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『ぼくたちの開業(奮闘)日記 』 -長門編①- “室町時代から続く温泉街での挑戦!”(近藤)

はじめまして!〜Staple開業シリーズ〜『ぼくたちの開業(奮闘)日記』の記念すべき第一回目を託された近藤 将基(こんどう まさき)と申します。 この奮闘記シリーズでは、普段はなかなか話さないような、とある施設の開業に向けた裏話や、クスッと笑えるような街の人たちとの日常、そして涙なしには語れない奮闘ストーリーをリアルタイムでお伝えしたいです。みなさま、どうぞよろしくお願いします!!

近藤将基
1998年、愛知県生まれ。大学3年の時、「英語を話せるようになりたい」という思いに突き動かされオーストラリアへ。日本食レストラン、ミートファクトリー、バナナファームという全く異なる環境で働きながら、多国籍な人々との交流を通じて、異文化コミュニケーションの面白さと奥深さに触れる。その後、海運会社やゲストハウスにて勤務の後、友人が送ってくれたPodcastを聴いて"Staple"の存在と活動に触れたことをキッカケに「SOIL Nagatoyumoto」の開業準備に携わりはじめ現在に至る。地域に根ざした「場づくり」に取り組むため2024年10月に長門市に完全移住を予定。

長門湯本との出会い

ぼくは今、2025年3月に開業を予定している宿泊・飲食・サウナ・アクティビティ機能を兼ね備えた複合施設「SOIL Nagatoyumoto」の開業準備チームとして山口県長門湯本に携わっています。
このプロジェクトに出会ったきっかけは、株式会社Staple(以下、Staple)との出会い。「徒歩20分圏内で街の魅力を引き出す場所を作る」というステートメントに強く惹かれ、その後Stapleの想いを体現しながらまちづくりを先導する子会社の「株式会社しおまち企画(以下、しおまち企画)」に入社、「SOIL Setoda」を通じ、広島県生口島瀬戸田にてアクティビティの提供やフロント業務、イベント運営などを行い地域全体の経済を活性化させる活動を行っていました。

そんなある日の、約1ヶ月の東京出張にて。Stapleの代表である岡から長門湯本の開発・開業プロジェクトに対する熱い思いに触れ、「いつかは開業案件に携わりたい」と思っていたぼくは真っ先に長門湯本を訪れ、その土地の持つ魅力に一気に惹かれました。

山と、その間を流れる川と、人々の生活と営み。夏の長門湯本は魅力でいっぱいでした。

長門湯本での暮らしを考える中でふと思い出したのが、かつて瀬戸田への移住を考えていた際、移住者の方から言われた「一度、島で暮らしてみるのもいいんじゃない?」という言葉。「一度、“温泉街で”暮らす、もアリかも!」と好奇心が芽生え、この長門湯本で新たな生活を築くことを前提に、開業プロジェクトに参加することを決意しました。2024年10月からは、本格的に移住予定です!

開業がぼくに教えてくれること

今ぼくは、瀬戸田と長門湯本を行き来しながら「SOIL Nagatoyumoto」の開業準備を進めているわけですが、今まで関わってきた運営の規模とは大きく異なるスケール、考え方や視点、運営の中では感じることができていなかったような細部にまで気を配りながらの開発経験は、まさに学びだらけの日々です。そんな中でも、周りには開業経験のあるチームメンバーや社内のサポートチームなど、心強い諸先輩方がいてくれて叱咤激励とアドバイスを受けながらプロジェクトを前進させることができ、それを通して自分自身の成長を感じる、そんな最高にありがたく、刺激的な毎日をもらっています。

寝食を共にする開業チームの諸先輩方。

いざ、南条踊り本番!!

この数週間、ぼくは長門湯本に代々伝わる地域のお祭り「湯本南条踊り」本番に向けて、地域の人々に加わり踊りの練習に練習を重ねています。この舞はなんと地元で400年以上続く伝統行事。本来は長門湯本出身の方のみが参加できるものですが、地元の方々のご厚意で私たち外部の人間も参加させてもらえることになりました。

地元住民40名の精鋭が集まっての練習風景。

湯本南条踊り
1577年(天正5)から1582年(天正10)の間の伯耆国(現在の鳥取県)羽衣石城主・南条元続と毛利家臣・吉川元春との戦いに縁のある踊りで、元来、吉川藩が芸州(現在の広島県)在藩当時に始められたものであるが、後に、岩国に移る時に、岩国藩の吉例踊りとして伝えられた。その後、長門俵山村に在住していた藩士・来島某ら数名が、岩国滞在の折に、吉川家の許しを得て習得し、俵山で再編成された。1674年(延宝2)、湯本村の庄屋・平川某が、俵山村に特にお願いし、「他の地方には伝授しない。」という約束で習得し、それが、赤崎神社祭礼の奉納踊りとして、現在まで続いているものである。

今年は新人が6名いるのですが、 その中でもぼくはステップが甘いらしく(笑)、ベテランの方からの熱血個人指導が止まりません。

個人指導

個人指導(休憩なし)

ぼくの上達が遅いせいなのか、地元の人々の舞に対する熱い思いが上回った結果なのか、ぼくの指導法に関してベテランの方同士がフォームについて言い争いを始めてしまうトラブルまで発展、終いには誰のどの教えを信じいていいかわからずフォームに迷走中なのですが、本番は明日です。(笑)
ビシッと踊り切れるよう、ラストスパートも頑張りますので、ぜひ本番の様子はSOIL NagatoyumotoのSNSストーリーでご確認ください!

開業に向けて一緒に伴走する仲間を大募集中です!

夢中で走り続け、気づけば開業まで残り半年。長門湯本で生活を送る中で、地元の方々に今回のプロジェクトに期待を抱いてもらっているのだと強く感じます。運営体制の整備と並行して、地元の方々との関わりを大切にしながら、開業後には観光客だけでなく地元の方々もふらっと立ち寄れるそこでまた新たな出会いが生まれるそんな場づくりをしていきたいです。
現在、来春の開業に向けて一緒にプロジェクトを伴走する仲間を大募集中です。興味のある方はぜひお気軽にご応募ください!

もちろん、「一度行ってみたいです」や「カジュアルにお話を聞いてみたいです」というお声もウェルカムです。この記事を読んでくれた誰かと長門湯本についてお話できることを楽しみにしています!

そして次回の開業(奮闘)日記も開業チームによって綴られますので、次回もお楽しみに!

SOIL Nagatoyumotoではホテル開業につき立ち上げメンバーを大募集中です。

・ホテル(宿泊)マネージャー
・ホテル(F&B)マネージャー
・アクティビティマネージャー
・その他ホテルオープニング従業員

長門の魅力や働き方などざっくばらんにお話しさせていただきまので、ご興味いただいた方は「話を聞きに行きたい」からお気軽にお申し付けください!

求人リンク

新規開業ホテルマネージャー
長門湯本の新規開業ホテル立ち上げを担うホテルマネージャー
※具体的なプロジェクトはポートフォリオを参照 1. 新しい形のデベロッパーとして - 自己資金によるご近所づくり ローカル(地方)と都市の双方で、徒歩圏内の「ご近所」に焦点をあて、以下の活動を行っています。 - 地域全体のマスタープランニング・地元有志や行政の方々と共にまちづくり方向性の協議 - 不動産の取得或いはマスターリースを通してホテル、コワーキングスペース、レストラン、その他商店などの企画・開発・運営 - 各施設のデザイン・設計・ブランディング - 不動産の運用及び投資ファンド運営(計画中) 創業から5年で以下の2地域で実績を積み、 - 広島県尾道市 瀬戸田:しまなみ海道の真ん中、サイクリングとレモンの聖地 - 東京都中央区 日本橋:5街道の起点、商いの中心だった江戸の記憶を残す街 今後は以下地域をはじめとしたご近所への参入を決めています。 - 北海道函館 旧市街地:歴史と自然が調和する美しい港町 - 山口県長門市 長門湯本温泉:源泉0メートルの湯を楽しめる温泉郷 2. オペレーター及びデザイナーとして - 第三者オーナーとの協業 他社デベロッパーや不動産オーナーから依頼を受け、ホテルや飲食店の企画・デザイン・運営を行っています。一つのホテルや飲食店の「点」からはじまり、長期的に地域全体の「面」活動へ発展することもあります。 「ご近所」について知りたい方は下記のリンクをご覧ください。 Setoda - https://staplejp.com/setoda/ Nihonbashi - https://staplejp.com/nihonbashi/ Hakodate - https://staplejp.com/hakodate/ Nagato - https://staplejp.com/nagato/
株式会社Staple

求める人物像

地域に愛される人
地元の皆さんに親しまれ、コミュニケーションを取るのが好きな方
ポジティブに考えられる人
困難な状況でも前向きに捉え、解決策を見出す努力ができる方
まちの未来を一緒に考えられる人
長門湯本の発展や改善に対して熱意を持ち、自ら意見を発信できる方
気配りができる誠実な人
細部にまで目を配り、誠実な対応ができる方

共に長門湯本の街を盛り上げることに興味を持ってくださる方とお話できるのを楽しみにしています!

株式会社Stapleでは一緒に働く仲間を募集しています

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