展示会レポート＃４　賃貸住宅フェア２０２４に出展！顔認証IDプラットフォームFreeiDで、顔ダケで世界がつながっていくを体験

DXYZ株式会社戦略企画室長の兵藤です。
２０２４年８月６日から７日の２日間、東京ビッグサイトで開催された賃貸住宅フェア２０２４に出展しましたので、その様子をお伝えします。

このイベントは、賃貸住宅業界に関わる家主、地主、不動産会社などが集まる日本最大級のイベントとなっています。最新の不動産業務支援システム、住宅設備、建材などを提供する企業が出展し、セミナーや展示ブースを通じて賃貸経営に役立つ情報を提供しているイベントです。
今回は、約１万７０００人が来場して、ドローンを使った建物診断やスマートホーム機器、賃貸管理システムなどが注目を集め、幅広いサービスの情報が一堂に会する熱気を感じるイベントでした。

顔認証IDプラットフォームFreeiDと世界観を伝えるブースデザインの意図

顔認証IDプラットフォームFreeiDは、世の中にある顔認証AIエンジンを繋ぐことで顔認証の民主化を目指す顔認証プラットフォームと世の中にあるサービスなどのIDを顔に繋ぐことでIDの民主化を目指すIDプラットフォームです。このプラットフォームを使用して開発したサービスと住宅設備などが連動することで、業界の課題を解決していくソリューションにしたものがFreeiD MansionとFreeiD Officeとなっています。
今回は、保有する特許から紐解いて分かりやすくコピーライティングして壁面デザインに落とし込み、動画をキービジュアルにして世界観を伝えることを重視したデザインになっています。

★正面デザイン
AOI Pro.と制作したFreeiDの世界観動画を中心にLED行灯を天井に配置することで遠くからでも目立つデザインにしました。「あなたの気持ちと行動を、解放する。」というFreeiDのタグラインもさりげなく置かれています。

★壁面デザインその１
今回、新しい試みとして顔認証を使ったサービス展開を描けるスペースを設置しました。今後、現地にきた人が熱いメッセージを書いてくれることで新しい協業を産み出していけたら良いなと考えています。
次回以降の検討材料ですが、導入実績によって日本地図を塗り替えていくことをデザインに落とし込めたら良いなと思案中です。

★壁面デザインその２
FreeiDが保有している特許が一目で分かるデザインにしました。
動画撮影時にカメラマンに撮影してもらった写真素材も良い感じです。

FreeiDの協業先となる各社展示ブースを視察

まだまだ市場として成長途中の顔認証ですが、意匠性に優れた端末や設置がしやすい商品が展示会に登場しています。運送業者の再配達問題などを解決するサービスも人気でした。

★DOORCOMブース
Akuvoxの顔認証を使ったインターフォンなどを展示しています。
かなり意匠性が良く集合玄関機に顔認証を組み込めるのが特徴となっています。
宅配ボックスで再配達を削減していくことも謳われています。

★アイホンブース
再配達をなくすため開発されたPabbitがかなり人気を集めていました。
やはり社会課題を解決するサービスは、興味をひきつけるんだなと感じます。

★フルタイムシステムブース
こちらも社会課題の配達人員不足を宅配ロッカーの視点で、どのように解決するのかを考えたサービスです。意匠性も優れた宅配ロッカーを開発して多くのニーズに応える姿勢は、さすがフルタイムさんと感じました。弊社も宅配ロッカーの連動先として協業して頂いてます。

★GOALブース
参考展示されていた顔認証スマートロックシステムが大きく展示されていました。
集合玄関機から住戸ドアを顔認証にすることが可能となり、ドアノブに認証機をつけた見た目もスマートな仕組みになっています。まだまだ開発中とのことですが、今後、機器の連動試験などをして一緒に顔認証の普及に取り組んでいけたらなと思っています。

目を惹く素晴らしいクリエイティブの展示ブース

★第一興商ブース
展示会場で、ひときわ異彩を放っていた第一興商ザ・パークのクリエイティブ。
美川憲一さんをあらゆる所に配置したデザインは、インパクト重視で目を奪われるものになっています。
また、通常は駐車料金が書かれている場所に成約することで得られる特典が書かれてるのも考えられたデザインだなと感じます。
黄色のブランドカラーって目立つんだなという学びを得ました。

最後に

今回の賃貸住宅フェアでは、普段お話しすることができていない地主さんなどにアプローチができ、多くの学びを得ることができる会となりました。
次回は、ジャパンビルド大阪に今年３回目の出展をします。
期間は９月１１日〜１３日、場所はインテックス大阪となっています。
お会いできるのを楽しみにしております。