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Assuredが仲間づくりにおいて大切にしている3つの価値観

※このストーリーは、2024年4月17日に Assured note で公開した記事を転載したものです。


こんにちは、Assured代表の大森です。
社内外多くの方に支えていただき、先日、正式リリースから2周年を迎えることができました。
お客様にサービスを提供し始めたことで得た気づきも多く、サービスのさらなる進化に胸を躍らせています。

可能性が拓け始めると同時に、可能性を形にし、お客様や社会へ届けていく上では、今まで以上に採用活動を通じた「仲間づくり」が重要になります。

そこで改めて、私たちがこれまで、そしてこれからも大切にしたい、採用活動における価値観を言語化することにしました。

①「何をやるか」と同じくらい、「誰とやるか」を重視

Assuredは「仲間づくり」から始まりました。

具体的には、プロダクトを任せられる人材の参画が決まるまでは事業検証すら開始せず、兎にも角にも「仲間づくり」を最優先に考えていました。

なぜならば、検証の精度は人に依存することや、検証過程で事業内容が変わる可能性はあれども、人が変わることはないので、「何を」の前に「誰と」が極めて重要と考えているためです。

また、身近な事例として、ビズリーチの創業時も、プロダクト開発に苦慮していた創業者(現 Visional 代表)の南が、CTO(現 Visional CTO)の竹内と出会ったことで事業が大きく飛躍したという経験もあったこともこの順序を選ぶ自信になり、強い意志を持ち挑戦し続けた結果、最終的に現Assuredプロダクト責任者の鈴木さんと出会うことができました。

実際に、鈴木さんが加入してくれたことで猛烈に事業スピードと精度が上がり今日を迎えることができたので、あの時の判断は間違っていなかったと胸を張って言えます。

加えて、仲間づくりは、秀でた人を集めることが目的の全てではないと考えています。

当時、鈴木さんは現職で非常に活躍しており、辞める気は全く無い状態であったなかで、事業相談と称し何度も会話の時間を貰い、時にはラブレターのような長文を送り頭を下げ続けては、「一緒に挑戦して欲しい」と想いを伝え続けていました。

最後は根負けしてくれ、一緒にやろうと気持ちを固めてくれたのですが、「Assuredに参画する」との言葉を貰った時、嬉しさと同時に、「大切な30代のキャリアを託してくれたのだ」とも思いました。

現職はもちろん、世の中を見渡せば数多の企業・機会があるなかで、ビジネスアイデアでしかなかったAssuredという船に乗ってくれたことで、「絶対に成功させるのだ」と強い覚悟感を持つきっかけになりました。

その体験があるからこそ、私にとって採用活動(事業づくりを共にする仲間を見つけること)は、人生を預け合う仲間を探すことであり、大変重く考えています。

②「経験」よりも「渇望感」を大切にしたい

採用面談などの場面で、「Assuredはサイバーセキュリティ領域の事業だから、ビジネス職もそういうサービスに従事されてきた人が多いんですか?」と質問をいただくのですが、セキュリティチームを除くと多くがセキュリティ業界未経験で、入社後から勉強を始めています。

上記を一例とし、Assuredでは「経験」よりも「渇望感(これからどれくらい貪欲に挑戦いただけそうか)」を重視しています。

Assuredの挑戦は、市場が未確立な分野を第一人者として開拓していくという点で、10数年前のビズリーチと似ています。

一時期、ビズリーチ事業をはじめとする、急成長を遂げた会社・事業の歴史を紐解いた事があり、その時の結論として、「経験」は思ったよりも汎用性が低く、特にブルオーシャンを切り拓くような事業づくりにおいては思考の制約条件になりやすいと判断しました。

また、誰しも全てを経験したことのある人はおらず、仮に最初に経験が活きたとしても、事業成長の過程では必ず「寿命」を迎えます。

事業づくりを通じて世の中を変えるためには、長い年月が掛かります。だからこそ、その時点の「経験」ではなく、あらゆる変化に対して学び、変わり続けられる「渇望感溢れる」人材が集まり・活きる仕組みや組織文化を創り出すことで、中長期的に戦える組織を作りたいと考えています。

自身のコンプレックスや将来こういうことをしたい等、現状に満足していない、何かやってやるぞという感情を持っていて、そのエネルギーの矛先が、自分(個人)ではなく世の中や仲間との理想の実現など、他に向いていることを大事にしています。

何より、こちらの記事に書いた通り、私自身が学生時代、丸2年に渡る不登校・ひきこもり期間を経て一念発起し、入社後も周囲からの支えや機会に恵まれ代表として事業づくりをしているので、人の可能性を信じたい、掛けたいという気持ちが強くあります。

③Assuredが創る未来を信じてもらう

転職を検討される際には、現職で得きれない何かがあり情報収集をされるので、「Assuredに入ったらこういうこと出来ますか?/経験が得られますか?」という質問をいただく機会もあります。

その時には決まって、「短期的には難しいかもしれないけれど、中長期的には約束します」と答えます。

その心としては、兎にも角にも事業・会社を成長させることを最優先に考えているからです。

というのも、Assuredは、「一人の力では決して実現できない『世の中はこうあって欲しい』という未来への願いを、仲間と共に叶えていく。」ために存在します。

加えて、機会(および各種資源)は会社・事業規模と大きく相関するため、事業成長なくしてそれらを得ることは難しく、まずは全員が事業づくりに対して真摯に、一丸となり挑むことが最重要です。

その過程においては、ご本人が当初想定していなかった役割や、苦手と感じていたことに挑戦いただくかもしれません。

不確実な場に身を置くことになるからこそ、そこまでしてAssuredで挑戦したいのか、自分の人生を預けるに値するのかを見極めていただく必要があり、それは突き詰めるとAssuredの成長性(≒創り出そうとする未来。対世の中や、組織への向き合い方)を信じられるかどうか、だと考えていて、これを膝を突き合わせて対話することが重要と捉えています。

最後に:仲間づくりとは、互いに人生を預け合うこと

終身雇用が終わりを迎え、雇用の流動化が進むなかではあれども、採用(仲間を迎え入れる)とは、数年〜長ければ10年以上の月日を共にすることを決める行為であり、文字通り人生を託し合う行為です。

だからこそ、お互いが納得するまで対話を重ねることが重要だと考えています。
(決断してから事業づくりに打ち込む時間を考えたら、「考えすぎる」ということはありません)

現時点で、Assuredにおいては画一的な採用プロセスは設けておらず、対話を通じ互いの理解が最も深まりそうな形を提案させていただいています。

また、互いの覚悟が重要になるからこそ、嘘をつかずオープンに、ありのままの姿をお伝えすることも心がけています。そのため、何度も膝を突き合わせて会話をした結果、Assuredを選んでいただくこともあれば、そうではないこともあるかと思います。

仲間づくり/入社を決めることは、お見合いのようなもので、どちらが良い悪いというものではなく、双方の価値観や方向性のマッチングを確認するものだと考えているので、会話の機会をいただけた際にはぜひ、腹を割りながらお話をさせてください。

今後組織が拡大していくなかにおいてプロセスの見直しなどは生じるかと思いますが、これまでも、これからも、ここに書いた想いを胸に、チーム全員で仲間づくりを進めていきます。

色々書きましたが、「世の中、こうあってほしい」という未来への願いを、全員が一丸となって形にし、それが実現された数年〜十数年後、当時を思い返しながら「あの時はああだったね」なんて笑いながら話し合えたら、とてもかけがえのない人生の1ページになるのだろうと思っていて、そうした「仲間」づくりをしていきたいと考えています。

本記事を通じてもし興味をお持ち頂けましたら、ぜひ一度、お話をさせていただけると嬉しいです。


Assured|note
株式会社アシュアードが運営する事業「Assured(アシュアード)」の公式アカウントです。 まだカタチのない未踏のフィールドで、事業づくりに挑戦する過程や仲間たちをご紹介します。
https://note.com/assuredjp/


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