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内閣府主催「東南アジア青年の船」と『雇用とディーセント・ワーク』についてディスカッションを行いました!【後編のその1】

10月30日(水)に内閣府の共生社会政策の取り組みの一つである

「東南アジア青年の船」で【雇用とディーセント・ワーク】というテーマの

視察先企業として参画致しました!

午前は高橋がメインでディーセント・ワークとは

お互いの価値観と、価値観の認め合いとは…についてディスカッションさせていただきましたが

後半はグループで「みんなが考えるディーセント・ワーク」をブレストしてもらい

発表してもらいました!

・仕事を通じて叶えたいこと、実現したいこと

・どうやって叶えていくか

グループは6〜7人で全部で5つ!

それぞれの興味深く、ハッとさせれられる発表だったので

本当は要約してご紹介しようかと思ってましたが

どの内容も素晴らしすぎたので、そのまま、ほぼまるっと

ご紹介させていただきます!

なお、各グループに日本人の青年が1人いるので

発表の際の通訳はその日本人の方にお願いいたしました!

《第1グループ》

最初のグループがまさかのスライドが!!!

あの短時間でよく準備できたね…と、そもそもそこからびっくり!

では、こちらの内容をご紹介させていただきます。

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なにが幸せかと考えたときにいくつかの要因に分けられると考えました。

一つ目はFinance 財政

 …貧困、最低賃金

二つ目はBenefit 利得

 …休暇、年金、本人や家族への社会的保護、保険

三つ目はSafety,Security,protection 安全、セキュリティ、保護

 …ハラスメントのない、平等制、差別がない、機会が平等

四つ目はPsychological needs 心理的なニーズ

 …帰属意識、愛着


幸せとはなにかを考えたときに、3つの円を考えました。

従業員、雇用主ともに、ディーセント・ワークにおいてなにが必要かわかっていて

それが提供、シェアされている必要があります。

『Personality』個人ごとの仕事に対しての価値観

『Needs』異なった国や状況で、「食』や『安全性』など、なにを求めるか

『Deseire』待遇や働き方、給与なども含めて、どんな人になりたいか、どんな人生を求めるか

この3つのサークルの重なっている部分を求めることが

なにが自分にとって幸せか定義できるものと考えます。


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…とってもわかりやすく、かつなるほど!と思わせる発表でした。

個人的な話になりますが『Desire』を明確に持つって

一見簡単そうで難しいなって思ってまして。

情報社会で生きていると、人と比べたり、流されたりして

「あの人の持っているあれ、私も欲しい」

「あの人みたいにいいね!って言われたい」

っていう欲求がうまれることがありますが

「そもそも、私、欲しかったんだっけ?望んでたんだっけ?そうなりたいんだっけ?」

ってなることがたまにあります。

「なりたい自分」を持つって難しいけど、大事ですよね。

《第2グループ》

こちらのグループは、全員で分担しながら発表!

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ディーセント・ワークとは「幸せ」と「居心地の良さ」と定義して議論しました。

議論1_ディーセント・ワークとは…

・実際に自分が提供したもの、対価として還元できるか

・成長できるか

・安全に働くことができる環境

・性別、年齢に関係なく得られる平等な機会、条件

・ワークライフバランス

・職場での良好な関係

・会社の社風、文化とマッチするか

議論2_上記の定義を受けて、従業員、雇用主が達成しなければいけないことは…

・仕事の透明性:仕事においてグレーゾーンあると、平等性が担保できなので

・男女、LGBTQ、関係ない平等性

・安全性と保証

・雇用主と従業員の良好な関係性

・働く環境についての柔軟性:自身にライフステージにおいて、フレキシブルに働く環境を変えること、またそれについての会社からの理解

そして、ディーセント・ワークも大事ですが

ディーセント・リヴィング(decent living)≒貧困をなくすなど、

社会的な課題に対してもアプローチしていくことが大事だと考えました。

議論3_どうやって解決していくか

①それぞれが認識することが大事

・個人:どういう状況にるいか、どういう労働環境が適している課

・会社:従業員の労働環境や、会社が提供している環境

②政府のサポート

・規制、ルールの設定

・財務面のサポート

・研修制度

以上です。ありがとうございました。

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…こちらは、具体的にどうするかをよく話し合ったグループだったかと思いました。

「decent living」、直訳すると「まともな暮らし、適正な暮らし」ですが

日本で言ったら「健康で文化的な最低限度の生活」でしょうか。

やはり国によってその定義は違いますし

また、実際に達成できているかというのも国や地域によって異なるかと思うので

そういった発想がでてくるところが

それぞれのバックグラウンドをもつ青年ならではだなと思いました。。

以上、前半2グループの発表でした!

次回、残り3グループの発表をご紹介したいと思います!

長文お付き合い下さり、ありがとうございました!

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