSなどで最新の情報をキャッチすることを心がけていました。社内の知識共有チャットも欠かさずチェックもしていましたね。そのおかげで、知識で遅れを感じることはありませんでした。社員ともマーケティングの会話をスムーズに行うことでき、「自分の知識が通用するぞ!」と思いました。

育児に関しても、1人でもできることが増えたので、復帰してからは仕事と家庭の両立を円滑に進められていると思います。こういった面も含め、やはり育休を取得して良かったと思いますね。



■育休を取得するためにやっておいた方が良いことってありますか?

早めに相談する、引継ぎをスムーズにするために普段から顧客情報をまとめておく、情報共有を行うなどはもちろんですが、自分の武器を持つことが大切だと思います。育休復帰後に仕事についていけるかは少し不安だったのですが、自分が得意な業務などはスムーズに行うことができ、焦りを軽減できました。


■最後に育休取得を考えている人にメッセージをお願いします。

半年間育休を取得し、本当に素敵な時間を過ごせました。育休を取得するかどうかは、それぞれの状況によって異なるので、自分が納得できる結論を出すことが大切だと思います。私自身は、育休取得前、会社に迷惑をかけてしまうのではないか、収入が減るが大丈夫か、業務についていけなくなるのではないかなど不安が大きかったですが、今は本当に取得して良かったと思います。

何より育休を取らなくてもいいと言っていた奥さんから育休復帰前に言われた「育休を一緒に取れて良かった」という言葉が1番嬉しかったですね。

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