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サラリーマンなら出世せよ!

サラリーマン上がりの経営者です

僕は20年ほどサラリーマンを経験して経営者になりました。

サラリーマン時代にいろんな経験をし、経営者になってからも毎日が勉強の連続です。

今の立場になってからもサラリーマンの方、経営者の方どちらにもたくさんお会いし、一緒にお仕事をしています。

そんな中でひとつ気づいたことがあります。

それはタイトルの通り、サラリーマンなら出世すべきだということ。


「役職や肩書なんて飾りにすぎない」

「そんなことよりいかに良い仕事をするかだ」

「出世を目指した社内政治なんてまっぴらだ」


僕もそう考えていた時代がありました。

そんな僕がなぜ今の考えに至ったのか、少しお話しします。

気楽な気持ちで聞いてください。


役職者と一般社員の違い

役職者とそうでない人の違いはなんでしょう。

それはずばり責任と権限です。

役職者はチームの成果に責任を持たなければならず、もし失敗しても言い訳は出来なくなります。

権限を与えられるので判断や選択を求められる機会が多くなり、前例のないチャレンジや予算取りなどにも取り組むようになります。

自身の仕事の良し悪しがチームの、そして会社全体の業績に直接影響を及ぼすようになるのです。

僕が考える出世というのは、肩書がついて偉そうに威張れる権利でも、給料が増えることで自己肯定感を上げるための手段でもありません。

出世は会社の命運を握るスリリングなチャレンジであり、達成感も絶望感も味わいながらビジネスパーソンとして成長してゆく機会なのです。


対外的にはどうなのか

役職者になって得られる責任と権限は社内に対してだけではありません。

取引先に対しても同様です。

お客様に提供したサービスのクオリティに対して責任が発生し、それを提供するために割く社内のリソース等について権限を持つことになります。

なので、あなたが出世するかどうかは取引先の命運も握ることになるのです。

僕は実はこちらの方が大切なのではないかと考えています。


お仕事でお付き合いしている方の役職が上がることはよくありますし、その際は必ず祝意を述べます。


そんな時に

「たまたま人がいなかっただけです」

「役がついてもやることは一緒なんですよ」

「私なんて全然偉くないですよ」


と謙遜される方を見ると、少し寂しい気持ちになります。

謙遜という日本人特有のマインドは素晴らしいと思うのですが、ここで謙遜はやめましょうよ。

せっかくだったら

「〇〇さんが私を鍛えてくれたおかげで社内でも評価され、この役をもらうことが出来ました。ありがとうございます。これまでにいただいたご恩を何倍にもしてお返ししていくので、覚悟しておいてくださいね!」

その方が今まで付き合って来て良かったと思えませんか?

これからもこの人にはいろいろお願いしようと思いませんか?


サラリーマンなら出世して、胸を張って自慢しようぜ!




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