1
/
5

入社研修とその後の教育・育成環境

【個人と会社の成長は連動】

DiCE JAPANは企業理念には創業時から変わらず、
「心惹かれる人財を育成・輩出」
を掲げています。
これは企業の成長には、そこで共に働く社員の成長が不可欠だからです。

社長や役員、管理職がマンパワーで導くことも重要ですが、それだけでは限界が来ると考えているからです。少数のカリスマエンジニアやスーパーエンジニアを求めるのではなく、社員全員が一定レベル以上のエンジニアになって欲しい、そうする事が当社の強さに繋がると信じて人材育成を考えています。

とはいえ創業当初はその想いに見合う環境を整えることが出来ていませんでした。教育体制の内製化は社内リソースも足りず、私も勉強足らずな部分もあり不可能だったので、外部の力を借りて研修を行うことで精一杯でした。充分な環境がなかったにも関わらず、創業当初から今も共に走ってきてくれている社員には感謝しかありません。

2024年に6期目を迎え、ずっと人が育つ環境を創りたいと考え続け、成功と失敗を繰り返しながら構築していった現在の教育環境についてお伝えしたいと思います。

【入社研修】

“入社研修”は、毎年のようにブラッシュアップしています。
当社は実務未経験からの採用率も高いので、いかに質が高く、実務に直結する研修は何なのか常に試行錯誤を繰り返しています。入社時の知識や技術のレベルや社会人経験等によっても期間1-2ヶ月と前後しますが、基本的に同じカリキュラムを全員が受けます。

<カリキュラム例>
・DiCE JAPANについて
・人間性教育
・IT基礎知識
・ビジネスマナー
・プログラミング基礎
・システム開発実習

プログラミング、システム開発に関するカリキュラムでは、プログラミングスクール等のカリキュラムとは異なり、技術体験や成功体験をしてもらう事を柱としているのではありません。少し厳しいことかもしれませんが「学びたいならお金を払ってスクールに行けば良い」、だからこそ入社した時点で“受益者(生徒)”から“提供者(技術者)”に変わって欲しいという想いがあります。

だからこそできる限り実務の大変さや苦労を疑似経験してもらい、“無知の知”に気づいてもらう事を中心に研修内容を作成しています。実際職業訓練校やプログラミングスクール、独学等で学んだ後に入社した社員からも
「プログラミングやシステム開発を甘く見ていた」
「自分に足りない部分が見えた」
「もっと経験を積まないといけないと思った」
という感想が出てきます。
今後は更に現在の研修内容を充実、発展させて、一人でも多くの社員がレベルの高いエンジニアになるためのスタートダッシュを切れるような研修内容にしていきます。

【学習環境】

入社研修が終わると、実務があるのでなかなか長時間集中して学習する事が難しくなってきます。集合研修を中心にしてしまうと、“集まらない=勉強しない” という負の習慣を生み出してしまう事になります。そこで当社では、継続的に学習が出来る環境を整える為の4つの環境整備をしています。

①eラーニング
②書籍貸出
③資格取得支援
④社内集合研修

それぞれの内容をご紹介します。

①eラーニング
社員が家でも、移動中でも学習ができるようにeラーニングのシステムを導入しています。
2023年5月時点で約300講座の受講が可能で、内容も各言語のプログラミング、要件定義や設計等の上流工程、資格取得向け等IT関連の講座はもちろん、ビジネスマナーや財務、マーケティング、メンタルヘルス等幅広く学ぶことが出来ます。講座の追加も会社が一方的に提供するのではなく、社員からの要望も取り入れながらセミナー選定を行っています。

②書籍貸出
プログラミングの技術書、専門書は一冊一冊がそれ程安いものではありません。そこで当社では、社員から依頼のあった書籍はほぼ全て会社で購入しています。その書籍は図書館のような形で貸出をしています。複数の社員が同じ時期に同じ書籍を希望する場合もありますが、その場合でも同じ書籍を複数購入しています。書籍の内容も、プログラミング等のIT関連の技術書もあれば、自己啓発関連のビジネス書、心理学の書籍などもあり幅広く勉強する事が可能です。

③資格取得支援
実務未経験の方や歴浅エンジニアの方にとって、スキルアップ、キャリアアップの手段の一つに“資格取得”があります。そこで当社では、先のeラーニング、書籍購入と共に資格取得の際の受験料試験料を試験の合否に関係なく会社で負担しています。DiCE JAPANでは全社員が取得する資格(秘書検定)がありますが、それも含めて現在当社では40種類以上の資格を資格手当・受験料負担の対象にしています。基本情報技術者試験等の国家資格系、JAVAプログラマ資格等のベンダー資格系、変わったところでは弊社の取組に関連する資格として健康経営アドバイザー、JBCボクサーライセンスも対象となっています。
今後も必要・重要となりそうな資格は対象にしていきます。

④社内集合研修
1-2ヶ月に1回を目安に社員向けの集合研修を行っています。当社では、企業研修や社会人向けセミナーを行っています。研修は“Bizdo(ビズド)”というDiCE JAPANオリジナルの育成プログラムを中心に構成されています。基本的には“能力向上”“考え方醸成”“目標設定と達成”が柱になっています。また社内プログラム以外も外部講師も積極的に取り入れて、幅広い知識、共用、スキルを獲得してもらい“人間力”を上げて行くことを目指しています。

このようにDiCE JAPANの「心惹かれる人財の育成・輩出」は、複数の育成環境、育成プログラムを基に行っています。現状の内容で満足しているわけではありません。更にブラッシュアップさせて、社員の人生の充実度を上げてその先にいる多くの顧客、ステークホルダーに貢献できる組織にしたいと考えています。

DiCE JAPAN株式会社からお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?
DiCE JAPAN株式会社では一緒に働く仲間を募集しています
1 いいね!
1 いいね!

同じタグの記事

今週のランキング

中村拓真さんにいいねを伝えよう
中村拓真さんや会社があなたに興味を持つかも