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【社員インタビュー|マリーさん&ぱるぱるさん 前編】IP事業とかメタバースとか今やってることは入社前に想像もしていなかったです

こんにちは。株式会社ドズルインターン生のさんちゃんです。今回は2023年2月9日にドズル社公式noteにて公開された、社員インタビューの記事をご紹介いたします。前編ではYouTube事業部 IP事業担当”マリー”さんのインタビューが行われています。株式会社ドズルではどんな人が働いているのか、ぜひ最後まで読んでお確かめください。

※部署名や各制度、社員に関わる情報、チャンネル登録者数などの情報はインタビュー当時のものです(2023年1月)



2023年1月26日。ドズル社はついにYouTubeチャンネル登録者100万人に到達した。

その原動力となったのは日常動画の面白さはもちろんのこと、数々の大規模イベントの魅力にもあることに異論はないだろう。

2022年もドズル社は、『ドズル社ランド』、『ドズル社ランド夏』、そして『ドズル社キャラバン』という大規模イベントを3度、開催しファンを歓喜させた。

このドズル社の大規模イベントの規格外の成功の裏側はどのようなスタッフによって支えられているのか。

本日は“気軽に使えるラストエリクサー”ことYouTube事業部 IP事業担当“マリー”さんと、“サポートLv99”の異名を持つYouTube事業部 チーフマネージャーの“ぱるぱる”さんのお2人にインタビューを行った。

前編はマリーさん、後編はぱるぱるさん中心となる。
このインタビューを通して、いま、多くの企業が注視しているというドズル社のコミュニティ作りの秘密にも迫りたいと思う。

(インタビュアー、文責:ponta)



「ドズル社は、出勤がないのがめちゃめちゃ良いんです」

(インタビューはバーチャルオフィスツール“ Gather.town”内のドズル社オフィス屋上で行われた)

――今日はよろしくお願いします。

ぱるぱる
よろしくお願いします。

――雪、東京でパラついてきました。みなさんのお住まいではどうですか?

マリー
降ってます。というか、めっちゃ吹雪いてます…。

ぱるぱる
私のところは、大丈夫です。静岡なので。

――なるほど。お二人は、東京都外に住んでらっしゃるんですよね。ふだん働いているときは全く意識していませんが。

マリー
確かに、場所の意識はぜんぜんないですね。

――雪が積もると、お子さんのお迎えとか大変ですね。

マリー
今日は子どもが休みなので、大丈夫ですよ。

――お子さんが隣にいるんですね。そんなマリーさんの今日のスケジュールを伺っていいですか?

マリー
はい。今日は8時半を始業にしてタスクをこなしつつ、12時に外部ミーティング。14時からはドズル社のメンバー撮影に参加しました。そのあと15時からまた外部の方とミーティングをして、いまに至ります。

――お忙しいですね。

マリー
そうですね。ただ今日はたまたま、子供が風邪を引いてお休みなので、そのぶん早くから働くことができました。

――お子さんのこともふくめ、急なアクシデントにも柔軟に対応できるのはドズル社というか、フルリモートの良さですね。

マリー
そうなんです。ドズル社は出勤がないのがめちゃめちゃ良くて。私は出勤時間がいつも無駄だなと思ってずっと仕事をしてきたので、だいぶ心が軽く仕事ができています。


(ドズル社は「フルリモートで結果を出す」という強いポリシーがある)

――逆に、リモートワークの大変なことがあったら、教えてもらえますか?これはぱるぱるさんに聞いていいですか?

ぱるぱる
うーん。特にないです。まあ、しいて言えばですけど、子どもが家に帰ってきて、私が家にいるって状況でも“ちゃんと働けちゃう”っていうのが、良いのか悪いのか…、という感じですかね。

――なるほど。つまり、仕事とプライベートの切り分けを意識的にしないといけないくらい、自宅でしっかり仕事ができてしまうんですね。

ぱるぱる
はい。

――その場合、「子どもの熱とかあっても仕事できるなら、今日は休まないでほしいな~」みたいに、休みづらい雰囲気とかは、社内にありますか?

マリー
「休みづらい」とかまったくないですね。Slackに一言「休みます」で終わっちゃう。

――軽い(笑)

マリー
社長のドズルさんは、そもそも社員の休みに寛容で「休みも、家族優先でいいよー」と言われます。なので、社内全体に「やることをちゃんとやってればいいよ」という雰囲気が充満していると思います。

いまの仕事内容

――なるほど。そんなマリーさんはドズル社だけではなく、別の会社で働かれていたことがあるんですよね。前職はどんなことをされていて、今どんな仕事をされているんですか?

マリー
前職というか、正確には“今もやってる”ですね。株式会社ドズルは副業OKなので…。私はそちらで、アウトソーシングサービスのディレクションをやっています。

――“アウトソーシングサービスのディレクション”がちょっとイメージつきません…。

マリー
えっと、様々なクライアントさんから請け負った業務に対し、最適なスキルを持ったスタッフが担当できるように仲介するお仕事です。

――なるほど。

マリー
相手の会社さんの「コレ、手伝ってほしいんだけど」という希望に対して、所属しているスタッフの中で誰が適任か考えアサインしたり、そのスタッフがスムーズに業務に取り組めるようにマニュアルを作成したり、業務の進捗管理をするようなディレクション作業をしています。

――プロフェッショナルスタッフの仲介業務ということですね。株式会社ドズルでやってることと近しいですね。

マリー
そうですね。

――編集者さんやパートナーさん、そして演者さんをしっかりとコーディネートされてますもんね。

マリー
ありがとうございます。私は事務とディレクションが得意分野なので、それがドズル社でも活きていると嬉しいです。

――ぱるぱるさん、マリーさんを見ていて、どんなところが優秀だなと感じますか?

ぱるぱる
全体的に、仕事が凄くデキます(笑)スプレッドシートや、書類整理とかも上手だなって思います。

新しいチャレンジでもしっかり結果を出す秘訣

――やっぱりそうなんですね。ここまでの話で“優秀な事務処理能力”をマリーさんはお持ちであるということがしっかりわかりました。ただ、それだけではなく、いま、IP事業というのをやられていると伺いました。

マリー
はい。

――IP事業で、具体的にどんなお仕事をされているか、聞かせていただけますか?

マリー
そうですね。やっていることは多岐にわたるのですが…。たとえばグッズでいえば、グッズ制作会社さんと週に1回、必ずミーティングして、新しいグッズの進捗を確認したり、改善要望を出したり、密にやり取りをしています。

――ドズル社のグッズはYouTuberの中でもとくに充実していると言われています。マリーさんが、ご担当だったんですね。


(ドズル社グッズの一部。メンバーのイメージカラーや名台詞などをモチーフとしており、推し活にはたまらない逸品ぞろいだ)

マリー
あとはコラボカフェやポップアップのようなイベントも私が担当しています。お店で出すグッズの選定や、スケジュールの決定、会場の押さえみたいなことをやっています。

――なるほど。話を伺うかぎり、それらのお仕事って、単なる事務作業や、仲介業務のはんちゅうを超えているかと思います。そうした新しいチャレンジは大変で、苦手だなと思ったことはありませんか?

マリー
確かに私の今までのキャリアと、IP事業は一見、違うように見えます。でも私はもともと対企業折衝は得意分野ではありました。どちらにしても、自分の会社のいいところと、相手の会社のいいところの折り合いをつけてやっていくってことなので。全然苦手意識とかはなかったですね。

――素晴らしいですね。新しいチャレンジでも過去の自分の得意分野と紐づけてきちんと結果を出してきたんですね。

マリー
ありがとうございます。

失敗しても、いろんな人が助けてくれたのがありがたかったし、お客さんやドズル社にとって、めちゃめちゃベストなやり方で終われたなとは思いました

――そんなマリーさんの、失敗談があれば教えていただけますか?

マリー
直近の話ですが、この前実施したコラボカフェで、もともとはランダムで出す予定ではなかったグッズが、手違いでランダムグッズになってしまったというエラーがありました。お客さんを驚かせてしまい、本当に申し訳なかったです。

(コラボカフェの告知画像。予約待ちであふれるほどの盛況ぶりだった模様)

――それは大変でしたね…。

マリー
でもドズルさんや、カフェの担当者さん、周りのスタッフがみんなフォローして、全種セットを追加で販売するという対応を即日とることができました。ファンのみなさんも温かく許容いただき、“神対応”とも言っていただけました。

――よかった。

マリー
そうですね。こういうとき、いろんな人が助けてくれたのがありがたかったし、お客さんやドズル社にとって、めちゃめちゃベストなやり方で終われたなとは思いました。

――登場人物全員がみんな素敵ですね。それもこれも、マリーさんの普段の丁寧な仕事があってこそかなと思います。

マリー
ありがとうございます。

――そんなマリーさんが、仕事を進めていくうえで大切にしていることはなんですか?

マリー
レスが早いことを心がけています。メールでもなんでも来たらすぐ返しています。返信が遅かったりすると、それだけ仕事が進まなくなってしまうので。

――他には?

マリー
あとは、作業の先回りですね。「聞かれていないけれどこういうところは聞かれそうだな」ってところは予測して調べておくよう、心がけています。

ぱるぱる
マリーは、質問に対して事前に用意してきてるんだろうなみたいなのはよく感じますね。

――なるほど。ドズル社は“先進的なエンタメ企業”みたいなところが注目されがちですが、裏方さんが、レスを速くしたり、準備を怠らなかったりといった仕事の基本を重視しているところに隠れたすごみがあるのかもしれませんね。

マリー
そうかもしれません。

“リアルでも体験できることを仮想空間でも体験しよう”

――今後、ドズル社のIP事業でフォーカスしたいことを、教えてもらってもいいですか?

マリー
会社として、今後メタバースに力を入れていきたいと思っています。ドズル社の考えるメタバースの定義って、“リアルでも体験できることを仮想空間でも体験しよう”っていうことがひとつにはあります。なので、今はリアルでやってるポップアップを、オンラインでも同じようにやろうっていう建付けですすめています。

――というと?

マリー
はい。マイクラのような仮想現実空間にポップアップストアを開催して、いろんなアバターでファンの方が入ってこれて、ドズル社グッズもそこで買えて、そこで買ったものがちゃんと家に届いて、メンバーともそこで触れ合えたりする、っていうのをやりたいなと思っています。

――なるほど。

マリー
マイクラに限らず、別のメタバース空間での開催も考えています。


(現在、マイクラを中心にメタバースイベントは行われているが、それ以外のプラットフォームでの実施も検討中とのこと!)

――私見になりますが、“メタバース”というバズワードにピンときていないんですよね。アーリーアダプターみたいな人が騒いでいるだけで、表層的っていうか…。ゲームになじみがない方にもわかるように説明いただけると助かります。

マリー
そうですね。たとえば、リアルでやってるポップアップストア。“推しのグッズを買うのが魅力”というのは誰にとってもわかりやすいかと思います。でも東京で開催する場合、地方の方はなかなか行けないですよね。

――確かに。僕も群馬に住んでいたとき、推し球団のグッズがなかなか買えませんでした。

マリー
はい。あとは人数限定の抽選から漏れたり、子どもだから遠くまで行けないとか、いろんな障壁がリアルにはあると思います。それをメタバース空間でやることによって、スマホなどの端末さえあれば時間や場所と関係なく参加することができます。

――なるほど。

マリー
そこではお買い物ができたり、ファンアートを見れたり、ドズル社メンバーに会えるという、リアルでは難しいことを実現できます。

――いいですね。セキュリティや感染対策なども不要ですし。

マリー
さらにいうと、ファン同士がそこで交流することができたりするのも魅力だと思っています。お互いの顔を知らなくても楽しめる空間って、結構重要かなと思っていて。リアルだと恥ずかしくても、メタバース空間なら話せるよ、みたいな人もたくさんいるかなと思っています。

――たしかに、“メタバース”っていうとなんだか、最先端のポップテクノロジーみたいに聞こえますけど、その実、子どもや地方在住、車椅子の方とか、耳が聞こえない方でもフラットに楽しめる、人間的なぬくもりのある、地に足の着いたツールかもしれません。

マリー
そうです。そうです。

――しかもリアルの成功事例と経験が裏側にあるのが強いですね。

マリー
はい。

いまやってることは想像もしていなかったけど、すごく楽しい

――マリーさんはドズル社に入る前、こうした業務を任されるというのは想像していましたか?

マリー
ぜんぜん、想像していなかったですね。特にメタバース関係ってのはまったく考えてなくて。前やってた仕事の延長をやるのかなっていうぐらいしか想像してなかったですね。そういう意味で、ドズル社でどんな仕事を任されるかは入社して働きはじめるまでわからないところがあると思います。

――これまでと全く違う分野のお仕事は辛くないですか?

マリー
すごく楽しいです。私、もともと新しい事とかが好きなので、知らないツールを使ったりすることも、むしろ楽しめるタイプです。なのでメタバースも日々、驚きの連続で楽しいです。

――なるほど。社長のドズルさんはとても寛容な人ですが、人間の好みとして、リプが早かったり、前もって準備をきちんとしていたり、新しいことを抵抗なく楽しむ人が好き…なんですよね。その3つがないと、やっぱりこの人ちょっと厳しいな、みたいなことになると思うんですが、そういうところでマリーさんは評価されてるんだろうなと改めて感じました。

マリー
ありがとうございます。

――ありがとうございました。次回では、ぱるぱるさんにお話を伺っていければと思っています。

マリーさんは、普通のデキるビジネスマンというベースの上に、新しいものに積極的に取りくむマインドがあるからこそ、ドズル社でなくてはならない人材になっているようにも感じた。

後編ではぱるぱるさんへのインタビューとなるが、より動画制作の現場に近づいた話も聞かせていただいたので、ぜひ楽しみにしていただきたい。



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